山形弦楽四重奏団 ブログ

演奏会のお知らせ・日々の活動など

2022/23年度 演奏会全て終わりました。

2023-03-28 23:59:59 | 演奏活動

 今年度の山形弦楽四重奏団の演奏会の予定全てが終了しました。

 今年度で、メンバー3人になって丸4年になりました。山形響に入団した新人の御三方に助力してもらって、弦楽四重奏曲を演奏する機会が何度かあり、弦楽三重奏曲よりも弦楽四重奏曲の方が故郷のように感じられたのが、やはり大きい収穫の年になりました。

 新人の御三方がなかなか忙しく、誰かが正式メンバーになるというのは今のところ難しそうなので、来年度もたまに客演に呼びつつ、3人で活動継続してゆきます。

 今年度はなんだかんだで、演奏機会にも恵まれて、多くの方々に演奏を聴いていただきました。

 オーケストラの業務以外で、演奏活動継続できたのは、まず健康。そして意欲。

 来年度は、4/30(日)第87回定期演奏会がございます。河村さんに加わってもらい久しぶりの弦楽四重奏をお届けできます。聴き逃すと二度と聴けないかも・・・スリリングですよ。

 来年度も応援よろしくお願いします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マルタケホールコンサート終了。

2023-03-19 23:59:59 | 演奏活動

 新潟駅のほぼ正面にあるマルタケホールに行ってきました。

 2020年12月以来(前回は弦楽三重奏でお伺いしました)となる2度目のマルタケホールコンサートでした。

 今回は、山形響新人の河村女史との共演で弦楽四重奏曲演奏会となりました。

 モーツァルトとベートーヴェンの有名曲の間に幸松肇氏の日本民謡から3曲。

 2年半前からホールの音響を手直しされたようで、前回とホールの印象が随分違うと感じました。もちろん向上している方に。

 新潟県なので、多少アウェイなイメージでしたが、お客さまの温かみを感じる環境の中、楽しく演奏する事ができました。

 企画・準備など動いてくださった全スタッフお方々に感謝を申し上げます。

 最後にご来場くださったお客さまありがとうございました。

 また新潟へ行った時は、是非応援よろしくお願いします。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山形Q 練習日誌87-vol.5(倉田記)

2023-03-18 23:59:59 | 練習日誌

 忙しい中でも予定がガンガン重なるものです。本来なら明日の新潟公演のための練習だけの予定でしたが、朝から2回公演をした後に解散ではなく、某公民館でリハーサル。

 鬼だ・・・・・・。

 2回公演をした後に、ベートーヴェンでした。

 若い頃には気にしたけど、現在は目を瞑っているような箇所を1stVnの河村女史は、ガンガン指摘してきます。リハーサルの前までに曲をよく勉強してきているので、経験に多少あぐらをかいていたおじさん達は、こてんぱんにやられてしまうのです。指摘されている事はご尤もで、こちらが全面的に悪いので謙虚に受け止めます。

 どんどん音楽が目の前で作られている様は、気持ちいいものです。

 さて、明日は新潟市マルタケホールで2回目の公演です。

 前回はメンバー3人で弦楽三重奏曲オンリーのプログラムでしたが、今回は河村さんという力強いメンバーが一緒ですので、弦楽四重奏の世界を存分に楽しみたいと思っています。

 お近くで時間のある方は、是非ご来場ください!!

 よろしくお願いします!!

 次回につづく・・・・・・。

 チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。  
   ただいま19箇所

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

S-PAL 〜SPRING FESTA で演奏してきました。

2023-03-18 23:59:59 | 演奏活動

 雪模様の寒い一日となりました。春がそこまで来ている時の雪は寒さ倍増です。

 午前と午後2回、山形駅ビルSーPALにて演奏してきました。

 スタバなどがある3Fにちょっとしたイベントスペースがあり、山形響の団員さんたちが定期的に演奏しているようです。今回は、私達に出番が回ってきました。

 イベントスペースなので、買い物のお客様が移動する様や店内に流れる音楽込みでの演奏。普段静かな所で演奏するのになれているので、なかなか新鮮。若い頃はデパートなどのイベントでよく演奏していましたっけ。

 それでも数十席用意された椅子は埋まっていて、熱心に演奏が始まる前から座って待つ方々や、立ち見で聞いてくださる方々も多くいました。

 約30分ほどのミニコンサートでしたが、モーツァルトや日本民謡を楽しそうに聴いてくださった方々、企画準備してくださった方々、関係者の皆様に心より感謝申し上げます。

 ありがとうございました。

      

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山形Q 練習日誌87-vol.4(倉田記)

2023-03-13 23:59:59 | 練習日誌

 花粉が猛威をふるっている中、春雨のおかげで、少しだけ休息日。

 本日から河村女史参加で、追い込みリハーサル。

 彼女は奏でたい音楽を明確に持っているので、事前のリハーサルで積み上げたものとすり合わせが必要になります。

 長い期間かけて自然と身についてしまった団体の癖を新しく参加したメンバーが洗い流してくれるというか、新しい風を吹き込んでくれてます。

 ただ、新しい人が参加すると(今までもそうであったように)、つい新しい人に対して受け身になる傾向が出てしまいがちで、特に今回は1st Vnに新しい人が入っているので、1st Vnに全員の意識が行ってしまい、全体の状態には意識が不足するような感じがする時が、ままあります。

 例えば、2ndVnとVaとかVaとVcとか、4人全てがどこかで繋がっているのが理想。

 特に私がやっているVaは、音域も音色的にも聞こえ辛く、軽く無視されがち(長年やっているのでそんなもんだとも思っていますが)。

 私がVnを演奏していた頃はVaなんて何やっているんだか?聞こえたことはほぼ無かったですし(レベルが稚拙だったとも言えます)。

 何度も演奏している曲ですが、スコア片手に一生勉強なんだな・・・と思った次第。

 新潟での本番まであと1週間。本気で取り組みます。

 次回につづく・・・・・・。

 チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。  
   ただいま17箇所

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山形Q 練習日誌87-vol.3(倉田記)

2023-03-07 23:59:59 | 練習日誌

 晴れているのに、心なしか空気が澱み黄色く感じます。

 花粉の季節真っ只中ですね。花粉症ではなくとも空気のザラザラ感がわかります。

 前回の練習まで上手く行っていたのに、なぜか今日は荒れているなぁ・・・・・。よくある事です。リハーサルへの気持ちの持ってき方や、プライベートでの出来事、恐れ慄き、不安・・・・。奏者だって人間だもの。

 耳が凍っていたり、手が凍っていたり、色々な理由がありますが、理想は第一声から人の駆け引き、気分ではなくて、音楽をみんなで作って行けるのが理想です。

 メンバーとのリハーサルは、個人練習の場ではなくて、団体としての音楽を作る場。

 一番大変な事ですが、全員が目指すべき理想の状態です。自戒も込めて。

 さて、本日はW.A.モーツァルト2曲(1曲は初見合わせ)、L.v.ベートーヴェン、そして日本民謡の申し合わせetc。

 次回からゲスト参加で曲を仕上げて参ります。

 次回につづく・・・・・・。

 チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。  
   ただいま15箇所

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山形Q 練習日誌87-vol.2(倉田記)

2023-03-05 23:59:59 | 練習日誌

 3月になって天気予報の雪マークがだいぶ減りました。このまま融雪が進み、春を迎えるのでしょう。遠くの山々の雪もだいぶうっすらしてきました。この季節の山の風景は特に美しいですね。

 さて本日、2回目のリハーサル。

 よく楽譜を脚本に例える話を見聞きします。役者は、脚本に書いてあるセリフを正確に演じるのがまず第一歩。演じている舞台の監督や演出の指示に従いセリフが変化したり、役者のアドリヴで応答が変化したりする事もあります。同じ脚本に書かれているセリフでも演じる役者や役者本人の個性(脚本の解釈、声のトーンetc)により印象も無限に変化します。

 楽譜が脚本だとしたら、まずセリフである音符を確実に並べるのが我々演奏家のお仕事の第一歩。オーケストラの場合だと指揮者がいて、コンサートマスターがいて、各パートの首席がいて、その上で我々Tuttiの奏者がいます。自分の感情を全面に出して、個性を出す事だけに力を注げばオーケストラは、たいてい崩壊します。なので、Tutti奏者は、冷静に全体の音楽に乗るのがお仕事として一番大切な事だと個人的には思っています。

 そして弦楽四重奏の場合、指揮者はいません。4人全員が首席ですから(1stVnをコンサートマスターのようにして演奏する団体もあります)、まず脚本に書いてあるセリフを確実に言った上で、全体の音楽の流れ・響きなどと自分の個性をどこまで出す事ができるかの塩梅がとても難しく、やり甲斐にもつながるのでしょう。

 弦楽四重奏というジャンルにもう20年以上も関わってきて、演奏し慣れた曲に対して、だいぶ上記の事が、やっとできるようになってきたように思います。本当にやっと・・・・・。

 まだまだ上を目指すには、更なる努力が必要なのはわかっていますので、引き続き精進しまくりの3人でした。

 次回につづく・・・・・・。

 チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。  
   ただいま13箇所

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする