山形弦楽四重奏団 ブログ

演奏会のお知らせ・日々の活動など

大江町立本郷東小学校にて演奏してまいりました(茂木記)

2022-11-28 23:59:59 | 演奏活動

本日は大江町の本郷東小学校にて演奏してまいりました。

メンバーは、ヴァイオリンの中島、ヴィオラの倉田夫妻、オーボエの柴田氏に私茂木の五名にて。

ヴィオラの倉田夫妻のホームタウンでの公演ですので、プログラムも隅々まで本気モード。

モーツァルトの五重奏曲をオーボエの柴田さんとともに全楽章。

他にも、東北民謡や古今の名曲・童謡・唱歌を。

途中の質問コーナーでも、山形Qメイン頭脳の中島によるキレッキレの解説で充実の内容に。

オーボエの柴田さんの演奏も、安心の大安定で素晴らしいかぎり。

そして、本日はとにかくあたたかかった。

演奏を聴いてくださった生徒の皆様、そして燦々と降り注ぐお日様の光線。

どちらも本当にあたたかかった。

熱心に聴いてくださる生徒の皆様、そして程よい日差しに温まる体育館、すべての好条件が揃った最高のひとときでした。

本日のすべてのよき巡り合わせに感謝です。

今日いただいた元気が、明日からの活力になります!!

ありがとうございました!!

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クァルテットのお時間ですよ vol.6

2022-11-25 23:59:59 | スナップ

 本日、山形響の午前午後の音楽鑑賞教室の後に、クァルテット演奏してきました。

 中道リース株式会社様30周年記念のパーティーでの余興演奏です。

 山形響事務所から派遣されました。

 1stVnには、山形響新人の河村佳奈さんを迎えて、F.J.ハイドンの「日の出」他を演奏しました。

 クァルテットの活動の中に、演奏会だけではなく、ホテル等で演奏する余興のような活動もたまにあります。

 割と同じような曲目を並べがちですが、山形Qはそれでも山形Qで、難しい本格的な曲目もBGMで演奏する事が多いです。毎回同じような曲目だとマンネリになるので。

 リハーサル・本番の合間や休憩中など、用意していただいた賄いをいただきながら、コミュニケーションをとり演奏に活かすのもクァルテットにとって重要な事です。

 それにしても河村さんと我々では二回りくらい世代が違います。若い子と一緒に演奏するといい刺激になります。

 撮影はチェロの茂木。

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山形Q 練習日誌86-vol.4(茂木記)

2022-11-21 23:59:59 | 練習日誌

早朝の気温がずいぶん下がってまいりました。

昨日までの山形交響楽団定期演奏会の興奮(および疲労)が抜けぬうち、本日は朝からリハーサルでした。

茂木のせいです。

来週にひかえた大江町の小学校での演奏に向けたもので、ゲストにはヴィオラの田中さんとオーボエの柴田さんをお迎えしての五人態勢。

大江の小学生のみなさまにモーツァルトの名曲から味わってもらおうと、五重奏を用意しております。

あとは何曲か弦の四人で演奏する作品を合わせて。。。

どの作品も今までに何度か演奏してきた演目ですので道中あまり不安な箇所も無く、本番まで個人練習で整えておくことにしてお昼前には終了いたしました。

茂木はそそくさと次なる任務へ、、、

お疲れのところ朝から集まってくれたメンバーに感謝!!

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鶴岡アートフォーラムにて演奏してまいりました(茂木記)

2022-11-13 23:59:59 | 演奏活動

 プライベートな演奏会のご依頼をいただき、鶴岡アートフォーラムにて演奏してまいりました。

 演奏会を主宰され今回のご招待をくださいましたO様には、以前にも二度ほどお世話になっており、久しぶりにお会いすることが叶いました。

 演奏の準備に際し、スタッフの皆様と共にとても細やかなお心配りを賜り、万全な態勢で演奏に臨めましたこと心より感謝申し上げます。

 演奏会の前半には合唱団の皆様が歌われ、後半に私たち山形弦楽四重奏団の演奏をお届けして、短い時間にぎゅっと濃密な内容の演奏会。

 弦楽四重奏の演奏は、ハイドンから作品33−3「鳥」、作品76−2「五度」、髙田三郎さんの《山形民謡によるバラード》から「幻想曲」、幸松肇さんの「さんさ時雨」「ソーラン節」「最上川舟唄」などを聞いていただきました。

 今回ゲストで第1ヴァイオリンを受け持っていただいた山形交響楽団の新鋭・豊田泰子さんが、本番中も常に演奏をもっと高めようという積極的なアプローチで、四重奏団メンバーも非常に愉しいアンサンブルのひとときとなりました。

 このコロナ禍にあって、疲れた心身を潤し癒すには、歌と音楽に勝るものはございません。

 主催のO様と合唱団の皆様、お集まりいただいたお客様、会場に集った全員で心に栄養を補充した素晴らしいひとときでありました。

 ありがとうございました!!

 

 なお今回会場として使用された鶴岡アートフォーラムは、山形交響楽団で日頃お邪魔しております荘銀タクト(鶴岡市文化会館)の向かいに位置する施設で、お恥ずかしながら入館したのは今回が初めて。

 清潔感ある白を基調としたモダンなデザインで、冬の時期も寒さを感じさせないであろう豊富な採光で、とても居心地の良い空間が造られてました。

 演奏会に用いたスペースも程よい響に包まれる感じで、気持ちよく演奏することが出来ました。

 またひとつ、庄内に素敵な施設があることを知りました。

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山形Q 練習日誌86-vol.3(茂木記)

2022-11-06 23:59:59 | 練習日誌

13日に予定されているコンサートへ向けて、本日、最終調整が行われました。

ゲスト・ヴァイオリンの豊田さんもしっかり作品に順応してくださり、ハイドンと高田三郎、東北民謡といった個性的なそれぞれの作品への対応も万全といった次第。

今年度は、折あるごとに、最近山形交響楽団へ入団された三名の若いヴァイオリニストにゲストを頼んでおりますが、どなたとご一緒しても実に頼もしく、しかも三者三様で四重奏の音色が大きく変化します。

おぢさん3人での活動が長くなっておりましたので、若人から色々な刺激が入力されることは実に心地よく、さりげない表現の提案・要望が心に響きます。

ひとりのおぢさんとしては、「私たちが長い時間をかけて築いたアンサンブルに合流しなさい」ではなく、「若人がイメージする表現の足を引っ張りたくない」という気分。

加齢による衰えはあっても、年の功で先回りできることがたくさんあるでしょう。

本番までの一週間、さらなる仕込みに励みます。

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山形Q 練習日誌86-vol.2(茂木記)

2022-11-02 23:59:59 | 練習日誌

一昨日に続き、本日も豊田さんとともに弦楽四重奏のリハーサルでした。

久しぶりに演奏するハイドンの四重奏曲を、初心に返ったつもりの新鮮な気持ちで楽しんでおります。

弦楽四重奏曲第76番 Op.76-2「五度」は、弾けば弾くほどなるほど納得、第一楽章の主題がロンドンのビッグベンの鐘の音です。

これも二度にわたるハイドンのイギリス訪問が醸した名フレーズですね。

そして弦楽四重奏曲第39番 Op.33-3「鳥」!!

第一楽章に鳥のさえずりのようなフレーズが、、、と解説されることが多いようですが。

私個人的には、第四楽章を弾くと、夕方の我が家の庭に集う鳥を思い出さずには居れません。

夕暮れ時、我が家の庭に、寝ぐらに帰る途中のシジュウカラやヤマガラが十羽二十羽と大集合するのです。

あの美しい鳴き声の洪水、家路を急ぐせわしなさ、どさくさで紛れ込む恋のさえずり、帰路を急ぎながらも浮かれているようなシジュウカラやヤマガラの様子が、ハイドンの「鳥」の第四楽章のメロディーにとてもよく重なります。

山際に居を構えてはじめて気がついた音風景でした。

ハイドン先生の作品、まだまだ学ぶことが多いです!!

人生経験ももっと積まねば!!

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