山形弦楽四重奏団 ブログ

演奏会のお知らせ・日々の活動など

山形Q 大江町ふれあいコンサート終了。

2017-11-28 23:59:59 | 演奏活動
 本日、大江町教育文化振興基金活用事業〜山形弦楽四重奏団の大江町町民ふれあい会館での「ふれあいコンサート」が行われました。19時30分から約1時間のコンサートでしたが、町内外からたくさんのお客様に来ていただきました。ご近所さんだったり、温泉でよく会う方々だったり、その他の方々も温かくコンサートを楽しんでくれているようでした。

 写真のような看板やお花でステージ作りをして下さったり、もう町内の小中学校等のコンサートも含めて、約7~8年継続して、大江町内でコンサートが開けています。大江町の行政の方々や、町民の皆様の声あっての継続だと思います。心からお礼を申し上げます。

 我々山形弦楽四重奏団は、山形響というオーケストラに所属しながら、メンバー4人で17年以上活動を続けて参りました。これからもますます充実した活動が出来るように、精進していきます。

 最後に寒い中、会場にご来場下さった皆様本当にありがとうございました。(倉田記)
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山形Q 練習日誌66-vol.3(倉田記)

2017-11-27 23:59:59 | 練習日誌
 秋の芸術シーズンもそろそろ終盤にさしかかっています。

 関東出身の者は、11月は秋のイメージですが、山形に生活すると11月はもう冬ですものね。

 朝日町の中学校の音楽鑑賞教室のあと、リハーサルが行われました。

 明日行われる大江町ふれあい会館でのコンサートの最終リハーサルとなります。(会場で行われるゲネプロもありますが)。珍しく大曽根コミュニティセンターで行いました。

 大曽根の音楽室は、普段使用している出羽コミュニティセンターより、響きが吸い取られる感じで、綿密に練習するのには適している気がします。自分の楽器が出している音を商品化しなければ、雑味を含んだ粗ばかり強調されていきます。部屋の響きは、決して助けてくれません。

 明日のプログラムの最終確認のような様相でリハーサルは進みましたが、明日間に合えば良いというより、より長期的なビジョンを持ってお互いの奏法などあらためてチェックし直しました。

   
   (イメージ)

 弓の持ち方、あて方、運び方〜まるで初心にかえるように、細かい作業を行います。これが、きっとあとあと到達点が違ってくると思われます。

 急がばまわれ。

 明日は、良い演奏会になるように頑張ります。時間のある方は是非!!

 チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。
 ただいま6箇所
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山形Q 練習日誌66-vol.2(倉田記)

2017-11-23 23:59:59 | 練習日誌
 週間天気予報にも雪マークがちらちら付くようになりました。

 空も山形の冬の様相。どんより重そうなグレーの雲に覆われています。山形に本格的に冬が来たようです。

 さて、ただいま山形Qは、11/28に行われる大江町のふれあいコンサートのリハーサルを行っています。プログラム的には、新しく挑戦する曲も少なく、個人のレヴェルアップを狙ってエキソサイズに時間をかけています。

 演奏会に弾く曲を通して、あ〜でもない!こぉ〜でもないと!時間をかけるより、楽器を奏でる根本的なことに重点を置きました。色々なことがクリア出来ると、日々の演奏に煩わしいことや余計な時間を割かなくて、音楽に集中出来るかもしれません。理想ですけど。お互い所有している問題は、この際乗り越えてゆきましょうぞ。

 とは言っても技術的な事は、一晩で解決できるようなものではありません。新しく取り入れることは数日で出来るようになっても、今まで使っていた技術?を変更するのには、少し時間がかかるのです。今までの技術を全否定して、直してやるというおのれの強い意志がないと、なかなか飛び越えることは出来ないのです。

 余談ですが、子供の頃に最初に教わる先生が重要というのは、まさにそのことです。変な癖が付いてから、偉い先生についても、良い奏法に直すには、最初に正しい奏法を教えるより何倍も時間がかかってしまいます。もしくは、正しく直りきれません。偉い先生は、技術的なことより音楽的なことを教えることに時間をかけるでしょうから・・・・。

 話がそれました。

 何度も演奏してきている曲を、新たに楽譜を見直す時間は、とても勉強になります。演奏癖を発見できる可能性もあるので、時間をかけて、楽器を持たずに楽譜を凝視する時間はとても大切です。何日か続けていると色んな事に気づかされるからです。

 本日は最後の1時間を使って、L.v.ベートーヴェンのOp.18-5、18-6を通してみて、今日の技術のおさらいを試してみました。

 vol.3につづく。

 チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。
 ただいま3箇所
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山形Q 練習日誌66-vol.1(倉田記)

2017-11-13 23:59:59 | 練習日誌
 秋も深まり、遠くに見える山の山頂には雪が積もって白くなっているのが見えます。紅葉もそろそろ終わりで、黄色い銀杏の葉が落ちてしまえば、後は冬の声が届きそうです。

 こんな日は、仕事帰り美味しいお酒でも買って、鍋でもつつきながら一杯やるのが幸せの瞬間です。

 おちょこにお酒をついで、口に含むまさにその時・・・・。

 今井女史からの電話!!

 とっさに今日は、山形Qの練習日だったと思い出し、口に含んだ日本酒をはき出したのでした。後30秒遅ければ、運転が出来なくてOUT!!

 口をゆすいで、遅れること1時間とちょい・・・・・。もう少しか・・・・。すまん。最年長の私、最近うっかりが多くてね。それだけ日々、時間に追われているのね。ボケが始まったわけでも無かろうに。しっかりせねば。

 ということで、3人で真剣に練習していた中に、途中乗車。

 第66回定期演奏会に向けた練習が始まりました。普段より、個人活動等が多くてなかなか山形Qのリハーサル開始とならなかったので、久しぶりな感じがします。

 いきなりM.ラヴェルから!!とはならずに、まずは、J.S.バッハのフーガから練習します。山形Qのクァルテットとしてのウォーミングアップみたいなものです。

 本日の練習は、先月の第65回定期演奏会でも取り上げたL.v.ベートーヴェン Nr.4がメインの練習です。というのも大江町での演奏会や大江中学校及び朝日学園でのスクールコンサート(計5回)でこのNr.4をとりあげるからで、最初の本番が今月の28日!!段々近づいているので、定期演奏会の練習より優先したのでした。

 Nr.4はこれまでに山形Qとして一番本番回数が多いL.vベートーヴェンの曲かもしれません(おそらく)。リハーサルをしなくても本番が近かったので、すぐに披露できると思うのですが、以前作り上げた演奏方針そのままをもう一度〜なぞるように演奏するのでは、性分として飽きてしまいます。違うアプローチを考えたいのです。しかも自然に。決まり切ったことをなぞる演奏は、ライヴ感に欠けて魅力に感じないと私は思っています。練習の時の約束は約束、何が起こるかわからない本番が一番楽しいからです。

 お互いのボウイングやヴィヴラートのかけ方など、再点検しながら、より高い演奏を作り上げてゆきます。一人一人の課題はしっかりわかっています。長い目ではなく、急速に何かしらの答えをお互い出して、一歩一歩一緒に上に行きましょう。

 (写真)、今井女史が入団した頃にとった写真で、もう何年も前ですが、ふざけて撮った写真なのに、全員が自然な笑顔で私は好きな写真の一枚になりました。こんな感じでどんどん前を向いて頑張ってゆきたいと思います。

 vol.2につづく。

 チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。
 ただいま1箇所
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