山響の定期が終わった翌日ですが、山形Qの依頼公演のため、河北町へ。
河北町が誇るホール「サハトべに花」。
私が山響に入った頃は、県内有数の「響きの良いホール」として重宝していました。山響でも、何かのレコーディングといえばここ。古くは、交響詩「白鷹」など。…懐かしい。その時のCDシングルはまだ保存してあります。
そんな「サハトべに花」ホールで山形Qの演奏会ができるのは、貴重な機会です。しかも、町の文化イベントに関連したもので、ほぼ満席のお客様に恵まれました。実行委員会の皆さまのご尽力に感謝します。
今回は山響首席コンサートマスターの犬伏亜里さんとヴィオラの田中知子さんをゲストに入れて、モーツァルト「弦楽五重奏1番」を中心に1時間ほどのプログラムで聴いていただきました。いかがだったでしょうか?
終演後、主催者から素晴らしい「おみやげ」もいただきました。なんと、河北町の銘酒「あら玉」の新酒。…これ以上のもてなしはありません。こんなことなら、もう1時間ぐらい弾いてもよかった。
また、ぜひよろしくお願いします。毎年、恒例にするのも良いですね。新酒の時期とか。
…嘘です。調子に乗りました。
とにかく、実行委員の方々はじめ関係者のみなさんに深く感謝。ありがとうございました。
ありがとうございます。御名答です、中島です。
「あら玉」は、すっきりとして切れ味の良い酒ですが、新酒のしぼりたてだと、瑞々しい柔らかさも加わり、素晴らしい逸品でした。他のメンバーはどうか知りませんが、私の場合はあっという間に、熟成されることなく空になりました。
四月定期の演奏は、しっかりと熟成させたいと思います。