山形弦楽四重奏団 ブログ

演奏会のお知らせ・日々の活動など

山形Q 練習日誌65-vol.1(茂木記)

2017-07-31 23:46:24 | 練習日誌
本日から山形Q再始動です。

第64回定期演奏会の後、二週間のブランクでした。
その間、メンバー各々は、
山形交響楽団の業務が入っていない日には、体や楽器や演奏のメンテナンスを行ったり日頃たまった用事を片付けたり、
していたのだと思います。

もっとも、二週間のブランクと言いつつ、山形交響楽団の業務がずっとありましたから、
超絶にリフレッシュした四人が再会した、という状況でもなく。
昨日も山形交響楽団で新発田へ行ってましたので、それなりに疲れを引きずりつつの出動といった感じ。

今回は、定期演奏会後初回の練習ということで、バッハやベートーヴェンを演奏しながらアンサンブルをクリーニング。
今後の課題を掘り返してむき出しにしたところで終了しました。
いつでも課題は山積。
頑張りましょう。

次回定期演奏会も内容の濃いプログラムですから、夏バテしている暇は無し。
抜かりなく仕上げてまいりましょう。

気合を入れて仕上げないと、ベートーヴェンの呪いに取り憑かれますよ。。。
ちなみに、茂木は以前にベートーヴェンの4番で呪いに憑かれたままなので、今回禊いで呪いとおさらばする予定。
くわばら、
クワバラ、、、
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第64回定期終了

2017-07-16 12:05:35 | 演奏活動
 第64回定期が無事に終わりました。猛暑の中、そして三連休の初日にもかかわらず来てくださった、たくさんのお客様に感謝しています。


 今回は、幸せな感じのする明るい曲が並びました。シューベルト、ハイドン、メンデルスゾーンそれぞれが、幸せの中にいた時期の作品です。

 作曲家がノッているだけに、音符の数が多くて演奏するのは大変な曲でした。難易度的には過去のプログラムの中でも屈指のもので、正直苦労もしましたが、やはり曲の良さに引っ張られたところもあります。…お聴きになった人は、どうお感じだったでしょうか。


 さて、次回は10月22日(日)。ゲストにクラリネットの川上一道氏を迎えて、ヒンデミットの五重奏曲。残り5曲!となったハイドンシリーズは作品64-1。そしてベートーヴェン「第4番」です。

 そのころは涼しくなっていることでしょうね。芸術の秋を、また、皆様と一緒に楽しみたいと思います。

 ありがとうございました!

第65回定期演奏会終了まで、ブログは、茂木が中心で更新します。
    
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山形Q 練習日誌64-vol.13(中島記)

2017-07-09 20:21:26 | 練習日誌
 今回の練習日誌も、いよいよ最終回で〜す。長い間お付き合いいただき、ありがとうございました。


 例年の毎年7月の定期は、わりと余裕があるはずなのです。今までの山響の6月7月は、山形県内のスクールコンサートがメイン。であればこその「攻めの」プログラムであったわけなのですが…。

 しかしスケジュールは年々ハードになり、私たちは歳をとる。写真の顔がやや疲れているのもご容赦下さい。


 ということで、結果的に「超」意欲的なプログラムを、「なんでこのタイミングで?」という時にやることになってしまったわけですが、そこは永年の経験を持つ我が山形Q。当日の健闘にもご期待ください。


 シューベルト、ハイドン、メンデルスゾーンそれぞれの、もっとも意欲的な時代に書かれた作品を集めたコンサート。少しでもたくさんの方に聴いていただきたい。

 まだまだチケットもありますので、お時間のとれる方は是非!

チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。
 ただいま29箇所
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山形Q 練習日誌64-vol.12(中島記)

2017-07-08 22:22:15 | 練習日誌
 64回定期に向けてのリハーサルも、終わりが近づいています。

 残すは、今日と明日のみの2回。

 ということで、本日は「ラス前」(注…麻雀用語でラストの一回前の意)の練習。


 「ラス前」…負けてる人は気合が入る局面です。逆に言えば、ラス前で気合い入れているようではダメなわけですが、今回のプログラムでは仕方がない。今日も当然、メンデルスゾーン中心です。

 …本来であれば、猛暑の中の演奏旅行が終わった週末ぐらい、プールサイドでスカイブルーのカクテル片手にのんびりしたいところですが、山形Qのメンバーにはそれが似合う人が皆無。やはり、コミュニティセンターの「研修室3」こそ、各自の存在価値が発揮できる場なのだと諦めましょう。


 メンデルスゾーン「第5番」は、相変わらず険しすぎる山ではありますが、それでもこれだけやってきた甲斐はあったようです。爽快感と共に「やっぱりいい曲なんだな…」と感じる瞬間が増えました。


 一週間後のホールで、お客さんと一緒にそれを感じらるよう、明日の最終リハーサルも頑張ります。

チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。
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山形Q 練習日誌64-vol.11(中島記)

2017-07-01 22:52:42 | 練習日誌
 若くして癌で亡くなった芸能人の事が話題になっています。実際、昔よりも癌で亡くなる人が多いような気がします。他の病気が克服されてきている証拠でもあるわけですが、いずれは「昔は癌は治せなかったから怖い病気だったんだよ」という時代が来るのでしょうか。

 「天才が早死なのは神に愛されすぎたためである」などと言われますが、現代の医学があれば夭折せずに済んだ天才はたくさんいたでしょう。

 その筆頭が、シューベルトではないでしょうか。梅毒にチフス、そして当時の無茶な水銀治療。それで31歳の若さで死んでしまうとは、現代の私たちから見ると、どれだけ運の悪い人なのだろうと思ってしまう。またその音楽が屈託がないだけに、かえってしみじみとしてしまいます。


 さて、今回の定期演奏会まであと2週間。リハーサルは3回です。

 シューベルト・ハイドン・メンデルスゾーンの3曲と、内緒のアンコール曲。アンコールは本日決定しました。誰もが知っているが、おそらく誰も聴いたことがないおしゃれな曲です。乞うご期待。

 しかし、今回の曲目はどれも難しい。これだけオーケストラが忙しい中では、なかなか厳しいものがあります。今日のリハーサルでも、ある程度までまとまってはきたものの、まだまだ。残す2回で仕上げるべく、さらに各自の練習が必要です。頑張りましょう。

チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。
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