自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

かきからかきへ

2006-12-18 11:28:41 | Weblog
 冷たい雨が降る日、
この日と決めていたから仕方がない。でも、やはり師走の雨は冷たい。
山から海へ旅に出た。

途中の道ではまだ10月桜が頑張っている。



山の柿は熟した果実が落下したり、鳥に食べられたりで少なくなった。





柿はトップクラスの薬効をくれる木だ。柿の実が熟し始めると医者が青くなるというのもうなずける薬効を持つ。
柿の葉を御茶代わりの飲むと最高の健康予防薬、又この時期の2日酔いには重宝する。
この柿の旬はもう終わるになる。

これからは海の牡蠣だ。
山から海へ進出しなければ成らない理由は山の幸が終わるから、海の幸へ、「海のミルク」を食べる為だ。
静かな瀬戸の海!







網の向こうに牡蠣いかだが眼では見えたが!
牡蠣打ちをしているそばの海へ
おびただしい量が岸壁についている。





牡蠣は水揚げされ牡蠣打ちと呼ばれる作業で身を取り出す。



牡蠣は水温が低くなれば実が引き締まり1段と美味しくなる。瀬戸内の牡蠣は1月中旬以降さらに美味しくなる。

残念な事が有る。
今全国的にノロウイルスによる発熱、下痢、嘔吐の症状が蔓延しており、この原因が下記といわれている。
2枚貝が病原菌をもっ、生食される等牡蠣が悪者にされてかなり購買される量が減っている。
廣島、宮城の方々はこの根拠無い悪評に困っている。
適当な流布はしないで欲しい。
人の噂も75日なのだろうが噂が消えるその頃はシーズンが終わるのだ。