山形弦楽四重奏団 ブログ

演奏会のお知らせ・日々の活動など

山形Q 練習日誌70-vol.5(茂木記)

2018-12-25 22:19:06 | 練習日誌
 今回は大切なお知らせから書かせていただきます。

 山形弦楽四重奏団ヴァイオリニスト今井東子は、1月28日の第70回定期演奏会をもって山形弦楽四重奏団を退団する事となりました。

 今後は、山形交響楽団での演奏に加え、今までよりもさらに幅広い演奏活動を手がけてゆかれるご予定です。

 今まで今井さんをお見守りくださった皆様には、これからも彼女への変わらぬ応援をいただきたく、こころよりお願い申し上げます。

 2011年4月から約8年という長い期間、今のメンバーで、オーケストラとクァルテットの二重活動というハードな生活を絶え間なく続けてまいりました。

 努力家の今井さんに支えられ、四人で懸命に取り組んだ甲斐あって、ハイドンとベートーヴェンを完奏するという機会にも恵まれました。

 感謝の念とともに、多くの演奏会で苦楽を共に過ごした仲間の巣立ちを祝福したいと思います。

 1月28日の演奏会が四人にとって良き節目となることを願い、演奏に打ち込んでまいります。


 さて、年内最後のリハーサルとなった今回は、いよいよクラリネットの川上さんをお迎えして、ウェーバーの五重奏の合わせ。

 聴きやすく、老若男女世代を問わずに親しみをもっていただける、そんな作品ですが、実はそれぞれのパートが「素敵に難しい」。

 聴いている人に難しそうに聴かれたくない、常に軽やかで優雅でありたい、そして演奏すると「素敵に難しい」。

 演奏する側のプライドがくすぐられます。
 
 五人で音を出せば、川上さんの「素敵にオシャレ」な演奏が作品の要所要所を引き締めながら、エレガントに作品をエスコート。

 この一曲から幸福あふれる一年がはじまりそう、そんな気分になりました。

 幸せ運ぶひとときをお客様にお届け出来るよう、丁寧に仕込んでまいります。


 2018年も多くの皆様のご支援に支えていただきましたことに、深く御礼を申し上げます。

 ありがとうございました。

 2019年が皆様にとって幸福に満ちた年となりますようお祈り申し上げます。

チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。
 ただいま14箇所
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Merry Christmas

2018-12-24 23:59:59 | 雑記
 

  A Merry Christmas to you!

                     
                       Yamagata Q
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山形Q 練習日誌70-vol.4(茂木記)

2018-12-19 22:27:21 | 練習日誌
 師走の中間に差し掛かり、山形交響楽団の業務が入らなかった三日間は、休息と山形Qのリハーサルという過ごし方になりました。
 
 今年は9月以降の山形交響楽団のスケジュールがとても忙しかったので、この時期に三日間の空き日というのが心身に染みる貴重な安息です。

 とにかく最初は一通りの楽章についてアンサンブルの見通しを明るくしておこうという事で、前回までのリハで手薄となっていたバルトークの第3、第5楽章をじっく〜〜りと。

 私茂木は、今年の春に引越しをしたのですが、 隣近所を農家さんに囲まれた家で暮らすうちに、バルトークの弦楽四重奏曲第4番に出てくるような音を生活の中に多く感じるようになりました。
 
 山の木々のざわめき、野や山で鳴き交わす鳥の歌声、虫の羽音などの他に、ご近所の農家さんたちが話すときの言葉の調子や抑揚まで、この作品から似たようなものを感じます。(個人の感想であり、楽曲の内容を解説するものではありません)
 
 私がバルトークの弦楽四重奏曲第4番に副題をつけるとしたら「農村」とすることでしょう。(あくまでも個人の感想です)
 
 日も暮れて思考回路が煮えたところで、ホフシュテッターをさらりと合わせて気分転換。気持ちを軽くしたところでリハーサルを終えました。

 本番まであと1ヶ月と少しあるので、明るい「農村」目指して頑張ります。

 チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。
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山形Q 練習日誌70-vol.3(茂木記)

2018-12-06 20:34:24 | 練習日誌
 二週間ぶりの練習になりました。

 現在の山形Qは、男衆は15年以上の付き合いで、今井さんとも7年間一緒に演奏してきました。

 そんなですから、練習会場に集い四人で音を出せば、メンバーそれぞれが二週間をどの様に過ごしどの様な練習をしてきたのか互いに分かります。

 有閑なご婦人が煎餅を討伐する手を思わず休めミカンを剥きながら息をのんで見入るワイドショーの様な緊迫した光景がそこに展開されるわけではございませんが、演奏には日頃の生活や人柄の根っこの部分が現れますので、二週間分がそれなりに提示されるのでした。

 互いに色々なことがバレるなかウェーバーとバルトークを練習してきましたが、やはり、バルトークが手強いです。

 バルトークの難しい部分を何度も合わせているうちに、この二週間の間に我が家のご近所の方たちから金木犀の剪定を教わった時の事を思い出していました。
「表面だけ刈り込んでも、ダメ」
「株の中に手を入れて、余分な枝を元から切り落として、株の中まで日の光が入る様にしてあげないと」
「ちゃんと剪定したら、木の全体が明るくなって、木も元気になるから」
「表面しか面倒見ていないと、枯らしちゃうんだよね〜」

 難しいところを何度か合わせても効き目がなければ、別のアプローチが必要になってきます。

 演奏の邪魔をしてくる要素がどこから枝を伸ばしているのか、そこを手繰って根元からバサリと取り除かないと。こんな時は、スコアをしっかり読んで作品をもっとシンプルなフォルムで捉え、アンサンブルの邪魔をする枝を見つけ出してバサリと切り落としてやりましょう。


今回はバルトークに宿題を抱えたところでおひらき。

 次回も張り切って取り組みます。

 チケット発売いたしました。
・山形市十日町の辻楽器さまと山形市七日町の富岡本店さまにお取り扱いいただいております。
・山形Qメンバーも携行しておりますので、どうぞお声がけください。

チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。
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