山南ノート4【劇団夢桟敷】

山南ノート4冊目(2008.10.3~)
劇団夢桟敷の活動や個人のことなどのメモとして公開中。

初夢☆「世界の涯」と「透明人間」

2013-01-05 03:10:23 | モノローグ【エトセトラ】
初夢は「世界の涯」と「透明人間」だった。タイトルが流れる。BGMはお経。
結論から言うと、私は死んでいるのだった。自身の葬式の場から夢が開いた。稽古場だ。
何故、死んだ?・・・どうやら腹上死だったらしい。葬式だというのにご来場の皆さまは笑い転げていた。「こんな幸せな死に方はない。極楽往生!」皆さまが口を揃えて羨ましそうに言っていた。悲しい筈なのに「めでたし、めでたし。」と言う一本締めが始まった。「いよー、ポン!」
うん?相手は誰だ!・・・座長か、サキか、肥後丸か?東田まなみ、まさか、KAREN?私にはこころあたりがない。家族、劇団員たちとは厳格に関係している。誰だ!
待て待て、今から公演に向かうのだ。未だ、死に切れない!・・・そう叫んでも誰も気付いてくれない。私の姿が見えていないのだ。
遠くから「おいでー。」の招き声が聞こえた。寺山修司だった。「キミはブラジルで農業に従事しなさい。」と言っていた。途方もないことだ。
夢から覚めると2013年元旦吉日だった。神社で引いたおみくじは「大吉」。