山形弦楽四重奏団 ブログ

演奏会のお知らせ・日々の活動など

山形Q 練習日誌58-vol.8(倉田記)

2015-12-27 23:59:59 | 練習日誌
 未明に記録した本日の最高気温からどんどん気温が下がり、明け方から一日中0度前後の寒い一日となりました。雪もちらほら降り出し、山形の冬らしさも少しずつ深まりつつあります。昨日で今年のオーケストラの業務はすべて終了して、約2週間ばかしのお休みに入りますが、個人的にはまだまだ年内は少しだけ用事が残っています。

 さて、今年最後の山形Qリハーサル日。クァルテットエクササイズの後、F.J.ハイドンのOp.54-2の第1楽章をほぼ通しただけ。そして、F.シューベルト D.87も通すだけのはずが、少しだけ打ち合わせ。

 残りの時間はバルトークの第3楽章、第1楽章を詰めて参りました。バルトークに比重がかかるにしても何とかあと1ヶ月の間に、3人の作曲家の音楽弾き分けてみたいという野望がメラメラと。同じ音符でも作曲家、楽章、キャラクターによって意味が違うはずなので、休みの期間にそれぞれ自分の中で確定しようかと思っています。

 四分音符はこう!八分音符はこう!とどの楽譜演奏しても一緒ではあまりにも情けないですからね・・・。

 また来年頑張りましょう!とお別れ。(次にあうときまで成長した姿をお互いに見せ合おうね!)

 その後、私は受験生のレッスン。そろそろ煮詰まってきていますので、頑張れと応援!あと少しですから。

 帰宅後、今年の業務の疲れから解放されて、温泉後撃沈。お疲れ様でした。

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Merry Christmas

2015-12-24 21:00:00 | 雑記
 

  A Merry Christmas to you!

                     
                       Yamagata Q 
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山形Q 練習日誌58-vol.7(倉田記)

2015-12-21 23:59:59 | 練習日誌
 明日は冬至。今年は雪こそ降らないのだけれど、気温があまり上がらず寒い日が続いてます。雪が降った方がむしろ暖かいのかも。車の運転は楽だけれどとメンバーの女史。

 さて、いつも練習の最初に行うクァルテットエクササイズも惰性にならないように、少しずつ毎回違ったやり方をしています。今日は、特にヴィヴラートについて。上手くいけば、数ヶ月後にはクァルテットの音が劇的に変わるはずです。

 ハイドン Op.54-2の第1楽章を前回やりこんでいったので、本日は第2・3楽章を少しだけ調整。第4楽章は通して終わり。

 シューベルト D.87は、少しずつ方向性をつけて行きましたが、通すことが音楽が出来上がる一番の近道なのかな?昨日までの山形響で演奏したシューベルトもほんの少しだけ参考に。

 そして、最後の2時間はバルトークタイム。前回やっていない第2楽章をメトロノームかけずに、少しずつ音楽を作って行きます。テンポがコロコロと変化する第2楽章は、テンポにとらわれすぎて不自然なつなぎになってもおかしいし、テクニック的には難しくないものの、乗りを覚える(テンポ記憶)するのが少々やっかいです。あわせ過ぎも要注意。

 今年の練習の間に何とか形にしたいなぁ。この曲。

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山形Q 練習日誌58-vol.6(倉田記)

2015-12-15 23:59:59 | 練習日誌
 少し陽が差して暖かくなった本日、山形Qのリハーサルがありました。私がいつものように少々遅刻して行ったら、他メンバ-3人は既にお勉強タイム。喧々囂々いろんな事を話しながら練習していましたよ。

 さて私が加わって、クァルテットエクササイズの後、このところバルトークにかかりきりだったので、ほぼ無視されていたハイドン Op54-2を最初から。第1楽章に時間をかけて、第2楽章以降は流すだけ。その後シューベルト D.87も流すだけ。しばらくやらないと感覚忘れてしまうから練習したのですが、さすがにバルトークに負担がかかっているため、もう少し詰めないと色々問題があります。年末年始にお互い少しずつやっておきましょう。

 練習時間の後半はバルトーク。第3楽章から第1楽章と少しずつ音楽を作って行きます。メトロノームのお世話になっていた前回までから急速に飛躍して、通すところから練習が始まりました。自分の入る瞬間を狙いすぎていて、その後の流れやアンサンブルが乱れる事があります。もう少し大きく息を入れて木を見ないで森を見るところからアプローチして行っても良いかもしれません。お互いに。

 しかし、(また警察官であるメトロノームにお世話になる事があると思いますが)譜面が通った事で今の段階では良しとしましょう。本番近くに焦らないように毎日の積み重ねが重要でしょうね。(人の事だけを言ってはいられないヴィオラ奏者でした)。

 まだまだつづく・・・・・。

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山形Q 練習日誌58-vol.5(倉田記)

2015-12-07 23:59:59 | 練習日誌
 晴れていても寒い日々が続いていて、重苦しい雲が多く冬の空です。

 それでも練習へ。

 さて、クァルテットエクササイズの後、本日はバルトークの第2楽章のみ。ハイドン、シューベルトは先が少しずつ見えてきたので、未だ音楽作りには行けないバリトークをどうにかせにゃぁ~あかん!という事で、ほとんど練習手付かずの第2楽章を最初から・・・・。

 だいたい楽譜で1ページ分を遅いテンポでメトロノーム付きで、すべての音をテヌートで演奏する(ダイナミクス変化もなし)事にして、全体の響の確認を何度もした後に少しずつテンポをあげてゆきます。

 テンポがゆっくりな間にボウイングの調整をし、ある程度テンポが上がってきてから、少しずつ楽譜にある音のキャラクターで(スピッカートやアクセントなど)演奏してゆき、最後にメトロノームなしで弾いてゆきました。

 そしてまた次のページを同じように練習して、約5時間の練習時間内でなんとか第2楽章が通るようになったはず??

 これでバルトークの全楽章を一応細かく練習してきたので、次回からは少しずつ音楽作りに移行します。しかし、また問題等(いつまでもなくならない!)が出れば、今日のような練習を取り入れると良いでしょうね。もう少し曲が体に入るまで、お互い頑張るしかありません。

 バルトークさん!弾きがいのある作品を残してくれてありがとうございます。年内の練習はあと3度。

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ラジオの力、音楽の力

2015-12-02 23:59:59 | Topics
 以前書きました記事はこちら。
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未完の五線紙~戦没作曲家・紺野陽吉が託した音楽~

 公開セミナー~ラジオを楽しむ(5)のイベントが来年2016年1月16日(土)に、13時~16時30分(開場12時30分)の予定で、山形県生涯学習センター遊学館にて開かれます。

 当日は、未完の五線紙だけではなく「花は咲けども ある農村フォークグループの40年」も取上げられて、フォークソンググループ影法師も出演します。生演奏があるそうですよ。

 お時間がある方は是非ご来場していただき、故郷の作曲家~紺野陽吉への認識を深めていってくださいませ。(残念ながら私達~山形Qの演奏はございません。)
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