山形弦楽四重奏団 ブログ

演奏会のお知らせ・日々の活動など

山形Q 練習日誌70-vol.2(茂木記)

2018-11-19 20:40:09 | 練習日誌
 オーケストラでハイドンの「天地創造」を演奏した翌日、貴重な休みの日はクァルテットの音造りに充てられました。

 ハイドンを熱心に信奉したとして知られているホフシュテッターの作品から着手。

 この作品をハイドン漬けになっていた翌日に演奏すると、確かに、ハイドンを意識したであろう楽想。と同時に、ハイドンの音楽とは異なる質感も覚えます。「ハイドンのセレナーデ」としてよく知られた第二楽章がある一方で、ある楽章には、どちらかというと後に活躍したヨハン・シュトラウスに近しい雰囲気の音楽が書かれていたりもします。

 「ハイドンの作品群に紛れ込んでいた曲」として聴くと「なんじゃ、これ」となるかもしれませんが、ホフシュテッターの作品として接しているとなかなか素朴で、二楽章だけでなくすべての楽章を演奏してあげたくなる親しみを感じる作品です。

 その後、バルトークの第一楽章をじっくりと打ち合わせ。

 調性のある古典民謡に接するように、丁寧に歌うように、大切にアプローチを重ねています。次回以降、残りの楽章もじっくり仕込んでまいります。

 次回定期演奏会のチケットを準備中です。

 今月中に発売する予定ですので、準備が整い次第お知らせいたします。
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山形Q 練習日誌70-vol.1(茂木記)

2018-11-05 21:34:37 | 練習日誌
 10月の定期演奏会のあとは、山形交響楽団の業務が目一杯つまっていたのでひたすら個人練習の期間。11月に入りようやく四人でのリハーサルを再開出来ました。

 第70回のプログラム一番の見せ場は、何と言ってもクラリネットの川上一道さんと奏でるウェーバーの五重奏でしょう。クラリネットの華麗な技巧を存分に味わえる、聴いていると心が躍る、名作中の名作。聴けばきっと、春を待つ気持ちもホクホクと暖かくなってくる。

 今回のリハーサルでは弦楽の四人のみで譜面の読み合わせを行いましたが、四人で音を出している時から優雅で軽快で心地良い。10分前まで苦労しながら合わせていたバルトークの熱いハートを、まるで魔法でもかけたかの様にウェーバーがさらっと拭い去ってしまいました。

 1月の演奏会まで、リハーサルの最後はウェーバーをやるのが良さそうです。

 チラシ制作中
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