山形弦楽四重奏団 ブログ

演奏会のお知らせ・日々の活動など

山形Q 練習日誌67-vol.1(今井記)

2018-01-30 23:08:02 | 練習日誌
 山形Q66回定期を終えてから最初の練習日。早速メンデルスゾーンを、、と行きたいところですが、さにあらず。今日は山響から依頼のアンサンブルのための練習を終えた後は、恒例となった定期明けスペシャルプログラム、「ベートーヴェン初見大会」です。

 久々に声を聞くベートーヴェンは、恐ろしくも楽しく、スリルも満点。いつも初期から順番にいくとなかなか進まないので、わりと最近弾いたような曲はとばしつつ進行していきます。弾いた曲とは言え時間を置いているので、素の自分があからさまになってしまうところが恐怖です。相変わらずここの音程がとれない、、、とか、ノリよく弾くどころか振り落とされないように弾くのに必死、、、とか。自分のダメなところが恥ずかしいくらいさらけ出されるのです。そんな中でも曲の美しさを感じられるのが救い。やっぱりベートーヴェンは天才ですね。
 
 今日はどうやらラズモフスキーの二番の途中で終わりだな、と思っていたら、途中を省略していきなり終楽章。私がいつも止めてしまう恐怖の箇所があるのですが、どうやらめでたくそこはクリア。今回も色々課題多きプログラムでしたが、お陰で最後はちょっとだけハッピーに。次回はもっとハッピーが増えるようにガンバリマス!

 チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。
 ただいま5箇所
 
 
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山形Q 第66回定期演奏会終了。

2018-01-20 23:59:59 | 演奏活動
 大寒の山形。

 本日の演奏会には、遠くは関西の方から東海地方、中部地方、関東地方からもお客様が駆けつけてくれて、ホットな演奏会になりました。もちろん地元山形の方々のご来場にも大感謝申し上げます。

 プレコンサートは、山大生のお二人〜フルートとヴィオラの二重奏曲を演奏してくれました。ドヴィエンヌ良い作品ですね。

 若い子達が頑張っているのだから、叔父さん達も老体にむち打って頑張らなくてはなるまい!!

 大寒の一日は本当はこたつにミカンなのかもしれませんが・・・・。

 今回は、プログラムが素晴らしくて、どの曲もリハーサルを繰り返しても飽きることなく、しかし、いっこうに弾ける気がしてこない曲ばかりでした。

 他メンバー達のアドバイスにお互い耳を傾けながら、なんとか演奏会を終えることが出来ました。

 いつも言っていることですが、演奏する側の努力だけではなくて、いつも応援して下さる方がいらっしゃるのでより頑張れる気がするのです。

 広告を入れて下さった珈琲専科煉瓦家様、会場作りや撤収を手伝ってくれた方々、演奏会に関わった全ての方々に感謝を申し上げて記事を終わらせます。

(倉田記)

 次回演奏会(4/14)まで、練習日誌は今井東子がご案内致します。
  
   
  
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山形Q 練習日誌66-vol.14(倉田記)

2018-01-19 23:49:05 | 練習日誌
 明日〜大寒を迎える今日の山形は、昨日までよりも気温が落ちて、時折太陽が出るものの、肌寒い一日となりました。

 とうとう明日に迫った第66回定期演奏会。

 泣いても笑っても本日でリハーサル打ち止めです。なので、最終確認で軽めの練習に・・・・。

 とはならないのがいつもの山形Q。

 楽譜の読みが深まったり、最終確認録音を聞いて、変更が生じたり・・・・。

 どうにかこうにか、自分の意思を音楽に入れたくなる欲求に勝てなくて、他メンバーにおねだりしたり・・・・。

 本番の舞台に向けての調整は最後まで続いたのでした。とりあえず今の自分達の演奏で一番良いところに持って行き、披露します。

 そして当然続けられる活動で、またこの曲達と出会うことも多々あるでしょう。(そうしたいのです)。

 ひとつ余裕を持って、音楽が深まる。そしてまたリハーサル。

 終わりはいつまでも見えないのがクァルテットの面白さなんでしょうね。

 大寒なので、覚悟しながら会場にご来場下さい。熱い演奏でホットな気持ちで帰ってもらいます。

 よろしくお願いします!!

   
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山形Q 練習日誌66-vol.13(倉田記)

2018-01-17 23:59:59 | 練習日誌
 日中少し暖かったのか、濃霧でした。

 オケ業務の休み中の3日連続〜山形Q活動。本番前でリハーサルも佳境に入ってきました。

 フォーミングアップ後、1曲ずつ録音して、通した後に上手くいかなかった箇所や新しい解釈など確認。

 一人でパート譜に向かっているのと違って、他のメンバーの知恵をお借りできる事も出来るので、楽譜を読み進んでいると面白さ倍増。

 特にM.ラヴェルの音楽は解釈に幅が出来て、いつまで経って興味が尽きません。今後何度も演奏してみたいですね。

 名曲を残してくれたラヴェルに感謝。

 チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。
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山形Q 練習日誌66-vol.12(倉田記)

2018-01-16 23:34:23 | 練習日誌
 寒さも少しだけ和らぎ、元気に今日も練習会場へ。

 このまま本番まで、天気が崩れないと良いのだけれど・・・・・。

 J.S.バッハのフーガーの後、Mラヴェルの第3楽章、第4楽章を重点的に。

 ラヴェルは精密に楽譜を書いているので、シャカシャカごまかす事も出来ず・・・・この曲はちゃんと演奏するのが本当に難しいと思います。変拍子や5/8拍子などパルスもとりにくい箇所が多いので、どう感じるか、どうフレーズをとらえるか、メンバー間で確認しておかないと、ただのお祭り騒ぎで終わる懸念もあり、時間がかかります。

 個人的には第3楽章が一番難しく、やっとこ少し光が見えてきた程度。

 本番まで時間の限り、あがいてみたいと思います。

 またまた明日に続く。

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山形Q 練習日誌66-vol.11(倉田記)

2018-01-15 23:59:59 | 練習日誌
 連日の氷点下。冷え切った体をなんとか朝の珈琲で目覚めさせて練習に向かいました。道路は昼間でも氷の上を走っているようです。

 オーケストラの定期演奏会が立て続けにあり、なかなか時間がとれませんでした。

 本番まであと少し。今日を入れて4回の練習で、演奏会に向かってゆきます。

 クァルテットだけに集中する日程があるのは、幸運なことでした。さて、遊びは終わりです。一から作り上げてゆきましょう。

 J.S.バッハのフーガを演奏して、とりあえずクァルテットの音の調整。

 その後、F.J.ハイドンのOp.42を最初からすりあわせ。生き生きと音楽が流れると良いですね。

 そして、佐藤敏直氏の第2番。音楽も音の響き(和音)のなり方もそろそろメンバーの中に入ってきていますので、こちらもすりあわせ。音符ひとつずつではなくて、もう少し長いフレーズをお互いにとりたいところ。あと少し。

 余った時間でM.ラヴェル。何度演奏しても難しいのは変わらないし、今更焦ってもしょうが無いので、余裕を持って色々なキャラクターを出せたら良いかしら。ノイローゼになるくらい頭の中でイメージトレーニングしながら音楽を鳴らしてしまいましょう。誰かの後を付いていっては駄目ですよ。お互いの会話がもう少し上手く聞こえたいところです。

 後は頑張って乗り越えるだけ。

 明日にも続く。

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山形Q 練習日誌66-vol.10(倉田記)

2018-01-09 23:59:59 | 練習日誌
 年があけてから、音楽家や芸能人、野球人、経済界の大物など訃報が聞こえてきています。どの命にも必ず訪れる「死」というものに触れるにつれ、時代のページがまた変わろうとしていると考えてしまいます。男の人やワンコが亡くなったという事をきくと、つい自分の家族のことをまだ思い出してしまいます。自分が死を迎えるまでに、もう少し命を使い切りたいと毎回初心と対峙してしまうのです。

 話がそれました。さて、お仕事の合間に本日もクァルテットリハーサル。

 年明け一発目。

 たまにオーケストラとクァルテット活動どちらが楽しいですか?のような質問を受けることがあります。正直に言えば、世界中どのクァルテット奏者に聞いても「クァルテット!!」と即答されるかも。たまにどちらにも魅力を感じるし・・・みたいな優等生的な答えを言う方がいるかもしれませんが、その方の本音かどうか??クァルテットはお金にも名誉にもならないものですからね。誰が好きじゃないのにやるものかと私なら思います。

 では、クァルテットの魅力は何ですかねぇ・・・まず指揮者のように自分の音楽を縛る方がいないこと。そして同じ音を弾く同じ楽器の人がいないこと。だから自分の音楽を4人の音楽全体にどう反映させるかと気持ちの上では、超アグレッシブに音楽と関われると言うことかもしれません。あわよくば自分の演奏で他3人の音楽を導ければと常々メンバーは考えるものです。

 誰か一人でも他人の音楽におんぶにだっこの消極的態度で音楽に対峙したらどうなると思いますか??残念な結果になるでしょうねきっと。

 自分の音楽を他人に駆逐されないという強い精神も活動を続ける上で、最も大切なことかもしれません。

 もう10日あまりと近づいた第65回定期演奏会に向けての練習ですが、未だ道半ば。楽譜の整理が未だ個人レヴェルで進んでいません。お互い正念場。(もちろん自分も含めて)。

 次回のリハーサルに期待します。

 中島は、早引け。お悔やみに向かいました。

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謹賀新年

2018-01-01 23:59:59 | 雑記
 あけましておめでとうございます。

 更に充実した活動になるように精進して参ります。今年もよろしくお願いします。

 みなさまにとって2018年が、健康で実り多い年になりますようお祈りしています。

                         Yamagata Q
コメント (2)
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