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11

2012-11-17 21:09:46 | 日記
11という数字を見て、多くの人は昨年の3.11と、11年前の9.11を思い出されるのではないか。もちろん、この2ツの出来事には何の関連もないが、昔、ある友人が、11という数は微妙な位置に(時計の文字盤などでも)あり、危うい感じがあると言っていたのも記憶にある。 友人は、2.26事件(昭和11年)、ケネディ暗殺、三島事件(いずれも11日)などを例に挙げていたが、彼はまたサッカーにも詳しく、11人制であるところがデリケートだとも言っていた。世の中でいちばん凶とされているのは13であるようで、その数を避けているホテルなどもあるが、11は普通に見れば吉数ではないだろうか。 1月11日や11月1日が誕生日の人は、その数の並びをラッキーー(あるいはカッコイイ)と思っているはずだし、〇〇町1の11なんていう住所も素敵ではないか。 野球の背番号では、なんといっても村山実さんの11が光る。 村山さんの魅力の第一は、悲愴感にあった。天皇陛下の目の前で、長嶋茂雄さんにサヨナラホームランを打たれたのも、彼らしいと言えなくもない。  11月解散で12月16日投票というのも、微妙な感じがする。11は感じに直すと士(サムライ)になる。この不景気を打開する士は出て来ないものか。

痴漢

2012-11-17 10:37:22 | 日記
「男は狼なのよ」という歌があった。送り狼という言葉もある。この狼とは、痴漢(佐藤愛子さん風に言えば助平)の意味だが、それを否定する聖人君子は、千人に一人いるかどうかだろうし、佐藤愛子さんの言う、「男が助平だから、女が威張っていられる」というのは名言であり、真理だと言うほかにない。  満員電車の中で、女性の体と触れ合うのは1ツの自然現象であるが、たいていの男性は、それ以上の犯罪的行為には至らない。それはカッコよく言えば、自制心が働くからであり、普通の言葉にすれば、ヤバイと思うからである。そういう風にして、毎日、満員電車は、みんながすまし顔をしながら走っているのだ。   NHKの森本建成アナウンサーが電車内での痴漢行為で逮捕された。私はNHKのニュースをあまり観ないが、彼の顔は知っている。今朝の食事のとき、娘が「感じのいい人」と言ったが、その通りであり、スポーツマン的というか、下手なゴルフと草野球、おでんなら玉子と大根が似合いそうな中年である。逮捕されて、「酔っていて憶えていない」と言っているそうだが、それは通用しないだろう。また、こういう犯罪の言い訳に、「ストレスがたまっていて」というのがあるが、これが私にはわからない。ストレスをそっちの方向で解消したいのなら、そういう場所は(金さえ払えば)ナンボでもあると思えるからだ。  その種の事件の報道があると、家人は、「病気なのよねぇ」と言う。そう、金さえあれば消化法はあるのんひ、ついブレーキがかからず~というのは、やはり病と考えるのが正しいのか。そうだとすれば、薬は何か、あるいは不治のものなのか。

目をつぶって

2012-11-17 10:29:23 | 日記
14日の党首討論で、いきなりという感じで、野田首相が「16日解散」を口にして、みんなを驚かせた。解散には名前が付くことが多い(黒い霧解散、死んだふり解散、なんていうのもあった)が、今回は「いきなり解散」と呼ばれるようになるかというと、それではちょっと味が薄い。政治評論家の伊藤淳雄氏は、「柳川鍋解散(どじょうが煮え上がったという意味か)」と言い、デーブ・スペクターさんは、「これでいいのだ解散」と評している。 また昔話になるが、ある雑誌が「最後の一球」というテーマで歴代の名投手からアンケートを集めたことがある。これは、同点で9回の裏、2死満塁の場面で、あなたの投げる最後の一球は?といった問いなのだが、答えるのは、金田正一、村山 実、小山正明、堀内恒夫、山田久志、杉下 茂…といった大変なみなさんがたで、いちばん多かった答えが、開き直りだったと記憶する。中で面白かったのが、平松政次さん(だったと思う)の「目をつぶって、自分のいちばん得意な球を真ん中に投げるしかない」だった。  平松投手の得意球はカミソリと称されたシュートボールである。目をつぶってというのは、もちろんそういう気持ちでという意味で、視線はキャッチャーミットの中央に当てられているはずだ。  私はこのたびの野田発言に、目をつぶって最後の一球を~と同じものを感じる。今回のことは、「目をつぶって解散」が合うのではないかと思うのだが、どうだろう?