「ああ…旅行中に飲み過ぎて気持ち悪い」
「大丈夫ですかっ?硬くなってそうな肝臓でも、もみましょうか。」
「…遠慮します。」
という会話がなされている…わけではありません。
さて、昨日まで山響の演奏旅行で関西にいましたが、その疲れも見せずに、いよいよ4月25日の「第55回定期」に向けた練習です。
今回は何といっても、「フランスものの夕べ」。
私が極めて個人的に思うところの、最高の弦楽四重奏作品である、フォーレの四重奏曲をメインにすえて、あとは待望のオネゲル、そしてハイドンシリーズ。
休んでる場合ではありません。というより、休んでるより楽しい(…私だけか?)。
ということで、フォーレから。
これは再演ですが、何度弾いても素晴らしい…のは当然ですが、これだけいろいろと経た今、再び弾いてみると新しい発見もありながら、やはり四重奏団としての成長を感じます。前回は本番当日でさえも、今日よりも混沌とした印象でした。カオスの中で、私ひとりが満足しているような。
しかし今回は違います。めまぐるしく変わるハーモニーを、四人で楽しむことができそうな予感。
そしてオネゲル。激しい曲です。ぶつかり合って火花を散らし、やがてその焔に世界自体が飲み込まれて破綻する。そして、瓦礫の中から最後に湧き上がる「祈り」…本当に素晴らしい。
まあ、今日のところは「祈り」は立ち上がらずに終了。収拾がつかないほど破綻したから…ではなくて、時間切れです。曲の難しさのわりには、初回から光明が見えている気がしています。
素晴らしい名作プログラム、じっくりと楽しみたいと思います。
「大丈夫ですかっ?硬くなってそうな肝臓でも、もみましょうか。」
「…遠慮します。」
という会話がなされている…わけではありません。
さて、昨日まで山響の演奏旅行で関西にいましたが、その疲れも見せずに、いよいよ4月25日の「第55回定期」に向けた練習です。
今回は何といっても、「フランスものの夕べ」。
私が極めて個人的に思うところの、最高の弦楽四重奏作品である、フォーレの四重奏曲をメインにすえて、あとは待望のオネゲル、そしてハイドンシリーズ。
休んでる場合ではありません。というより、休んでるより楽しい(…私だけか?)。
ということで、フォーレから。
これは再演ですが、何度弾いても素晴らしい…のは当然ですが、これだけいろいろと経た今、再び弾いてみると新しい発見もありながら、やはり四重奏団としての成長を感じます。前回は本番当日でさえも、今日よりも混沌とした印象でした。カオスの中で、私ひとりが満足しているような。
しかし今回は違います。めまぐるしく変わるハーモニーを、四人で楽しむことができそうな予感。
そしてオネゲル。激しい曲です。ぶつかり合って火花を散らし、やがてその焔に世界自体が飲み込まれて破綻する。そして、瓦礫の中から最後に湧き上がる「祈り」…本当に素晴らしい。
まあ、今日のところは「祈り」は立ち上がらずに終了。収拾がつかないほど破綻したから…ではなくて、時間切れです。曲の難しさのわりには、初回から光明が見えている気がしています。
素晴らしい名作プログラム、じっくりと楽しみたいと思います。