山形弦楽四重奏団 ブログ

演奏会のお知らせ・日々の活動など

それぞれの秋。

2013-10-26 16:20:55 | 演奏活動
 本日は、普段練習場としてお世話になっている山形市出羽地区の文化祭で、ミニコンサートを行いました。

 出羽コミュニティーセンターで行われる地区の方々による文化祭は毎回盛況で、沿道に駐車された車の数の多さで地区コミュニティーが活発なことが確認できます。ボランティアスタッフやコミュニティーセンターの職員の方、地区の世話役の方々など子供からお年寄りまで、生き生きと文化祭を楽しんでいました。出店も多く、私はお買い得のトマトを買ってきました(写真)。

 普段は、会議室などをお借りして狭い部屋で練習することが多いのですが、今日は、1Fのホールの方での演奏会です。

 30~40分と本当にミニ・コンサートでしたが、たくさんの方々が集まって下さり楽しんでくれていたように思います。

 羨ましいと思えるくらいほのぼのとした地域コミュニティーを確立している地域なのですね出羽地区は。

 みなさんそれぞれにスポーツの秋・食欲の秋・芸術の秋と堪能しているようでした。

 ありがとうございました。

 ちなみに第50回定期演奏会終了まで、ブログは倉田が中心担当します。
  
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第49回定期終了(今井記)

2013-10-19 23:59:18 | 演奏活動
 第49回定期が終了しました。お忙しい中をはるばるいらして下さった皆様、本当にありがとうございました!
今回の定期は、ハードなプログラムだった庄内定期もあり、山響も大忙しの時期と重なったため、練習時間をとるのも一苦労でしたが、どうにか終わって一安心!個人的に色々課題はありつつも、次回への弾みとして、収穫の多い演奏会になったと思います。
次はいよいよ50回、どうか今後とも応援よろしくお願い致します☆
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山形Q練習49-vol.16(今井記)

2013-10-15 21:38:40 | 練習日誌
 「流れにのる」。これは私の今年度の目標ですが、折り返し地点をすぎたところで、ようやくそれがどういうことなのか体感できたような気がします。
 性格的にも流れにのれないタイプであることは、個人的に私を知っている友人たちであれば十中八九「あーそうね、わかるわかる」と言うくらいのものですが、ここではそういう話ではなく、あくまでもアンサンブルのこと。単に性格だけのことなら自分の問題ですが、アンサンブルで流れにのれないようでは周囲への被害は計り知れません。
 温かきメンバーたちの助言により、なんと本番前最終練習日というギリギリの段階で、それが理解できた、いえ感じられました。これは是非とも演奏会でご披露せねばなりません。何が変わったか、その成果や如何に?どうか本番当日文翔館にて、ご自身の目と耳でご確認にいらして下さいませ☆

 
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山形Q練習49-vol.15(今井記)

2013-10-13 23:43:02 | 練習日誌
 もう霞んでしまうくらい記憶の彼方ですが。。。私が大学生で就職活動をしていたときのことです。
 某会社で、就職説明会の時にされた話が忘れられません。担当者の方がいきなりこう切り出しました。「皆さん、緊張するととっても大事な事を忘れてしまうんです。試験や面接で、しょっちゅうそんな機会に出会うと思うのですが、何だかわかりますか?」何を言い出すのかと身構えながら、考えを巡らす就活生たち。数秒後、担当者の方が、(なぜかやや嬉しそうに)こう言葉を続けました。「呼吸ですよ!皆さん、緊張したときでもどうかコレを忘れずに、ゆっくり息をして心を落ち着かせて下さいね!」
 既にかなり昔の話ですが、折にふれてこのことを思い出すのです。やはり常に呼吸を意識する仕事をしているからでしょうね。
 アンサンブルの練習は、音やフレーズのキャラクターを決めたり、和声のバランスを取ったりと、やることは様々ですが、「呼吸を合わせる」という作業はかなりの割合を占めると言えるでしょう。次の流れをつくるパートに乗る。ユニゾンを弾く。全て、その前にとる呼吸が次の音楽を決めているのです。
 しかし言うは易しですが、これがなかなか難しい。定期演奏会もカウントダウンに入っておりますが、「時期が時期ですし、そこはあまり深追いせずに。。。」というような取り繕いをしないのが山形Q。今日も色々シビアな揺さぶりをかけつつ、音楽により精彩を放つべく、アンサンブルを掘り下げていきます。そんなわけで随分消耗もしますが、これで曲がくっきりとした輪郭を表してくるものですから、やっぱり室内楽は面白い。いい年の大人がよってたかって、四分音符の長さ一つに血眼になったりして作り上げるカルテットの世界、覗いてみたくなった方は、是非10月19日、文翔館にお越し下さいませ☆
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山形Q練習49-vol.14(今井記)

2013-10-09 23:34:48 | 練習日誌
 近年稀に見る山響ハードスケジュール「モーツァルト定期本番→東京に移動、アジアオーケストラウィーク東京公演→盛岡に移動、盛岡公演本番→山形に移動」を無事終了。しかしそこで終わらないのが我々山形カルテット。なんと山形に戻ったその日の夕方から、定期に向けての練習です。本当はモーツァルト定期と東京公演の間に光り輝いていたたった一日の休日に予定されていたものですが、私が都合で一日早く東京入りをしていたかったために、急遽ずらして頂いたのです。すみませんね。。。
 まずは下三パートでの骨組みをしっかりしておきたく、モーツァルトの4楽章を取り出して練習。アンサンブルが出来たところでベートーヴェンを一通り見て、その後再びモーツァルトへ一息に、、、と言いたいところですが、そこはさすがに「疲れを通り越してアドレナリン放出状態でひた走る」という学生ノリでは仕上げも荒くなる上今後に差し支えますので(翌日もしっかり仕事が入っていますから。。。)、休みをとりつつ、丁寧に細かい息の合わせ方を確認していきました。
 時すでに10/9、本番まであと10日。光陰矢の如しとはよく言ったものですが、日々高速で時が経ってしまうように感じられるのは、単に私が年をとったからというばかりではないような気がしてなりません。
 天才たちの綺羅星のような佳曲の数々、皆様の心に少しでも光が届くよう、日々奮闘中です。是非当日、成果をご覧くださいませ!
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山形弦楽四重奏団13周年。

2013-10-01 23:59:59 | 雑記
 あんなに暑かった夏も終わり、秋めいてまいりました。10/1は、山形Qの誕生日。

昨年の記事(メンバーブログ「らびおがゆく vol.3」内の記事にリンクします。)
山形弦楽四重奏団12周年。

 この1年で演奏した曲目をあげておきます。

・L.v.ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第15番 イ短調 Op.132
・L.v.ベートーヴェン 大フーガ 変ロ長調 Op.133

・F.J.ハイドン 弦楽四重奏曲 ニ長調 Op.17-6
・F.J.ハイドン 弦楽四重奏曲 ト長調 Op.33-5「ご機嫌いかが?」
・F.J.ハイドン 弦楽四重奏曲 変ロ長調 Op.55-3
・F.J.ハイドン 弦楽四重奏曲 ニ長調 Op.64-5「ひばり」
・F.J.ハイドン 弦楽四重奏曲 変ホ長調 Op.64-6
・F.J.ハイドン 弦楽四重奏曲 変ロ長調 Op.71-1
・F.J.ハイドン 弦楽四重奏曲 ハ長調 Op.76-3「皇帝」

・W.A.モーツァルト 弦楽四重奏曲第15番 ニ短調 K.421(417b)
・W.A.モーツァルト 弦楽四重奏曲第17番 変ロ長調 K.458「狩」
・W.A.モーツァルト 弦楽五重奏曲第2番 ハ短調 K.406(516b)
・W.A.モーツァルト アイネクライネナハトムジーク ト長調 K.525

・J.ブラームス 弦楽四重奏曲第2番 イ短調 Op.51-1
・J.ブラームス クラリネット五重奏曲 ロ短調 Op.115

・F.メンデルスゾーン 弦楽四重奏曲第1番 変ホ長調 Op.12

・紺野陽吉 弦楽二重奏曲
・紺野陽吉 弦楽三重奏曲

・清瀬保二 弦楽四重奏曲 変ロ調(1951)

・壺井一歩 弦楽四重奏曲第3番(1997/2012改訂)

・幸松肇 弦楽四重奏のための4つの日本民謡第1番
     ~さんさ時雨・ソーラン節・五木の子守歌・茶っきり節~
・幸松肇 弦楽四重奏のための4つの日本民謡第3番
     ~箱根八里・佐渡おけさ・最上川舟唄・鹿児島おはら節~
・幸松肇 弦楽四重奏のための4つの日本民謡より東北民謡
     ~さんさ時雨・会津磐梯山・南部牛追い唄・最上川舟唄~

             他

**アンコール等の楽章抜粋曲は割愛させていただきました。本番の回数の多さに対して、昨年よりさらに曲数が少ないのは、この1年は同じ曲を複数回取り上げて曲の理解を深める目的のためでした。レパートリーを増やすために、今までは新しく取り上げる曲ばかり演奏してきましたが、今後は曲をよく吟味して、真のレパートリーにすべく曲数をしぼってやってゆく時期かなぁ~と思っています。川上一道氏(Cl)をはじめ新しい方との共演もありました。今まで共演下さった方との再演と同時に新しい方との共演も模索してゆきたいと思っています。そして、この1年は紺野陽吉作品に出会えて、故郷初演など多数のメディアにも取り上げていただきました。いずれ再演の企画をしたいと思っています。長く演奏してみたかった清瀬保二作品も2回演奏できました。

 14年目の活動はどうなるでしょうか?こうご期待!
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