写真(左)ジャズ (中)つるべえ (右)妖怪
■1月14日(水)
朝から北九州市より大ちゃん(劇団の旗揚げメンバー)がやって来る。2月の後半より熊本に事業所を移す為の家探しである。
熊本市の東部か北部か。トラック事業の為、高速道路の入り口も考慮しながら空き家を探している。既に冷凍軽トラックは2台ある。(大ちゃんが購入済み)
3月より私とタッグを組んでの運送業務に乗り出す。彼は12年のキャリアはあり、私は新米である。立場的には彼の部下。私が食べていけるように配慮してのこと。有難いことである。
家は私が住んでいる近所になりそう。学生時代からの旧友・大手運送会社の社長のところを訪ねると、彼は東京出張中で不在にも関わらず、これまた旧友の社長夫人が対応してくれる。・・・話題はブラジル公演に及び、「いつまでもバカやってられるのも才能の内」という笑みを浮かべられた。
夜、中央公民館にて稽古。学生時代の旧友3名(無断で写真を貼り付けた男たち!)が来てくれる。
途中で稽古を抜け出し居酒屋に逃亡!・・・50半ばの男たちは学生時代同様、今の立場・経済力関係なくざっくばらんになる。
稽古終了時(夜10時)より、座長・大ちゃんとの三人で宅呑み延長戦へ。私は途中でダウンするも座長と大ちゃんは朝方4時半まで。
■1月15日(木)
朝早くから電話で目が覚める。二日酔いである。座長も大ちゃんも3時間くらいしか寝ていない。
咲希と座長は衣装・小道具を仕入れに走る。その間、私と大ちゃんは近くの温泉に。家探しは<仮>のままではあるが、後は郵便と電話で決着するだろう。
今年からは随分、環境が変化しそうである。
熊日新聞で劇団笠戸丸ブラジル公演の記事が載る。RKKより電話あり。1月20日の取材の件。マスコミ関係者様には随分、お世話になっている。
ブラジル行きのための自己負担金が揃う。不足金についてはギリギリまで追求する。まったくもって百年前のブラジル移民と境遇が同化する。後、4日で航空運賃を支払わなければならない。尻に火が点いた。カウントダウンである。
夜の稽古は後半へ突入する。梅ちゃんが大漁旗を二枚、持って来てくれる。サブちゃんに頼もうかと思っていたが、これで安心!それぞれが旅公演のために形を整えている。
妖怪君、ごめんなさい。