山形弦楽四重奏団 ブログ

演奏会のお知らせ・日々の活動など

山形Q 練習日誌62-vol.2(茂木記)

2016-11-28 23:24:03 | 練習日誌
三週間ぶりの練習。
三週間も個人練習を積んだ期間は、ここ数年ではほとんど無く、珍しいことでした。

楽器を取り出すと、今後の依頼演奏や次回の定期に向けて、各自でこっそりと磨き上げてきた手の内をぶつけ合います。
最初にフーガで軽くウォームアップをした後は、モーツァルトの「狩」やドヴォルザークの「糸杉」、その他に小品を色々打ち合わせて。。。
「狩」は、本当にたくさんの回数弾いてきましたが、何度弾いても新鮮で楽しいですね。
毎回、新しい音楽が見えてきます。
互いに気持ちが堅くならずに、良いリハーサルが行えました。

定期の準備は、ハイドンのOp.55-2「剃刀」を。
まだこんな難関が残っていたのね。。。
という感じです。
各々、ちゃんと練習しておかないと「剃刀」が「ギロチン」「鉄乙女」になるかも?!

次回以降、バルトークの3番とドヴォルザークの12番も待ち構えてます。
怖気付いている暇なんかない。
「なくのがいやなら〜、さ〜あ、さーらーえ〜〜〜〜」(水戸黄門風に)

チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。
ただいま5箇所
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ぷくらすコンサート(茂木記)

2016-11-14 21:49:56 | 演奏活動
夏に、大江町の中央公民館が新しくなりました。
この度、その新しい中央公民館にお招きいただき、山形Qで演奏会を行ってまいりました。

「ぷくらす」の愛称がついた中央公民館には、立派な図書館や各種用途のための設備が備わります。
そして何より、200席ほど客席を設けられるホールが備わっています。
椅子やステージは固定ではありませんが、しっかりした物が備わっていました。
木をふんだんに用いた建物なので、あたたかな響きが豊かにひろがり室内楽の演奏にはもってこいの会場。

「ぷくらす」でこの様な演奏会を行うのは今回が初めてというお話でしたが、客席がほぼ全て埋まった状態で演奏することができました。
プログラムは、普段クラシックを聴かれない方にも楽しんでいただける様にとハイドンの「皇帝」から民謡や童謡まで。
幅広い年代の方が聴いてくださり、一曲ごとにあたたか〜い拍手も頂戴して。
大江町に惹かれて倉田氏が定住した理由が、そんな客席の様子からもたくさん感じられました。
心に残るひと時となりました。
お招きくださいました大江町の皆様に深く御礼申し上げます。
ありがとうございました。

新しい中央公民館がこれからも活用され、地域の文化がますます深まりそして発展してゆきます様に!!

   
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左沢小コンサート 高学年の部(茂木記)

2016-11-14 20:50:29 | 演奏活動
大江町の左沢小で、今回は高学年の生徒さんを対象にコンサートを行いました。
先日の低学年対象に行ったコンサートに続き、今回もとても良いお客様に恵まれました。

音楽に聴き入る生徒さんたちの様子を見ていると、山形Qのメンバーよりずっと自然体に音楽を吸い込んでゆく感じがします。
多くの自然に触れて生活でき、優しく五感を育む時間と空間が多くある大江町。
きっと生徒さんたちは、ヴィヴァルディやベートーヴェンの様に自然から音楽を聴き、音楽から自分たちを取り巻く野山や森の香りを感じ取ることができるでしょう。
最初に備わる感覚が違うなぁ、と、ちょっと羨ましく思いました。

セロ弾きのゴーシュのように、演奏者も聴き手から教わった演奏会でした。
素敵な学びの時間にご一緒させていただきました。
大江町のみなさまに心より感謝申し上げます。
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左沢小コンサート 低学年の部(茂木記)

2016-11-08 22:59:28 | 演奏活動
芸術の秋!! 
は、すぎ去り、暦は冬へ。
山形にも急に寒さが吹き込んでくるなか、山形Qは大江町の左沢小学校でコンサート。
本日は、1〜3年生の皆さんに聴いていただきました。

すごいですね、左沢小の皆さん!!
音楽を聴く時の集中力がすごい!!
一心不乱に聴き入る様子からは、聴いた音が全て頭の中に焼きついていくかの様な、非常に鋭い集中を感じます。
悪い演奏を聴かせてはいけない、と、こちらも一段と気持ちが引き締まります。
そして、こういう厳しいお客様がいるからこそ、山形Qは常に向上心を持ち学びの心を忘れずに活動して行けます。

今回、我々も良い学びを得た本番でした。
演奏を聴いてくださった左沢小の皆さんに心から感謝申し上げます。
ありがとうございました!!
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山形Q 練習日誌62-vol.1(茂木記)

2016-11-03 21:09:48 | 練習日誌
1月の定期に向けてバルトークの音出しだぁっ!!!!

となる前に、今月の山形Qは依頼演奏が多いのでそちらのリハーサルを行いました。

久しぶりにあわせたハイドンの「皇帝」が、その日のうちに、いつ本番になっても大丈夫な状態にまで仕上がる。
本番前にもちゃんとリハーサルがありますから、「皇帝」はもう大丈夫!!
その他にも、本日のメニューはベートーヴェンの緩徐楽章各種をはじめ有名な小品などの名曲集。
曲数が多くても手を抜かず、突っ込んだ意見交換をしつつ、今日のリハーサルでそれぞれの曲を本番仕様にきっちり仕上げました。
レパートリーの幅の広さと仕上がりの早さは、長く続けてきた常設団体の強みです。

本日、バルトークはおあずけ。
しかし今日リハーサルを行わなくても、各メンバー、個人の仕込みはすでに始まっています。
初合わせを行うより前に、物理的難関を何箇所かクリアしておく必要がありますので。
あとリズム、というかノリを、事前にからだに取り込むのが必要です。
合わせの時に頭や体でカウントしながらだと、音楽に乗り遅れたりオチたりして貴重なリハの時間を浪費しますので。

今の時期、演奏会ではすまし顔で演奏している山形Qメンバーですが、
自宅に戻れば必死の形相なのであります。
たぶん。
いや、そうなのです。

私茂木は、チラシとチケットの作成でも必死。
頑張って近日中に仕上げます。
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コラボコンサート(茂木記)

2016-11-02 20:34:28 | 演奏活動
山形市にある橋本生花株式会社様のご厚意で、橋本生花×山形交響楽団コラボコンサートが行われました。

会場は、橋本生花様の建物内、普段は商品を取り扱われる広いスペースを演奏会場仕様に整えての演奏会。
日頃から繊細な生花を扱われているスペースという事で、かなり安定したコンディションで演奏する事が出来ました。
また屋根に傾斜がかかっている建物の形状が、とても演奏しやすい響きを生み出してくれました。

とても素敵な演奏会でした。
会場で演奏に熱心に耳を傾けて下さった皆様、そしてこの機会を与えてくださいました橋本生花の皆様に心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。
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