山形弦楽四重奏団 ブログ

演奏会のお知らせ・日々の活動など

山形Q 練習日誌93-vol.2(倉田記)

2024-09-28 23:59:59 | 練習日誌

 昨日までの演奏旅行のお話が止まらない他メンバー(私は有給休暇)。

 お疲れのところリハーサルに無事集合しました。

 まずは、K.593から前回は初合わせということで、通すことが目的だったのですが、本日は細かいことをリハーサルしました。

 音楽のニュアンス(これ難しい・・)や、曲中に出てくるフーガの在り方など色々と。

 まだ個人練習が足りない部分もありましたが、各個人が時間を作ってやるしかない。

 K.170・・・アウフタクトがGの音から始まり、私の最初の2小節もGばかり、どうしてもG-Durに感じようとする脳が、Fisを弾かせてしまう!いやC-DurだからFだって・・・・こちらも細かいニュアンスを相談しながら、要個人練習。

 K.158・・・この曲やはり名曲です。一番理解するのに時間がいらない気がします。しかし、これも要個人練習。

 本番まであと約半月ばかり・・・・。

 頑張って早めに仕上げないと・・・・モーツァルトは誤魔化しがきかないし、本番直前にバタバタしたくない。

 帰宅途中の夕日が美しかったのが救い。

 チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。  
  ただいま11箇所

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山形Q 練習日誌93-vol.1(倉田記)

2024-09-22 23:59:59 | 練習日誌

 昨日、今日と大雨。近所の最上川も泥水で河幅が大きくなっています。

 被害が出ました地域の皆様、早い復興をお祈りしています。

 さて本日からクァルテット活動再起動しました。昨年度からお手伝いしてもらっている犬伏亜里さんとの共演も三度目(その他色々な演奏会を含めると、もう十度近い回数共演しています)で、初めましての頃の探り合いも必要なし。他ゲストの田中知子さん共にリハーサルを開始しました。

 今回はオール・モーツァルトプログラムでK,158、K.170、K.593を演奏します。

 K.158とK.170は、初期作品の弦楽四重奏曲という括りになっていますが、大きく作風が異なっています。K.170〜第10番ですが、K番号が大きいのに、K.158よりむしろ初期のシンプルさを感じさせて、第1番 K.80に近い印象です。第1楽章は変奏曲になっていますが、1stVnだけが活躍し、他の楽器にメロディを担当させることがありません。ハイドンなどの変奏曲よりも「ヴァイオリン音楽」を聴かせてやりたいというモーツァルトの意表をつく遊びなのかもしれません。

 K.158〜第5番の方は、6曲からなる「ミラノ四重奏曲」の4曲目。曲冒頭から印象的なリズムがあり、曲全体に現れます。3楽章構成ですが、全ての楽章に個性が溢れていて、私は大好きです。

 K.593〜弦楽五重奏曲第5番は、2回前に取り上げた第1番に比べて、複雑に絡み合うアンサンブルもあり、楽しむまでには、もう少し時間がかかりそうです。クァルテットを聴いた後に、この曲を聴くとモーツァルトの成長を強く感じることができるという趣向で今回のプログラミングになりました。

 これからのリハーサルに向けて、個人練習など色々乗り越えてゆきます。

 是非ご来場くださいませ。

 チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。  
  ただいま10箇所

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