今年度の一番大きい話題としては、結成以来取り組んで参りましたF.J.ハイドンの全68曲の弦楽四重奏曲の演奏を完奏出来たことです。最初のもくろみとしては、多くの作品を書いている作曲家を取り上げれば、弦楽四重奏団としての基礎作りにもなるし、活動継続の原動力になると考えたからなのですが、ハイドンを定期演奏会で毎回のように取り上げて、ハイドンの生涯を一緒に味わったような大きな財産となりました。
それともう一つ、8年にわたり2ndVnを担当していた今井東子が、第70回定期演奏会を最後に山形響のオーケストラを中心とした活動にシフトするために山形Qを退団しました。
それに伴い、山形弦楽四重奏団はメンバー3人になり、新しいメンバーが決まるまで3人で活動することを決めました。既に4月12日の第71回定期演奏会に向けて活動がスタートしています。
長年親しんできた名称の変更は、今更考えられないので、団体名そのままに3人で活動を続けて参ります。
そして、いつしか4人に戻ることがあれば、よりパワフルな団体になれるように、個人個人精進して参ります。
今まで応援ありがとうございました。
そして、新年度以降も応援よろしくお願いします。