山形弦楽四重奏団 ブログ

演奏会のお知らせ・日々の活動など

山形Q 練習日誌85-vol.1(中島記)

2022-07-27 23:59:59 | 練習日誌

 ようやくコロナ前の雰囲気に戻りつつあって喜んでいたところですが、ふたたび感染者が増えてきています。いろいろと不安な向きもありますが、クラシックのコンサートなど、大きな声を出すわけでもないイベントは感染拡大に繋がらないということが、これまでの「波」において証明されているので、今までどおりの対策をした上で、しっかりと続けて行くという姿勢でおります。

 …もはや「コロナが無くなってから」などと言っていると、何もできないままに寿命が終わってしまいかねない。
 
 ということで、山形Qで例年お招きいただいている、山形市の北部公民館での「北部☆夏コンサート」が今年も開催されるのは嬉しい限り。
 
 今日はそのためのリハーサル。
 
 今回は山響の新しい第2ヴァイオリンの首席奏者として入団(正式には現在試用期間中ですが)した、堀越瑞生さんをゲストの第1ヴァイオリンに迎えて、久しぶりの弦楽四重奏で公演します。
 
 久しぶりの弦楽四重奏ということで、私たちも嬉しい。新鮮な気持ちで、ハイドンの「ひばり」をメインに演奏します。
 
 かつては真室川町の山奥の原生林のなかで、街中で見ることのないような大きい蚊にたかられながら、しかも悪天候の中で演奏したりなど、「ひばり」はいろいろな場面で演奏してきました。
 
 そんな馴染み深い曲で、初めて第2ヴァイオリンを演奏します。…なんだか感慨深い。
 
 その他も日本民謡など、やり慣れている曲を並べてみましたが、新鮮な雰囲気のリハーサルになりました。きっと良いコンサートになると思います。
 
 本番は8月3日。14時開演です。お時間のある方はぜひ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山形弦楽四重奏団 第84回定期演奏会終了。

2022-07-18 23:59:59 | 演奏活動

 あ〜あ〜あ〜本日は晴天なり・・・・曇り空多く暑い1日でした。(写真)次回のゲスト小松﨑恭子さんとその次ゲスト予定の川上一道さん(まだ相談していなかった・・・)と6人で。

 山形弦楽四重奏団 第84回定期演奏会終了しました。たわいのないプレトークにお付き合い頂き、感謝します。

 今回はゲストの鈴木芽玖さんのおかげで、ほぼ満席の中、演奏会が行えました。新型コロナの問題が起こってから、60〜75人位のお客様をお迎えしていましたが、今回は楽々90人越えで用意した席がほぼ埋まり、追加椅子を用意する直前まで行きました。大相撲名古屋場所が久しぶりに上限観客数を撤廃して開催されています。コロナ禍ではあっても少しずつ、日常が取り戻せれば良いですね。

 初めて来て頂いたお客様も多く、メンバー一同、心から嬉しく思っています。

 そして何と言っても鈴木さんがリハーサルをやる度に、音楽性がどんどんよくなってゆき、本番では力強く菅が響きまくっていました。むしろ私達より堂々とみんなを引っ張っていました。素晴らしい音でした。おかえりのお客様にもご好評を頂いたので、また鈴木さんと共演の機会をいずれもうけたいと思っています。それまで米沢には素晴らしいフルート奏者がいると覚えていて下さいませ。

 次回第85回は、山形響の小松﨑恭子(Fl)さんとW.A.モーツァルト「魔笛」(フルート四重奏版・J.ヴェント編曲)を予定しています。(フルート続きます)。

 ご来場ありがとうございました。

 次回の定期演奏会第85回(10/25)まで、ブログは中島が担当します。

       

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山形Q 練習日誌84-vol.9(倉田記)

2022-07-17 23:59:59 | 練習日誌

 激しい雨と強烈な日差しの晴れ間が交互に来る変な天気で、不快指数マックス。

 さて、第84回定期演奏会のリハーサルも最終日になりました。

 F.クロンマーの細かいところを最終確認しながら練習。

 調整したけど、本番もし!ずれたとしても「それが人生だ!」というのは、先日山形響に客演したシトコベツキー氏の最後の言葉。

 そんな事よりも音楽のことだけ考えて良い演奏になるように!

 ゲストの鈴木さんが爽やかに「また明日!」と挨拶して帰路に旅立った後、L.ボッケリーニ、F.シューベルトをリハーサル。

 明日は山形Q 第84回定期演奏会が開催されます。

 定型文で申し訳ないですが・・・・・・。

 感染対策のため

 ・ご来場された全ての方について、受付にてお名前とご連絡先のご記入をお願い致します。
 ・受付にて検温を実施致します(非接触型の体温計をこちらで用意致します)。
 ・自由席となっていますが、最初に席をお決め頂いた後のお座席のご移動はご遠慮ください。
 ・ご来場の際にはマスクをご着用ください。
 ・ご入場の折には十分な手指の消毒や手洗いを行っていただきます様お願い申し上げます。
 ・当日体調がすぐれない場合には、ご来場を見合わせていただきます様お願い申し上げます。
 ・ご不明な点がございましたらチラシに記載の連絡先までお問い合わせください。

 ここのところ毎回の演奏会でお願いしているので、心苦しいですがなにとぞお願いします。

 さらに感染対策として、お客様同士の会話などもディスタンスでお願いできれば幸いです。

 最終練習にも鈴木さんの写真をとも思ったのですが(がっかりした人ごめんなさい)、最後は今回のブログ担当、プレトーク担当の倉田が宣伝します。

      

 チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしていました。  
   ただいま31箇所及び山形市内公民館

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山形Q 練習日誌84-vol.8(倉田記)

2022-07-11 23:59:59 | 練習日誌

 春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山

 今年もボォ〜っと生活していたら、時間がマッハで過ぎて、もう半分を過ぎて後半戦。(中盤ともいえます)。大相撲名古屋場所の結果だけが気になる日々ですが、目の前の本番に向けて頑張ってゆかなければなりません。暑さに負けず頑張ってゆきます。

 さて、本日もリハーサル。

 ゲストの鈴木芽玖さんが参加して最初はF.クロンマーのフルート四重奏曲から。

 このクロンマーのフルート四重奏曲は、全部で10曲以上あるのですが、フルート専攻学生やそれこそプロの方々にもあまりメジャーな曲とは言えないようです。発売されているCD等昔からある事はあるのですが、よほどのマニアでない限り購入意欲が湧くような作曲家の扱いではありません。私は、たまたま好きな団体(クァルテットのメンバー)が出していたので、所有していたのですが、それほど聴くわけでもなく棚に眠りっぱなしでした。

 今回の選曲では、今まで演奏した事があるなしも無関係ではありませんが、ゲストの鈴木さんの希望曲だったのです。他の曲も候補にありましたが・・・・。

 楽譜が購入できない為(出版社に在庫なし)、鈴木さんがスコアからパート譜を制作してくれての演奏になります。

 これが練習を重ねるごとに、なんでこの曲はメジャーじゃないんだ?とどんどん好きになってゆく魅力あふれる曲です。鈴木さんもお客様からだんだんアンサンブルのメンバーに変貌していっています。本番はもっと自由ないい演奏ができるよう、あと1週間追い込んでゆきます。

 鈴木さん退出後、他の2曲も練習。

 L.ボッケリーニはだいぶ仕上がりを見せ、F.シューベルトもお互いのストレスを除去したところでリハーサル終了!

 あと1週間!!

 チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。  
   ただいま30箇所及び山形市内公民館

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山形新聞で紹介されました。

2022-07-08 23:59:59 | Topics

 先日、山形新聞で演奏会について記事が載りました。取材は、松田佳奈さんが受けてくれました。

 7月18日(月・祝)の海の日に山形Q以外の演奏会が2つ重なりました。お客さまの奪い合いにならないように他二団体の方が時間調整くださり、3公演はしご出来るような時間設定になりました。

 ちょっとした海の日山形音楽祭のような状況になっています。

 ・13時から山形市民会館小ホールで川上一道(Cl)&成田寛(Va)&三輪郁(Pf)の3人さんによるクラリネット3重奏演奏会。

 ・16時から山形市蔵王成沢の源福寺本堂で松田佳奈(vn)&平松典子(Vn)の2人さんによるデュオコンサート。

 ・そして18時45分から山形市文翔館議場ホールにて、山形Q 第84回定期演奏会です。

 1日どっぷり室内楽に浸かっていただく企画になりました。

 そこで!!山形弦楽四重奏団からのプレゼント。

 山形Q演奏会前の2公演を聴いて、なおかつ山形Qの演奏会にご来場いただける(3公演制覇した方!!)には、10/25に行われる山形弦楽四重奏団 第85回定期演奏会の招待券を差し上げます。(プレゼントには、前2公演の半券やプログラムなど証明できるものをご持参下さい!)。

 強者をお待ちしています!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山形Q 練習日誌84-vol.7(倉田記)

2022-07-05 23:59:59 | 練習日誌

 明日は少し気温が下がる模様で・・・・・何回天気予報に振り回されたでしょう・・・・猛暑続きだったので、数度低くなったところで涼しくはなりません。例年だと8月前半くらいの気温が毎日続くわけですから、体が悲鳴をあげそうです。

 しかし、今日も山形Qリハーサル。

 リハーサル場に行くと、何やら騒がしい。公民館の職員さんとご近所さん達が、紅花の作業をしていました。収穫直後はオレンジ色なのに、日が経つごとに赤黒く変色してゆくのが不思議。こんな自然の色の変化を楽しめる演奏って出来ないものかしら。永遠の課題。 

 本日からゲストの鈴木芽玖さん(フルート奏者)が本気で練習に参加。

 ちなみに鈴木さんをよく知らない方々のために、彼女のプロフィールを載せておきます。

 「米沢興譲館高等学校卒業。桐朋学園大学音楽学部卒業、同大学研究科修了。桐朋オーケストラ・アカデミー研修課程修了。第19回山形県出身者新人演奏会に出演。第40回フルートデビューリサイタルに出演。2017年米沢にて、2019年東京にてリサイタルを開催。楽譜「Melody for Flute フルートで紡ぐ、こころの詩」(アルソ出版)の監修、付属CDの模範演奏を担当。現在、山形交響楽団など国内プロオーケストラへの客演、室内楽やソロの演奏活動、後進の指導を行う。」

       

 クロンマーフルート四重奏曲リハーサル後、シューベルトの練習。

 チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。  
   ただいま30箇所及び山形市内公民館

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山形Q 練習日誌84-vol.6(倉田記)

2022-07-03 23:59:59 | 練習日誌

 旅の疲れが・・・・なんて言っていられない!ふりそそぐ灼熱の太陽。

 コンビニでいつものアイスコーヒーを買って、リハーサル会場へ。

 本日は、弦楽3人で行う貴重な練習日。次回からゲストの鈴木さんが参加します。

 L.ボッケリーニ〜F.シューベルトの弦楽三重奏曲を一通りリハーサル。前回までの録音を参考にしながら少しずつ上積みしてゆきます。

 突然の個人的な事ですが、ここ数年〜どれくらい自分の気持ちを込めて演奏すればいいか?その匙加減を図りながら練習しています(もちろん本番も)。若い頃は兎に角自分の気持ちが一番主義で演奏していましたが、年齢を重ねて気持ちを入れればいれるほど、全体の演奏から自分が遠ざかってゆく傾向にも気づき始めました。極端に言えば、自分の演奏がはみ出したとしても気の弱い周り(もしくはそれに気づく人)が調整してくれれば良い!くらいだったのですが。今は、(もちろんしらけて演奏していくわけではなく、)常に冷静に自分の演奏を第三者的に感じながら全体にどうはめてゆくかが、現在目指しているところなのです。どんなスピード感でどんな音色で、どんな音の大きさ(バランス)で、色々感じながら演奏しようとしています。難しいですね。

 次回からゲストの鈴木さんが参加しての練習になりますので、上記の2曲はもう長い時間がかけられません。個人練習で!!

 さて、F.クロンマーですが、弦楽三重奏で練習してもやるべき事が後から出てくる。この曲は、マイナーにしておくのは勿体無いくらいよく出来た曲です。

 今回は、チケットの売れ行きが多少良いようなので、少し安心しています。まだまだお席がございますのでよろしくお願いします!!

 チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。  
   ただいま30箇所及び山形市内公民館

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする