山形Q 練習47-Vol.04 （茂木記）

　２月もあっという間に最終日。二月の最後は、山形Qのリハーサルでした。
前回のリハーサルでやり残したブラームスの第三、第四楽章と、壺井さんの作品をリハーサル。ブラームスは、思いのほか順調にリハーサルが進んでおります。細部で意見が割れ見解が真逆になる場合も有りますが、お互いに妥協をせず納得出来るポイントを、建設的に探して行きます。長く活動して来た団体では、お互いにやりたい事も何となくわかるので、とりあえず色々試してみます。そして、焦らなければ必ず、本番までに良い方法が見つかるものです。楽しく、充実した時間です。壺井さんの作品も、一通りの楽章を打ち合わせ、次回以降の合わせでは、通しにかかれそうです。と申しましても、テンポが上がるのは少し先になりそうですが。。。
４月は、本番が三回。仕込む作品も多いので、今からエンジンを吹かしていかないと間に合いません。次回からは、ハイドンなども練習しないとです。頑張ります。

山形Q 練習47-Vol.03 （茂木記）

　二月は休まず営業中。と、いう訳で、山形交響楽団がお休みの本日は、山形Qのリハーサルでした。
本日は、ブラームスを鍛えまくりという目標で、第一楽章と第二楽章をかなり鍛えました。素敵な作品ですね、煮詰める程に、色々なアイデアが出てきます。どのように仕上がるのか、今から本番が楽しみです。また今回、四人の並びを変えた事で、弾きやすい所有り弾きにくい所有り、聴きやすかったりそうでない所もあったり、色々あって面白いです。これからさらにアンサンブルを整えて新しい並びの長所を伸ばし、改良型の山形Qのサウンドをお客さんに届ける事が出来る様、四人で頑張ります。
最後の一コマには、壺井さんの作品を第一楽章、第二楽章と音出し。設定のテンポが・・・、かなりノリノリです。。。特に、第二楽章で内声に炸裂する怒濤のピチカート・・・、どうしましょう♪♪乞うご期待。・・・人事（汗）

山形Q 練習47-Vol.02 （茂木記）

　本日は、内声とチェロの三人でリハーサルを行いました。
と言いつつ、とりあえず今日の大きな目標の一つは、紺野陽吉の二重奏のために道筋を整える事。最初に基本の道筋をしっかり固めておけば、演奏の自由度の高い二重奏は、自然に仕上がりますので。倉田さんには後から参加していただく事にして、最初に二重奏の打ち合わせをみっちり行いました。その後、倉田さんが合流してから二重奏を一度通し、客観的なところからも提案をしていただき、実り多きリハーサルとなりました。
三人では、ハイドンのクリーニングと、壺井さんの作品の譜読み。ハイドンは、１つのパートを抜いて合わせを行うと、色々なところで音程のばらつきや弓のタッチの個人差を捉えやすくなり、普段は気付きにくい部分の掃除が出来ました。また、抜けたパートに対する各々のイメージが強く表現される部分も多く、三人の相互理解が進んだ、と思っております。壺井さんの作品は、一通りゆっくり通し、お互いの手の内を出し合い大切な部分を確認。あとは次回のリハーサルまで各自再考です。
最後、ブラームスの第一楽章を通したところで時間切れ。次回は、ブラームスをやらないと。。。

山形Q 練習47-Vol.01 （茂木記）

　山形Qは、本日、リハーサル再開です。三週間と少しとは、近年稀に見る長期休暇でした。と申しましても、山形交響楽団の予定が忙しかったためのブランクでありまして、各々、職場(オーケストラ)での演奏を今日までたんまりとこなしております。今月も山形交響楽団が激務なので、リハーサルを行える日は、ほんの少しだけ。本日は、夕方の本番の前、午前中から公民館へ集まりリハーサルを行ってまいりました。
長い休みの後だからといって、ぬるいところから始めないのが山形Q。ブラームスの弦楽四重奏曲第二番(みんな大変)→ハイドン(主にファーストが大変)→モーツァルト《狩り》(気を抜くと大変な事に)、の順でリハーサルを行ってまいりました。各々、調子良くエンジンがかかったところです。
　次回定期演奏会が予定されている４月には、他にも演奏会が二回予定されており、それぞれ違うプログラムを準備する事になっております。なので、リハーサルの内容も定期演奏会で演奏する作品だけでなく色々混ざってまいります。（今回のリハーサルでは《狩り》でした）　定期演奏会の準備とあわせて、同時進行のリハーサルの様子をお届けいたします。
第47回定期演奏会とともに、同4月開催の白鷹と酒田の演奏会も、御都合がよろしければぜひ聴きにいらして下さい。
では、４月２０日まで、練習日誌は茂木がご案内申し上げます。