自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

冬至のいろいろ

2006-12-23 12:03:41 | Weblog
 1日の昼間が1番短い22日も無事に終わりそう。
今日も自然を尋ねて歩けば何かに当る。
犬みたいな感はするが1日の出来事を紹介したい!



暗く感じるのは(後で分かる人もいるでしょうが)カメラがしたことで空ではトンビが舞っている。
昔のはやり歌「夕焼けトンビ」を思い出したが
「ホーイのホイ」が出る雰囲気ではない。でも20数羽が舞うからすごい。



市役所支所へ17時ぎりぎりで忘れ物を届けるために急いでいる時、同級生が対面から来る。
手を上げると「おい」と声を掛け合い車を停めたら、福山市文化財協会発行の本「福山城」を貸してくれた。
他の用事3件を済ませると、西空には消え入るようなお月様。



お日様が1年の南限へ沈んで今日1日を振り返ると、
午前中は堂々川の川沿いに捨ててあるゴミを拾いながらホタルの里へ、そこでは今年初めて蛍の幼虫を発見。

午後からは冬至を思いだしユズとカボチャの薬効勉強会。
この時期忙しいのだろう、誰も相手をしてくれないから一人で紙上公開をする。
ユズ。



ビタミンCが豊富。
ビタミンCが不足してくるこの時期に100gあたり150mgを含む果実をお風呂で楽しんだり、食べたりする風習は昔から伝わっているが当時他の果樹が有るのにユズを選んだ人はすばらしいと思いません。

カボチャについて説明する。



カボチャは可食部100gあたり、西洋カボチャがβカロテン4000μg、日本カボチャ730μg含まれる。
何度かカロテンの効能を書いたことが有るがおさらいすると
カロテンは眼の網膜に有るロドプシンという物質を作るために必要で、この物質は光を感じて脳に伝える役割が有る。
だからカロテンが不足すると暗がりで物が見えなくなる夜盲症=鳥目になる。
先ほどの三日月が見えますか。見えないとカロテン不足ですよ。
また、寒くなると鼻の粘膜などを痛めて風邪をひく。
カロテンは皮膚や粘膜など上皮細胞の形成に関与する。
だから風邪を防ぐためにはビタミンAが効くといわれる。
分析する技術が無い昔から、こんな理屈を伝えているおばあちゃんはすばらしい。
おばあちやんを馬鹿にするとノロウイルスに襲われますよ。
こんな1日を過ごしました。