山形弦楽四重奏団 ブログ

演奏会のお知らせ・日々の活動など

12/15の演奏会、記事になりました。

2021-12-29 23:59:59 | Topics

先日12/15の六椹八幡宮公演の模様が、山形新聞(12/16)の記事に掲載されました。

歴史ある神社の社務所での演奏でした。

近所の方々が、楽しそうに聴いてくれていたのが印象的でした。

取材ありがとうございました。

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山形Q 練習日誌84-vol.6(中島記)

2021-12-27 23:58:01 | 練習日誌

 山響は昨日で仕事納め。山形Qは今日で練習納めです。

    ということで、大雪の中ですが元気にリハーサル。今回のゲストのクラリネット川上一道氏が初参加での合わせです。
 
 ついに新曲の全貌を知ることになるわけですが、はやる気持ちを抑えて、まずは穏やかにいけそうな、クロイツァーから。
 
 今回のコンサートのオープニングの曲になります。ベートーヴェンと同時代の、古典的な作品。明るくて落ち着いた曲想が、幕開けにふさわしいかなと。
 
 本番は2月3日ですから、「お足元の悪い中…」などという生やさしい状態では済まないかも知れない。吹雪の中、なんとか無事にお越しくださったお客様に、まずはホッとリラックスしていただけるような作品です。
 
    そしてお待ちかねの新曲。クラリネットが入ることで、より難解になってしまうのでは、という心配はハズレ。沖縄民謡の骨格がはっきりとして、「現代曲」の印象よりも、沖縄への郷愁のようなものが温かく伝わるような響きになりました。
 
 とは言え、意欲的なところもあるので、4人でふたたび爆音メトロノーム。おかげで難所もだいぶスッキリしてきて、ひと安心。
 
 心穏やかに年を越すことができそうです。
 
   これにて、年内の山形Qの活動は終了。いつも応援してくださる方々、ありがとうございます。
 
 来年もまた、山形Qをよろしくお願いします。
 
 チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。  
   ただいま8箇所
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Merry Christmas

2021-12-24 23:59:59 | 雑記

 A Merry Christmas to you!

                     
                        Yamagata Q

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山形Q 練習日誌84-vol.5(中島記)

2021-12-20 23:54:02 | 演奏活動

 ついに新曲が来ました。全部ではないものの、これで何となく曲の雰囲気はわかります。

   それにしても、やることが決まっていて、すでにチラシもできている状態で渡される新曲の楽譜を見るのは、緊張を伴うものです。
 
 そこに何が書かれているかによって、正月返上はもちろん、本番の日まで夜も眠れないことにもなりうる。…このスリルがまた、委嘱初演の醍醐味でもある。と言うべきなのか?
 
 ということで、午前中に新庄で山響のスクールコンサートをこなしてからのリハーサルにて、弦楽器3人での初合わせ。
 
 3日前にもらった楽譜は、いくつかの沖縄民謡をもとにした幻想曲といった感じ。やや音が多いものの、難解ではない印象で、まずは胸を撫で下ろしていたところです。
 
 しかし…合わせてみると、これがなかなか。さすがは気鋭の現代作曲家だけあって、単純に民謡を編曲したものとは違いますね。
 
 民謡が複雑に絡み合いながら、全体としては現代曲としての斬新な作品になっています。
 
 複雑な部分は、山形Q所蔵の爆音メトロノームを活用して合わせていきます。なかなか骨のある本格的な作品だということがわかりました。
 
 次回はクラリネットの川上氏を交えて、作品の全貌に迫ります。
 
 なかなか、やりがいのある作品のようです。…心してかかります。
 
 チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。  
   ただいま5箇所
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広報おおえ(令和3年12月号)

2021-12-18 23:59:59 | Topics

 大江町の藤田の丘分校にて行われた、2021年10月25日(月)のスクールコンサートの模様が、広報おおえ(令和3年12月号)で記事になりました。

 改めて感謝申し上げます。

 来年も何としても伺いたいです。

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山形Q 六椹八幡宮公演

2021-12-15 23:38:18 | 演奏活動

 山形市に「六椹八幡」という神社があります。

 …読めますか?絶対無理ですよね。私は読めませんでした。「むつくぬぎ」八幡と読みます。
 
 そもそも「椹」はクヌギではない。「くぬぎ」と打っても変換できません。何か歴史的な「いわれ」があるのでしょうが、知らないので読めない。もはや暗号のようなものですね。それもまた神秘的で良いのでしょう。
 
 さて、山響からの依頼で「ストリングス」のリハーサル前の午前中に、山形Qでコンサートをしてきました。「会場は六椹神社」とだけ言われてやってきましたが、畳敷きの社務所。
 
 言われればどこででも演奏するのが、山響のアンサンブル業務です。時間と現場だけ言われて集められ、仕事をする。工事現場の職人さんたちに近いワークスタイルなのです。
 
 地域の方を中心とした50名ほどのお客さんの前で演奏してきました。
 
 クラシックから民謡、唱歌、懐メロまで。短時間ですが、楽しんでもらえたのではないでしょうか。クリスマスソングなども演奏しましたが、よく考えると、宗教的に大丈夫だったのかどうかはわかりません。
 
 しかし、こういう形でも、日ごろクラシックコンサートなどに縁のない方々に、身近に生演奏を楽しんでいただく機会として意味のあるものだと思います。
 
 ヨーロッパだと、街の教会で、日常的に演奏会が行われています。それを考えると、社務所も「アリ」なのかも知れませんね。山形がさらに、音楽にあふれる街になるよう、これからも地道に頑張ります。
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山形Q 練習日誌82-vol.4(中島記)

2021-12-12 23:59:25 | 練習日誌

 山響の業務の谷間の今日は、もちろん山形Q。…疲れを引きずらないようにと心掛けるも、体から滲み出て漂うグッタリ感が抑えられない。

 若い頃は、酒飲んで一晩寝ればスッキリとリセットされたものでしたが、少しずつそうはいかなくなってきています。
 
 しかし、コロナの前はこんなスケジュールが当たり前だったはず。体が鈍っているのでしょう。 
 
 ということで、定期のための練習の前に、まずは15日の依頼公演のためのリハーサルから。これも山響のリハーサル前の午前中に行われる強行スケジュールの公演。
 
 また倉田氏に第2ヴァイオリン、田中さんにヴィオラをお願いしての弦楽四重奏です。クラシックから民謡、唱歌から懐かしのメロディーなど、バラエティに富んだラインナップで楽しんでいただきます。
 
 それからようやく、3人で定期の練習。クラリネットを除いてのクロイツァーと、シベリウス。いつ届くかわからない新作が来る前に、少しでも仕上げておかないと。
 
 まだ2回目ですが、なかなか良い曲だと思えるのはシベリウス。単一楽章の短い曲ですが、短歌のように、無駄を排して凝縮した世界観を感じさせる曲です。
 
 3人が一体となって動けるかどうかがポイント。もう良い歳なので、小さな自我から離れて、音楽に身を任せたいものです。
 
 
 さあ、今年も残りわずか。良い年末年始が過ごせるよう、まだまだ頑張りましょう。
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大江中学校スクールコンサート(第二回)

2021-12-08 23:27:36 | 演奏活動

 寒い…でも、真剣に聴いてくれる若者たちを前にしたら、一生懸命に熱い演奏をしたいと思うものです。

   ということで、今日は早朝から山形Qの大江中でのスクールコンサート。
 
 たぶん、さらに早くから温めてくれた体育館ですが、生徒たちも制服の上に完全防寒の上着着用で集合。
 
 今回は1年生と2年生。吹奏楽部の生徒もいるので、ホルンの実演などは、それなりに興味深く聴いてもらえたのではないかと思います。
 
 声を大にして言っておきたいのは、大江の中学生が本当に素晴らしいということ。寒い体育館ながら、最初から最後までビシッと真剣に聴いてくれました。
 
 毎回恒例の「質問コーナー」を今日もやりましたが、頭の良さそうな吹奏楽部の子が「大勢の人の前で演奏するのは緊張すると思うんですけど、そういう時はどうするんですか」みたいな、ナイストス的な質問をくれたりします。協力的なのです。
 
 
 おかげで今日も、良いコンサートになりました。準備してくれた先生方、大江町の教育委員会の方など、関係各位に感謝。
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山形Q 練習日誌82-vol.3(中島記)

2021-12-07 23:39:07 | 練習日誌

 寒くなってきました。雪はまだ積もっていませんが朝は氷点下の日もあり、車のフロントガラスが凍っています。

 さて、ようやく山形Qの第82回定期のための練習がスタートです。今回(2月3日)のプログラムは、クロイツァー「クラリネット四重奏」、シベリウス「弦楽三重奏」、そしてクラリネットの川上一道氏の委嘱作品の新垣雄「Rhapsodey in Uchinaa Ⅱ」です。
 
 さて、世界初演の委嘱作品は、いったいどんな曲なのか?
 
 期待が高まるところですが…まだできてません。
 
 やっぱりね。だいたい作曲家というものは、演奏家のことを考えていないので、練習にどれぐらい時間がかかるかなど、そういうことにはお構いなしなのです。
 
 個人的にはこれまでも、新作には何度か酷い目に遭っていますが、最悪だったのはジャズ。日頃から即興でやるジャンルなのはわかりますが、こっちはそうはいかない。アドリブもちゃんと譜面にしてくれと、ずっと前から懇切丁寧に何度もお願いしていたのにも関わらず、来たのは前日の真夜中にファックスで。…クルンクルンした長大なファックス紙相手に、消音器つけて寝ずに朝まで練習してそのまま行きました。若いから我慢できましたが、今だったら断ってましたね。
 
 話はそれましたが、そういうわけで新作はお預け。年内には届くと良いのですが。
 
 ということで、今日は残り2曲を弦楽器3人で。
 
 クロイツァーは、古典的な聴きやすい曲です。知られていない曲ですが、埋もれるのはもったいない、心地の良い曲です。
 
 そしてシベリウス。これも知られていませんが、単一楽章の曲で、集中力がすごい。シベリウスの硬質なロマンが凝縮されたような曲です。
 
 まあ、どちらも今日は「はじめまして」の感じで、さらっと合わせて終わりました。
 
 …何といっても明日が早いのです。明日は、大江中学校スクールコンサートの2回目。なんと朝8時に集合です。そしてその後に山響のリハーサル。
 
 もう冬ですが、芸術の秋はまだ継続中。早めに休むことにします。
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大江中学校スクールコンサート(前編)

2021-12-02 23:59:59 | 演奏活動

 関東の演奏旅行から昨日戻って来ましたが、今日は山形Qでの大江町でのスクールコンサート。昨年の左沢小学校に続き、今年は大江中学校です。

 昨日までの千葉とは全く違う気温の山形。しかも大江町となれば、すでに雪に包まれていることも覚悟しましたが、行ってみると雨で、ひと安心。そして、先生方のおかげで会場の体育館もジェットヒーターによって温められていました。
 
 今回は山響首席のホルン梅島氏をゲストに迎えて、モーツァルト「ホルン五重奏」をメインに、後は弦楽四重奏を聴いてもらいました。今日の公演は3年生のみ。広い体育館を贅沢に使ってのコンサートです。このあたりもきのうまでと比べて、常に「密」を恐れなければならない都会とは大きく違うことを実感。
 
 吹奏楽部があるので、生徒たちもホルンの妙技に関心を持って聴いてくれたように思います。終演後は、梅島氏を取り囲んで、いろいろと質問などして良い交流があったようでした。
 
      
 
 …年齢も近いですしね。私達と梅島氏より、氏と子供達の方が近いとは。まあ、私の下の子が中3ですから仕方がない。決してひがんでいるわけではありません。
 
 せっかく演奏家が学校に訪れるという貴重な機会ですから、こうして活かされるのは、嬉しいことです。
 
 さて、1・2年生は日を改めて8日の開催です。また、そちらも良いコンサートになるよう頑張ります。
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