山形弦楽四重奏団 ブログ

演奏会のお知らせ・日々の活動など

山形Q 練習日誌77-vol.6((中島記)

2020-09-20 22:02:00 | 練習日誌

 昨日までの1週間の疲れをやや引きずりつつ、今日も練習です。

 
 とはいえ、思いのほか体調が良いのはやはり涼しくなって来たからでしょう。この勢いで、忙しい芸術の秋を乗り切りたいところです。
 
 何しろ、今回の定期のスケジュールを決めたのは半年前。その頃は「この先いったいどうなってしまうんだろう?」という不安の中。山響のスケジュールは詰まっているものの、目先の予定は片っ端からキャンセル。しかし、予定を立てなければ何も始まらない。ということで、「県民芸術祭」とスクールコンサートの谷間の、空いた10月12日に、「とりあえず」文翔館を予約してみた感じなのです。
 
…どうせ、前も後ろもキャンセルになるだろう。そもそも、この山形Qの演奏会だってやれるかわからないし。
 
 ところが。
 
 完全なる通常営業。…いや、たいへん有り難いことなのですが、こんなに忙しくなるのなら、もう少しちゃんと日程を考えるべきだった。
 
 
 という弱音はさておき、まずはオネゲルから。
 
 だいぶ、仕上がって来ました。あとは、本番の感じを予想して、力まないで音楽が進んでいくように、イメージを含めたトレーニングをするのみ。やはり二人だけで、しっかりと3楽章まである作品を演奏するのは経験があまりないので。
 
 続いてベートーヴェン。こちらもそれなりに仕上がって来ていますが、曲の内容が濃いだけに、練習が進んでくると各自が、より一段さらに魂を注ぎ込みたくなる。しかし、長年の経験から言って、直前になってにわかに芽生えた自我を盛り込もうとすると、全体のアンサンブルに良い影響を与えない。少しでも余裕が出たなら、他のメンバーがよりやりやすくなるように、サポートすることを練習するべきです。
 
 
 あと3週間。忙しい中ではありますが、頑張りましょう。
 
チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。  
   ただいま14箇所
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