山形弦楽四重奏団 ブログ

演奏会のお知らせ・日々の活動など

山形Q 練習日誌72-vol.4(倉田記)

2019-06-24 23:59:59 | 練習日誌
 五月雨に物思ひをれば時鳥
     夜深く鳴きていづち行くらむ

 空気が湿気ていて、毎日傘の心配をしなければならないほど、天候も愚図つきがちですが、割と元気にやっています。

 さて、第72回定期演奏会に向けて4回目のリハーサル日になりました。

 以前よりリハーサル回数が減ったものの効率よくすすんでいます。今月は毎回の練習で、どの曲も大抵2回ずつくらい通して、今から決められる最小限の約束事を共有しました。だいたいどの曲も7〜8回位は通していますので、流れはつかめたと思います。

 今日は弦楽器4人でクーラウも合わせて、次回からはいよいよ音楽を作って行きます。

 個人的な事はクリアしてから音楽作りをするのは、時間の節約、到達できる音楽の深さも変わると思います。

 さぁ〜ここからが本当の勝負です!

チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。
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山形Q 練習日誌72-vol.3(倉田記)

2019-06-12 23:59:59 | 練習日誌
 をしめども とまらぬ春も あるものを 
         言はぬにきたる 夏衣かな

 今年は、季節の移り変わりが早くて、雪が無くなったと思ったら暑くなってしまって、春をじっくり楽しむ感じがあまりなかったような・・・。梅雨を飛び越えて、夏が来た〜と思ったら最近は朝晩が寒い・・・。どの季節なんでしょう?

 さて、第72回定期演奏会に向けて3回目のリハーサル日になりました。

 これから夏に向かってある2回の公民館コンサートの演奏のために、新しいレパートリーにしなければならない弦楽三重奏曲を少々練習して、指ならし。

 その後、W.A.モーツァルトやL.v.ベートーヴェンの曲も行いましたが、今日からF.クーラウの譜読みも始めました。

 F.クーラウ(1786~1832)は、ソナチネアルバムに曲が載っている作曲家という認識でしたが、正直言って彼についてほとんど何も知らないでいました。

 少しだけニューグローヴ世界音楽大辞典などで調べてみました。

 ドイツ出身の作曲家兼ピアニストで、後期古典派〜初期ロマン派の時期に活躍しました。ナポレオンの侵攻で、デンマークに亡命し、コペンハーゲンの地で亡くなりました。(なので、デンマークの作曲家という記述もあります)。

 少年時、転倒により片目を失明。生涯最後の年に火災にあい、未刊行の手稿譜を家もろとも焼かれてしまうなど波瀾万丈の人生を送ったようです。

 ピアニストらしく、ピアノ曲が多いのですが、人前では披露した記録が無いフルートにも造詣も深く(王立楽団のフルート奏者の助けもあって)、フルート音楽に才能を発揮しており、一部では、「フルートのベートーヴェン」とも呼ばれていたそうです。本人もフルートを巧みに吹けたのではないか?という想像が出来ますが、詳細は分かっていません。

 実際、1825年には、ウィーンにて、ベートーヴェンに会っており、かなりベートーヴェンの作品を好んでいたそうです。

 で!今回演奏するフルート五重奏曲 イ長調Op.51-3は、フルートとヴァイオリン、ヴィオラ2、チェロという少し変わった編成の曲で、彼の作品の作風(サロン風)の中では、異質に感じられる本格的な作品で、彼の作品の中で最も優れた器楽作品に数えられています。

 まだVn・2ndVa・Vcの3人で合わせただけですが、練習しがいのある名曲だと思います。お楽しみに。

 次回へ、つづく・・・・・・・。

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山形Q 練習日誌72-vol.2(倉田記)

2019-06-10 23:59:59 | 練習日誌
 春すぎて 夏来にけらし 白妙の 
       衣ほすてふ 天の香具山

 コンビニエンスストアに寄り、お気に入りの缶珈琲を買って練習場に向かう時、遠くに見える残雪残る美しい景色を見ながら活動が出来る喜びを日々ひしひしと感じます。

 若い頃には感じなかった事を、年齢重ねるごとに感じられるのは、年をとるって良いと感じる瞬間なのです。

 色々なことに気づいてしまっても、偉そうに若者に言うのは止めにしました。そんなことを苦労して回り道をしなくても良いのにと年寄りは親切心のつもりですが、若者からすればお節介にしかならない。自分の人生を振り返ってみれば分かることです。

 回り道をしても、色んな事が達成できなくても若者にとって、それは人生の良い経験になるからです。

 練習日誌とは全然関係ない話から入りました。

 さて、第72回定期演奏会に向けて2回目のリハーサル日になりました。

 L.v.ベートーヴェンの弦楽三重奏曲は、ハイフェッツ・プリムローズ・ピアティゴルスキーのトリオの演奏を音大の図書館で聴いた時にすぐに好きになり、初めて自分で購入した室内楽の楽譜です。音大の学生時には友人達先輩後輩達と、しょっちゅう合わせて遊んでいました。

 ですからプロになって一から楽譜を見直して、演奏会にプログラミングするのは、懐かしさや自分の成長など色々感じるところもあって、とにかく楽しいです。

 今回取り上げる番号が付いていないセレナードのOp.8は、重い音楽では無くてBeethovenの音楽の中では、割と軽い方なのだと思います。先輩(師)ハイドンの初期の弦楽四重奏曲などの影響を感じられるところがある気がしますし(ハイドンの弦楽四重奏曲全曲経験しているので分かるのです。やってて良かった!)、体力的にも辛いところはありません。

 楽しんでコンサートへ臨めます。

 次回へ、つづく・・・・。

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山形Q 練習日誌72-vol.1(倉田記)

2019-06-04 23:59:59 | 練習日誌
 梅雨が来る前に、真夏が来たような陽気が続いています。

 山形Q 活動再開です。

 18年以上もオーケストラのお休みの日は、クァルテット活動にあてていましたので、年中無休の状態でした。

 1月にメンバー1人抜けて、3人になってしまったのですが、今までのやり方と違う方法を試してみることにしました。クァルテットの定期演奏会後、約1ヶ月クァルテットの活動をストップして、自分や楽器のメンテナンスをすることにしたのです。簡単に申せば、クァルテットの拘束日を減らしたと言うことです。

 今回は4月の定期演奏会から約1ヶ月半空きました。

 その間に自分の楽譜とにらめっこする時間を結果的に多くとる事が出来て、練習を効率的に行えると思っての活動改変でした。

 それで本日、第72回定期演奏会〜文翔館にて7月17日(水)に向けての練習が始まりました。

 最初は、弦楽四重奏から弦楽三重奏になってしまっているので、新しく仕事用に制作してきた楽曲(編曲もの)の譜面を腕ならしのため、初見で合わせました。クァルテット活動から1ヶ月半も離れていたのは初めてのことでしたので、何だかもの凄く新鮮な気分でした。空気のきれいな故郷に帰郷したような。やはりアンサンブルはとても楽しいですね。

 その後、第72回定期演奏会で演奏するW.A.MozartとL.v.Beethovenを何度となく通してみました。最初ですので、音楽的なことを殆ど決めないで通すだけの練習です。

 事前練習もあって、ボウイングを決めるのに時間をかけたり、誰かがボロボロ落ちたりというのが極端に今までより少なくなった気がします。

 2〜3度各楽章を通して、1時間早くリハーサルを終えました。精度や音楽作りはまだまだですが、楽しかったので良しです。音楽的に詰めて行くと少し苦しくなったりしますので、今だけのお楽しみTimeともいえます。

 次回へ、つづく・・・・・。

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