山形弦楽四重奏団 ブログ

演奏会のお知らせ・日々の活動など

山形Q 練習日誌86-vol.6(茂木記)

2022-12-26 23:59:59 | 練習日誌

 山形交響楽団の年内の公演もすべて終わり、本日、恒例となった最後の締めは山形Qのリハーサルでした。

 本日はまず弦楽器の下拵えを行うという目的で、弦の3人でJ.フィアラ、J.B.ヴァンハル、L.v.ベートーヴェンと一通り音を出してまいりました。

 フィアラは、非常に素朴な感じがして、汚れを知らない無垢な小鳥さんの様。

 ヴァンハル、ベートーヴェンと進むにつれ、内容が成熟・充実してゆくのがわかります。

 こてこて古典派のプログラム、楽しくもあり、気を抜けないものでもあり、20年分の結束力を試されているかのようであります。

 オーボエ四重奏曲の二作品については、ゲストの柴田さんの歌い回しがどの様に影響してくるのかが非常に興味深いところです。

 今回どうしても音源の見つからなかったフィアラの作品について、リハーサル後、楽譜に記載された文言を手がかりに調べてゆくと、後の世の演奏家により補作・出版を行ったらしいことが判りました。

 せめて、編曲者ご本人による音源の出版までされていれば、少し楽をできたのですが〜。。。

 と考える一方、

 あぁ、これは著作権料の支払いが面倒なパターンかも、という考えに思いが至ります。

 ジャスラックさんが管理されていれば、簡単に支払いが済むのですが。。。

 これから短いお正月休みにはいりますので、プログラムノートの執筆を進めてまいります。

 チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。  
   ただいま21箇所

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Merry Christmas

2022-12-24 23:59:59 | 雑記

 A Merry Christmas to you!

                     
                        Yamagata Q

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昨晩12/22の演奏会の模様が記事になりました。

2022-12-23 23:59:59 | Topics

 昨晩、文翔館議場ホールで行われた「東北芸術工科大学後援会 会員企業の皆さんと楽しむ」コンサートの模様が、山形新聞で取り上げられました。

 山形新聞は地方紙、いや日本中の新聞の中でも音楽、芸術文化の記事が突出して多い気がします。

 地元ネタという事なかれ、地域のための地域盛り上げに一役かっています。

 山形響、団員の活動だけではなく、地域の音楽家の活動にも目を向けてくれています。

 一家に一紙!是非!山形新聞を!!

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室内楽の夕べ in文翔館 終了。

2022-12-22 23:59:59 | 演奏活動

 「東北芸術工科大学後援会 会員企業の皆さんと楽しむ」と題されたClosedの演奏会が終了しました。

 山形響の事務局から派遣された演奏会ですが、本格的なクラシック音楽だけで演奏会を作って下さいという依頼でしたので、ヴァイオリン奏者河村佳奈さんとクラリネット奏者本田有里恵さんと山形Qメンバー3人で演奏会プロジェクトを立ち上げました。

 W.A.モーツァルトのクラリネット五重奏曲 イ長調 K.581(名曲中の名曲ですね)をメインに、全曲演奏を完走している(全68曲!!)F.J.ハイドンの弦楽四重奏曲から ニ短調 0p.76-2「五度」、そして昨年残念ながらお亡くなりにった幸松肇先生の弦楽四重奏のための東北民謡4曲(さんさ時雨・ソーラン節・南部牛追い唄・最上川船歌。先生がこう表記して良いと生前おっしゃっていました)と定期演奏会並みのフルボリュームでお送りしました。

 秋口から山形響は多忙を極めていて、極めて厳しいスケジュールの中、メンバー一同頑張りました。

 初めて共演する本田さんのクラリネットも冴え渡り、お客様も楽しみいただけたと思います。

 演奏会の準備、会場の設営、寒い中会場にいらしてくださったお客様、全ての方に感謝を申し上げ、会の発展を祈りつつ綴じたいと思います。

 演奏の機会をくださりありがとうございました。

      

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山形Q 練習日誌86-vol.5(茂木記)

2022-12-19 23:59:59 | 練習日誌

 今月は師走の忙しさを極める感があります。

 というわけでオーケストラ業務が入らなかった貴重な休日、いつものように山形Q集合・リハーサルいたしました。

 今回は今週22日にお受けした依頼演奏に備えての練習で、豪華に山形交響楽団の同僚お二人をゲストにお招きしてのプログラム。

 前半には第一ヴァイオリンに河村佳奈さんを加えてハイドンの「五度」をはじめとする弦楽四重奏、そして後半には弦楽四重奏にクラリネットの本田有里恵さんを加えモーツァルトのクラリネット五重奏。

 山形Q定期演奏会に近いボリュームでお届けいたします。

 ゲストのお二人ともとても優秀な方なので、何の不安もなく大船に乗った心地で演奏できます。

 今までに弾いたことのない味付けのハイドンとモーツァルトなのですが、それが実に心地よい。

 若者たちの感性に従い頑張るオヂサンたち、メンバーそれぞれとても楽しんで演奏しております。

 歳をとるのも良いなぁ、と思えた本日のリハーサルでした。

 1月の第86回定期演奏会の仕込みも同時進行中!!

 フィアラの音源のみ発掘に至らず、リハーサルでの音出しが重要な意味を帯びてまいります。

 プログラムノート作成の壁が高くなります。。。

チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。  
   ただいま19箇所

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