山形弦楽四重奏団 ブログ

演奏会のお知らせ・日々の活動など

山形Q 練習52-Vol.7(倉田記)

2014-06-30 23:46:48 | 練習日誌
 山形響の大阪・東京公演の荷ほどきも済んでいないのに、本日は山形Qの練習日。

 ご老体は疲れがたまり今日も遅刻。疲れがとれている若い二人に謝罪するところから練習が始まりました。

 「貢ぎ物のお茶を受け取ってくだせぇ~どうかお許しを・・・・・・」

 さて、F.J.ハイドン Op.33-6から練習開始。今日から録音して練習をさらに深く追求してゆこうと思った矢先、録音機をぼけた頭で忘れる失態。うぅぅぅぅ~ん。

 第1楽章から今までにあまりやってこなかったことを、確認しあって音楽が生きたのかどうか?各自もう一度譜面上の音楽の読み直しです。もちろん音は並んでいるのですが、そこから本番に向かってどう音楽をしてゆくのか?根本的に取り組み姿勢など、まだまだ越えなくてはいけないハードルは、あとになればなるほど見つかるものです。最近の定期演奏会では、毎回違う問題点が見つかるのも団体としての成長の証です。

 最後に通して、一度録音してみました。(私ではない)

 残り1時間となったところで、演奏する予定のアンコール曲を練習。この曲もだいぶみんなが慣れてきたので、さらに守りに入らない音楽的な進歩を目指すべく今までのやり方を解体してみました。慣れが必要ですが、これでだいぶ方向性が決まった様子です。

 次回は、F.メンデルスゾーンから。勿論録音してみましょう。

 ~チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動しています。~
 ただいま10箇所及び山形市内公民館
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山形Q 練習52-Vol.6(倉田記)

2014-06-24 23:59:59 | 練習日誌
 今日の茂木&今井劇場。

 茂木「ふぅ~んだ!ふぅ~んだ!さっき間違えたの悔しいなぁ~悔しいから、だっちゅ~の(古い)しながら反省するのだ!」

 今井「うぅぅぅぅ~~ん。あまり関わらないようにしよう。練習も終わったし、安全運転で帰らなくちゃね。」

 さて、明日からの仕事で大阪へ旅立つ前に、本日も山形Qの練習がありました。ふと気づいたら定期演奏会まで1ヶ月切っています。チラシはりや挟み込み、チケット販売など色々やることがあります。

 練習の方は、紺野陽吉 弦楽二重奏曲から。速いパッセージでも息を詰めないで演奏して、空気を入れるのが課題となったようです。(すみません私練習参加してないので詳細は分かりません)。

 4人集合してからは、F.メンデルスゾーンを第1楽章から・・・。第52回定期演奏会にむかっての練習はこれで6回目。F.メンデルスゾーンは5回目くらい?メトロノームもとれて、実質音楽作りをしながら通してみました。お互いに問題点を洗い出しながら何度か通すと、さっき言葉で確認したことが作り物ではなくて、自分達の音楽として流れ始めます。だいぶ器用になってきたなぁ~うちの団体。練習しがいがあります。

 次回は、F.J.ハイドンからやりましょうかね。


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山形Q 練習52-Vol.5(倉田記)

2014-06-22 23:59:59 | 練習日誌
 前回の練習のお返しとばかり・・・・・
「今井さん、ここはスコアを読み込むとアクセントではなくて、このフレーズ全体がrin fじゃないですかね?」

「あら?それはどういう根拠からかしら・・・??」

「1stVnの同じようなところにrin fが存在するのだから、2nd Vnのここはアクセントだとおかしいじゃない?チェロだってその方が音楽的に付き合って上げられるし・・・・」

 なんて、今日も茂木&今井劇場は展開されるのでした。(半分冗談)

 クァルテットを長くやればやるほど、自分の譜面に責任を持つことは勿論、他のメンバーの譜面もスコア等から頭に入れて、細部まで知っておくことに損がないことを理解してきます。(言葉では理解してても、実践できるかは別の話)初歩の段階ではまず自分の譜面を熟知するところから始まるのですが、この14年もやってきたクァルテット活動の上では、他メンバーの譜面や演奏傾向、その場の表現したい方向を瞬時に想像、理解などやることが多くなります。ただ音が並んで、ぴたっと縦の線が合うだけではお互いに満足度が低く、良い演奏になる感じが最近はしません。

 長く続けてきたからこそ、踏み込み始めた感覚なのかもしれません。

 さて、本日は、F.メンデルスゾーンのOp.44-1の第4楽章から。弾き飛ばせば数分で終わるこの楽章に命を吹き込むのに時間を要しました。そして、アンコールの練習とF.J.ハイドン Op.33-6の練習。W.A.モーツァルトのハイドン・セットのように自分達の近いところで音楽がまだなりません。未だ他人行儀を崩さないOp.33-6。解消すべく何度も通して体に染みこませるところまでで練習終了。

 次回は、紺野陽吉 弦楽二重奏曲から練習して、F.メンデルスゾーンを第1楽章から。

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 ただいま6箇所及び山形市内公民館



 
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山形Q 練習52-Vol.4(倉田記)

2014-06-14 23:59:59 | 練習日誌
 「ちょっと!!!あなたいつもここを四分音符で弾くから、私の入りが分かりづらくなるの!!ここは八分音符よ!!間違えないでね!!」」

 「うぅぅぅぅわぁぁぁ~~すみません。夕べあまり寝てないもんで・・・・・今後気をつけます」

 という会話をしているわけではございません。

 さて、今日はF.メンデルスゾーン Op.44-1を第1楽章から何度も通したり、ボウイングやフレーズの確認。そして奏法の研究など色々やりました。山形響の前半音楽教室シーズン真っ盛りで、貴重な休みなのに山形Qの練習には妥協はございません。特にここ1年位、急に開けられる引き出しの数が増えて参りました。自分にも他人にも厳しく音楽を要求することも出来るようになってきました。実質メンデルスゾーンは今日で2回目の練習日なのに、随分と本番前のようなことも議論できるようになりました。それだけでも少し成長が感じられるのでした。

 しかし、難しい所は難しい。ならぬものはならぬ。(会津の教え)今あっていないところの縦線ばかり気にしていても音楽は生まれません。まずは何度も通して、どう音楽が進むのか体に染みこませている最中です。

 また次回の練習に期待。次はメンデルスゾーンの第4楽章から練習します。

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 ただいま4箇所
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山形Q 練習52-Vol.3(倉田記)

2014-06-08 18:45:24 | 練習日誌
 最近この山形Qブログ更新が少ないかな?と思っている数少ない山形Qファンの方々、ご心配ありがとうございます!!今月から山形Qは、心を入れ替えて??練習に励んでゆきます。依頼演奏会も練習日もなく、良い意味で個人の充電期間に先月はなりました。

 さて、今日の練習ですが、中島リーダーの元、今回の定期演奏会で取り上げる山形県白鷹町出身の戦没作曲家~紺野陽吉 弦楽二重奏曲の練習から始まりました。弦楽四重奏曲を作曲していない紺野陽吉ですが、山形県出身の悲劇の作曲家~紺野陽吉の作品は、放って置いても演奏される機会の多い古典派~ロマン派の大作曲家の作品とは違い、意識的に演奏機会を作らないと忘れ去られる運命になってしまいます。私達山形Qはそういった作品に演奏機会を与えることも重要な活動だと思っています。

 その後、F.J.ハイドン Op.33-6を重点的に練習して、ある程度音楽の方向性が見えるところまで仕上げました。残りの時間でアンコール曲(演奏するかどうかは未定ですが)の練習。

 練習の初期段階ですが、最初から厳しく音楽に取り組み始めました。

~チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動しています。~
 ただいま2箇所

 
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Act saal M.開館。

2014-06-01 23:59:59 | 演奏活動
 村山市楯岡に出来たAct saal M.のオープニングパーティーで演奏して参りました。

 山形響創立名誉指揮者である村川千秋・映画監督村川徹ご兄弟のお力で、ご実家に村山市の文化発信の場所としてAct saal M.は、開館しました。お酒やジュース、お料理が並ぶオープニングパーティーでしたが、キラキラ会の子供達の演奏など大いに盛り上がっていました。

 私達山形Qは、幸松肇さんの弦楽四重奏ための「最上川舟唄」「ソーラン節」、そして、庄内定期演奏会を主催下さっている黒木先生のフルートと一緒にW.A.モーツァルトのフルート四重奏曲を演奏しました。

 関係者や御近所の皆様が集まり、今後の文化発展にこの施設が使用されることを確認しました。山形Qも微力ながら村山市楯岡の文化発信のお手伝いをさせていただこうと思っています。

 まずはおめでとうございました。

 (写真)オープン前に音だしのために先日行ったときの模様です。
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