山形弦楽四重奏団 ブログ

演奏会のお知らせ・日々の活動など

山形Q練習49-vol.8(今井記)

2013-08-29 22:11:12 | 練習日誌
 8月も残りあと二日。合わせられる日も限られてきておりますので、今日は山響のリハーサルの後にカルテットの練習です。
 まずは9月1日酒田市美術館の曲目から、一通り全てを合わせます。何度か弾いてきている曲ばかりですが、さすが名曲、何度やっても新しい発見があります。名曲の名曲たる所以ですね。
 その後は次回定期演奏会からモーツァルトをざっと通して感じを見ます。いやいや、さすがはモーツァルト。精緻な構成美の中に、さりげなく各楽器を活躍させ、決して楽をさせてくれません。
 最後は庄内定期から清瀬保二を。この疾走感、何とか上手く表現していきたいものです。本番はこの後に大フーガとクラリネット五重奏を弾くことを思うと、体力、精神力共に相当鍛えておかねばなりません。自信を持って「寄せ集め四重奏団では出来ない」プログラムと言う事ができます。
 残された日数もそろそろカウントダウン体勢。気合いを入れて九月に臨みたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山形Q練習49-vol.7(今井記)

2013-08-26 23:24:10 | 練習日誌
 まだまだ日中は残暑が続くも、朝夕の空気にホッと一息つける涼が漂ってきました。いよいよ秋近し!
 その芸術の秋に向けて、今日も公民館に集って練習です。メニューは庄内定期のメイン、ブラームスのクラリネット五重奏。ソリストの川上一道氏も二度目の参加、充実した練習をすることが出来ました。
 オケでいつも聞いていますが、近くで聞く川上氏の歌の伸びやかさ、推進力はまた格別なものがあります。彼の演奏を楽しみにしてくれているお客様も多いと思いますが、実は一番楽しみにしているのは我々プレイヤーかもしれません。
 ブラームスは私も大好きな作曲家の一人ですが、秋になると無性に聞きたくなります。ブラームスの晩年の名作を、伸び盛りの新進クラリネット奏者と一緒にどう作り上げるか?ご期待下さい!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山形Q練習49-vol.6(今井記)

2013-08-23 23:07:55 | 練習日誌
 本日のメニューは大フーガとクラ5(弦のみ)という庄内定期の曲と、酒田美術館で演奏するハイドンの皇帝。練習メニューを見るだけで、秋の演奏活動の充実ぶりが伺えるというものです。
 どれもこれも難曲揃いですが、丁寧に見て行くうちに合わせる勘所というのが見えて来ます。「お!今の感じですね!」と掴めるた瞬間を重ねることが自信につながっていくというもの。なかなか根気のいる作業ながら、これが実は室内楽の醍醐味なのかもしれません。
 そろそろ秋の声が聞こえてくる頃。気合いを入れて頑張ります!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山形Q練習49-vol.5(今井記)

2013-08-19 21:45:26 | 練習日誌
 気温は毎日真夏日ながら、そろそろ秋の声を意識させられる八月後半。来月の演奏会ラッシュに備えて今日も練習です。
 まずは10月の定期から、Op20-3。楽譜はとてもシンプルですが、その分色々作り込める自由さがあります。音楽もハイドンらしい諧謔味があり、今後どう作って行くかが腕の見せ所になります。
 次は9月のコンサートラッシュからモーツァルトの「アイネク」とハイドンの「皇帝」。「アイネク」は、これこそオケでは散々弾いてきていますが、これをカルテットでいかに料理するか。「どれだけ遊べるか」がキーワードです。そしてハイドンの「皇帝」。有名な二楽章は色々なところで演奏していますが、全楽章は久しぶりなので、一つずつ丁寧に見て行きます。
 残りは庄内定期の練習となり、予定している「アンコール」、そして練習が手薄なベートーヴェン「大フーガ」の最後約3ページ。いつも前の方で時間切れになってしまうための対応策です。曲が曲なだけに、それなりの準備をして臨んでいるのですが、そんな努力もあざ笑われるように立ちはだかる難所の山。覚悟を決めてかからないと大やけどを負ってしまいそうです。心せねばなりません。
 練習を終えて外に出れば、外は熱風が渦巻いておりました。もうすぐ九月、、、、本当かなぁ?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北部公民館コンサート終了(今井記)

2013-08-06 22:51:27 | 演奏活動
 サマーコンサートin 北部公民館は、盛況のうちに終えることができました。ご来場下さいました皆様、ありがとうございました!帰りにほとんどのお客様が次回定期のチラシをお持ち帰り下さったのは嬉しい限り。お時間の都合がつく方は、是非今度は秋の夜長の音楽を楽しんで頂けたら幸いです。
 日頃の行いが良いせいか晴天に恵まれ、、、と言いたいところですが、最近の不安定な天気の典型で、コンサートの最中に派手な音をたてながら大雨が。皆様、帰りの足は大丈夫だったでしょうか?梅雨もあけてこれからが夏本番、どうか体調に気をつけてお過ごし下さい!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山形Q練習49-vol.4(今井記)

2013-08-05 22:07:54 | 練習日誌
 本日の練習はブラームスのクラリネット五重奏、川上一道氏初見参。
 今更ここで長々とプロフィールを書くこともないでしょうが、昨年の日本音楽コンクールで優勝以来、日本全国を股にかけての活躍振り、今が伸び盛りのホープです。そんな彼が晩年のブラームスの名曲をどう作ってくるか??期待と不安に満ちた練習が始まりました。
 合わせてみて、、、、難しいけどやっぱり面白い!ブラームスはそれぞれのパートに独立した動きを持たせた中で、一つの大きな波を作るというようなことがあるので、とても神経が疲れるのですが、そこでお互いのしたいことを感じつつ音楽を積み上げていくという作業は、大変だけどやはり室内楽の醍醐味を余すところなく堪能できます。
 もっともその醍醐味を本日存分に味わえたかというと、、、白状すれば私は悪戦苦闘の連続でした。波に乗るのが苦手な私は「ああ、そうくるか!」という気付きが大概遅れ、気付いた時には船は彼方遠くに、、、という事態が多発。ブラームスはそれぞれのパートを本当によく理解していないと、この欠点があからさまになってしまう恐ろしい曲なのです。
 しかし逆に言えば、これが上手く出来たら、私の弱点もかなり補強できたということになるはず。しかもクラリネットという「息の楽器」が入るというのは大きなメリットです。オケではこんな距離で管楽器とご一緒できませんので、川上氏の息をおおいに盗んでいきたいと思います。
 ブラームスを一通り合わせた後は、明日の北部公民館でのプログラムから部分的に確認しておきます。そう、世間は夏休みまっ只中。夏の思い出の一コマに、一服の清涼剤のような音楽、、、良いでしょう?沢山のご来場、お待ちしています!どうか明日は晴れますように☆
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする