とにかく暑い。車に乗ったときに、シートベルトのバックルで火傷しそうになり。
涼しくて快適な、天童のVc茂木邸でリハーサル。
ということで、まずはオネゲルをVa倉田氏に聴いてもらいます。前回の私もそうだったことでしょうが、メンバーが楽器を持たずにすぐ近くで聴いているというのはなかなかプレッシャーのかかるものですね。
案の定、力みがあることを指摘され、シュンとなる私たち。…でも、こういうのが良いのです。向上心とマゾ気は、脳の同じ部分にあるのかも知れません。オネゲルについては、後でじっくりと傷に塩を塗りあうことにして、ベートーヴェン。
この曲は本当に良い。ベートーヴェンらしさがピュアに詰まっていて、いつまでも練習する気になる。楽しいのです。もっとこうしたいが止まらない。
素晴らしい古典の曲に飽きが来ないのは、ひとつに「難しいから」。そしてもうひとつが「やっぱり良い曲だから」。
もう良いか…と思えない。人を熱くさせるけれども、無駄に熱くなってしまってもむしろ遠ざかる。近寄ろうとしてもはじき返される。しかし、近寄らずにはいられない。これは何でしょう。
ベートーヴェン・イヤーの最後を飾るにふさわしい曲であることは間違いない。
三重奏最後の名曲。じっくりと楽しみたと思います。
チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。
ただいま5箇所