山形弦楽四重奏団 ブログ

演奏会のお知らせ・日々の活動など

山形Q 練習日誌84-vol.1(倉田記)

2022-05-30 23:59:59 | 練習日誌

 7月18日(月・祝)山形弦楽四重奏団 第84回に向けての練習が始まりました。

 今回は

・L.ボッケリーニ 小弦楽三重奏曲 変ホ長調 Op.47-4 G.110
・F.シューベルト 弦楽三重奏曲第2番 変ロ長調 D581(Zweite Fassung)
・F.クロンマー フルート四重奏曲 ト長調 Op.92

 という演目になっています。

 ゲストの鈴木さんは、もう少し弦楽側が仕上がってからの参加という事で、メンバー3人で初合わせを行いました。

 L.ボッケリーニの小弦楽三重奏曲の変ホ長調から。短い中に、同時代のハイドンやモーツァルトとは違う独特の個性を感じさせます。今まで演奏した3曲とは違う、パート譜だけでは音楽の展開が読めないけど、3人で合わせれば音楽が進行してゆく不思議な感覚。まだ勉強始まったばかりなので、伸び代が楽しみです。

 F.シューベルトの第2番は、Vnが大活躍。ソリストが伴奏者を伴って自由に演奏するイメージ。ヴィオラ・チェロはただの伴奏ではなくて、急に難しいパッセージが出てきたり、気は抜けません。昔ならどう演奏していいか分からない状態で、且つ退屈と思っただろうと想像がつきます。今は、こういう音楽を素晴らしいと感じる(年齢を重ねた上の)感性が育ったのだと思います。良い演奏になるように、練習してゆきます。

 F.クロンマーは、今日はなし。次回以降練習してゆきます。

 さて、7月の演奏会までほぼ休みなしの怒涛のスケジュールですが、コツコツやってゆきましょう。

 応援よろしくお願いします。

 チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。  
   ただいま15箇所

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山形弦楽四重奏団22周年。

2022-05-01 23:59:59 | 演奏活動

 5月になりました。山形弦楽四重奏団は、まる22年を過ごしました。活動開始から積み上げられた時間はありますが、いつまでも挑戦し続ける気持ちは結成以来変わりません。応援してくれる方々がいる限り精力的に活動を続けて参ります。あらためて御礼申し上げます。

  昨年の記事

山形弦楽四重奏団21周年。 - 山形弦楽四重奏団 ブログ

 昨年5月から1年間で演奏した曲目をあげておきます。

・L.ボッケリーニ 小弦楽三重奏曲 ト長調 Op.47-2 G.108
・L.ボッケリーニ 小弦楽三重奏曲 変ロ長調 Op.47-3 G.109

・W.A.モーツァルト ディヴェルティメント 変ホ長調 K.563
・W.A.モーツァルト ホルン五重奏曲 変ホ長調 K.407
・W.A.モーツァルト オーボエ五重奏曲 変ロ長調 K.361(370a)
・W.A.モーツァルト 歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」(J.ヴェント編曲によるフルート四重奏版)

・E.v.ドホナーニ 弦楽三重奏のためのセレナーデ ハ長調 Op.10

・J.シベリウス 弦楽三重奏曲 ト短調

・新垣雄 Rhapusody in Uchinaa II(世界初演・川上一道委嘱作品)

・F.ドヴィエンヌ ファゴット四重奏曲 変ホ長調 Op.73-3

・C.クロイツァー クラリネット四重奏曲 変ホ長調

・幸松肇 弦楽四重奏のための日本民謡より「さんさ時雨」「南部牛追い歌」「おてもやん」「ソーラン節」「最上川舟唄」

         他

**アンコール等の楽章抜粋曲は割愛させていただきました。今年もゲストの方々(川上一道、小松﨑恭子、上野健、柴田裕太、梅島洸立、田中知子の各氏)に助けられて、活動を継続できました。毎回のように会場に足を運んでくださるお客様方や広告を入れてくださる企業の皆様、関わる全ての人に感謝を申し上げます。来年度に向けてますます精力的に活動を継続して参ります。引き続き応援よろしくお願いします。

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