平成20年
今時のあいちゃんはピンポンかゴルフの小さい玉を手玉に取る美人だが
昭和30年頃(31年)の愛ちゃんは太郎の嫁になる話でもちきりだった。
ご存知の方もおられるだろうがその歌の歌詞は
「さようなら、さようなら、今日限り、愛ちゃんは太郎の嫁になる、おいらの心を知りながら、でしゃばりお米に手を引かれ、愛ちゃんは太郎の嫁になる」
かなり長い間お嫁入り先を探していた下御領生産森林組合山林内米道(ヨネミチ)で育った100数十才の松。
松の木を組合が販売したとき業者からもらったものだ。
松脂(マツヤニ)を採取した松が山林には今も多数残っている。
管茶山師が書いた「福山志料」に硯岩と書いてある名石の近くだ。
(奥の四角い石が硯を入れる箱に似ており、右にある石は墨つぼ石、手前の石が筆置石、セットになっている)

本題に戻ろう。松脂を採取した山林内の松の現状。


我が家に持ち帰りをしてお嫁入り先を探す松。
一度お嫁入り先が決まったが担当者が転勤になり、破談になったいきさつがある。
というわけもあり、相手が見つかるまでかなり待つ。

虫に食われて少しぼろぼろになりかけた時
私の友人のお世話で福山市人権平和資料館殿がもらってくださることになった。

「さようなら、さようなら・・平和のためにがんばるけれど出来たら綺麗なときに輿入れしたかった」とお米に愚痴ったとか。



お米の役割をさせてもらった人間としては身分不相応な都会の最高のところへいけたのだから愚痴を言われることはないと思うが松といえども人権にかかわることなら謝らねばならない。

少し時間がかかるかもしれないがここで顔見世する予定である。
忘れていた。
今回のお嫁入りにはお供を連れてきていたので紹介する。
松の表皮を剥がす、「かわすき」といわれる工具で昭和20年頃使われていたそのものである。

福山市平和人権資料館は福山駅北口から西へ、美術館横を北へ行く。
お城の北西、駅から遠くない。
今時のあいちゃんはピンポンかゴルフの小さい玉を手玉に取る美人だが
昭和30年頃(31年)の愛ちゃんは太郎の嫁になる話でもちきりだった。
ご存知の方もおられるだろうがその歌の歌詞は
「さようなら、さようなら、今日限り、愛ちゃんは太郎の嫁になる、おいらの心を知りながら、でしゃばりお米に手を引かれ、愛ちゃんは太郎の嫁になる」
かなり長い間お嫁入り先を探していた下御領生産森林組合山林内米道(ヨネミチ)で育った100数十才の松。
松の木を組合が販売したとき業者からもらったものだ。
松脂(マツヤニ)を採取した松が山林には今も多数残っている。
管茶山師が書いた「福山志料」に硯岩と書いてある名石の近くだ。
(奥の四角い石が硯を入れる箱に似ており、右にある石は墨つぼ石、手前の石が筆置石、セットになっている)

本題に戻ろう。松脂を採取した山林内の松の現状。


我が家に持ち帰りをしてお嫁入り先を探す松。
一度お嫁入り先が決まったが担当者が転勤になり、破談になったいきさつがある。
というわけもあり、相手が見つかるまでかなり待つ。

虫に食われて少しぼろぼろになりかけた時
私の友人のお世話で福山市人権平和資料館殿がもらってくださることになった。

「さようなら、さようなら・・平和のためにがんばるけれど出来たら綺麗なときに輿入れしたかった」とお米に愚痴ったとか。



お米の役割をさせてもらった人間としては身分不相応な都会の最高のところへいけたのだから愚痴を言われることはないと思うが松といえども人権にかかわることなら謝らねばならない。

少し時間がかかるかもしれないがここで顔見世する予定である。
忘れていた。
今回のお嫁入りにはお供を連れてきていたので紹介する。
松の表皮を剥がす、「かわすき」といわれる工具で昭和20年頃使われていたそのものである。

福山市平和人権資料館は福山駅北口から西へ、美術館横を北へ行く。
お城の北西、駅から遠くない。
およめの行く先が決まって良かったですね。
これから、お幸せに、過ごすことができます様に。
松も、きっと喜んでいるでしょうね。
心優しい気持ち、伝わってきました。
このように、記念に残るって、いいものですね。
私も、凄く若い頃、記念の樹木に彫刻を頼まれ、彫った作品が、どこかの公の場所に、・・・・。
思い出してしまいました、・・・・。
今は、どうなっているかは、・・・・。
わが家にも松があって、春になるとこすって外皮を落としたりするのですが、松脂はすごい強烈です。
赤松なので、外皮を落とすと別人(別の木)のように、見違えてしまいます。
お嫁さんのお手配、お疲れ様でした!
燃料になったと聞いています。当時多くの松の木が
枯れたそうですが・・・そんな歴史を伝える役目を
担って資料館に。
現在で言うバイオ燃料だったわけですね。
人間社会は化石燃料や植物バイオなど利用しないと
生きていけないんでしょうか。
ここ1年くらいで、突然国産木材の需要が出てきたようで、私の周りでは、杉が伐採されたり、林道が整備されたりしています。
古い話で恐縮ですが、戦前松根油(ショウコンユウ)と言って、飛行機に使う燃料と称して掘った記憶が有る。
マツヤニと用途が違うでしょうが、松は色々と利用できるのでしょうね。
最近杉林が増えたせいかあまり見掛けず、松林は海岸の防風林に良く見かけます。
松のお嫁入り先が決まって、一安心ですね。
"松"に愛着があるので、私も嬉しいです♪
昨日、タラの芽をてんぷらにしました。思ったよりほろ苦くなかったのですが、とても美味しくいただきました。
タラの芽のご飯ってどうやって作るのですか?
宜しかったら教えてくださいませ~。
神国日本がこんなことで国体を維持できると信じたこと自体、お笑いにもなりません。涙が出ます。
福山人権平和会館がこれをどう飾るかどう説明文をつけるか気になるところです。
あいちゃん、まだまだきれいですよ。
都会で益々磨きがかかってきれいな松ちゃん(あいちゃん)になることでしょう。
やっぱりおよねさんがいないとまとまる縁談も
なかなかうまくいかなくなりますよね。
ほんとにいつも頭が下がります。
ご苦労様でした。