冷たい雨が時々雪に変わる、すっかり冬が深まりつつある大江町。午前10時に訪れた体育館はさぞかし冷えているかと思いきや、学校や町の教育委員会の方々の厚意により、たくさんのストーブで温められていました。おそらくかなり早い時間から準備してくれていたのでしょう。
今回は男3人に加えて、山響フルートのおなじみ小松崎さんに来てもらい、モーツァルトの四重奏をメインに、楽器紹介などを含めて聴いてもらいました。司会はもちろん、大江町のヴィオラ倉田氏。
時間が余ったところで、「質問コーナー」。何か私たちに訊いてみたい事ありますか?
…いきなり、おじさんたちに「何でも訊いてよ」と言われても戸惑うのが普通の小学生だと思いますが、大江町の子供は積極的です。低学年の女の子がすぐに手を挙げました。いったい何を訊こうというのか?
「いろんな曲が弾けて、すごいなと思いました」
…以上。素敵な感想を発表してくれました。
それで空気が和んだのか、次々に手が挙がり、「どのぐらい練習すると上手く弾けるようになるんですか?」「チェロの重さはどれぐらいですか?」「フルートは何円くらいするんですか?」などなど。
明るい子供達なのです。
ここ大江町でも少子化が進んでいて、年々生徒が減ってきています。それでも、子供たちは、しっかりと、のびのび育っているのを見て、温かい気持ちになりました。
この公演のために尽力してくださった教育委員会の方々、先生方、関係各位に感謝します。
(写真)HPより