gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

5月29日

2011-05-30 23:47:03 | 日記
民主党内から80人の造反者が出れば、内閣不信任案は通るらしいが、それはムリだろうから、結局は、みんながブツブツ言いながら、今日と明日が続いていくことになる。それにしても、あの三角大福が懐かしくなるほどに、人がいない。人がいないから朝の週間ニュースを観ても、出演者達もやはりブツブツ言うだけだ。菅さんは、内閣を(自分の首を)つないでくれたのが3.11であることに感謝しているはずだが。足踏み運動をしながら刑事ドラマを(録画で)観る。主役(上川隆也さん)の女房役を務める貫地谷しほりさんがいい。昨年の大河ドラマで初めて知った女優さん(千葉佐那役)だが、彼女のような、いわゆるキリッとしたところのある女性は、最近では貴重だ。 競馬は日本ダービー。昨年のエイシンフラッシュに続いて(しかも大雨だし)大穴を狙って11番人気のユニバーサルバンクからコインのバラ買い(どれがきても100倍はつく)したが、ゴール100メートル前で失速。  雨の中、次女が散髪に来てくれる。所属するフラダンスサークルの衣裳が新調されて、家人が喜んでいるが、私と長女はあまり反応しないので、そういうことで話が通じる次女は大歓迎で、二人の声も弾み、いい時間だ。 6月9日にA病院の整形外科に行き、再度、腰のMRIを撮り、1週間、常用している血液サラサラ薬を止めて(脳梗塞再発の危険がわずかにある)ブロック注射療法を試みる。。。というのが目の前の小さな希望で、それが成功するか。成功したとして、その効果が何日もつのか。いや、3日でも4日間でもいい。とにかく、家人に感謝する「金婚感謝デー」の時がほしい。

たばこ

2011-05-30 23:36:39 | 日記
JTがまだ日本専売公社だった頃、タバコは動くアクセサリー・・・というCMがあった。かつて、映画やドラマでは、アクセサリーどころか、タバコは大きな役目を担っていた。男をより男っぽく見せる、物思いに耽る、女性を不良らしく装わせる・・・だから役者さん達も、喫煙のポーズを工夫していた。 日本では石原裕次郎さんが巧かったし、世界ではハンフリー・ボガートだった。葉巻ならオースン・ウェルズかジャン・ギャバン。昨今では誰なのか? 私の好きなドラマ『相棒』では、ほとんど喫煙シーンがない。 高校2年のときに初めてタバコを吸った。友人に教わって新宿の根津マーケット(だったか)で、洋モク(フィリップ・モリス)を買い、咳き込みながらふかしてみたが、もちろん、ただ不味いだけだった。高校時代にタバコを吸った方は多いと思うが、みなさん、あれはただオトナの真似をしたかった、ちょっとカッコイイ感じがしたということだったと思う。 今の高校生には、そんなアホは少ないのだろう。 酒場、雀荘はともかく、会社のデスクが紫煙に包まれていた頃の女子社員は大変だったろうなぁと反省している。 昔は、受動喫煙なんて言葉もなかったし、職場ではどこにも灰皿が用意されていた。咥えタバコで電話をとり、煙の中で会議が行われた。 私のいた会社ではないが、或る職場で長い総務課に勤め、52歳で肺癌死した女性を知っている。  タバコをやめて17年、きっかけは脳梗塞だった。 周囲からは、意志が強いといわれたが、それは誤解であって、そもそも私はヘヴィー・スモーカーでもないし、いわゆる愛煙家でもなく、ニコチンへの欲求は、飲酒のとき、トイレの中、考えるとき(麻雀、将棋など)を除けば、退屈だから一服するということはあまりなかったから、やめるのも簡単だった。それに較べて、アルコールは・・・となると、これはもう、「もし、日本に禁酒例が発布されれば、アル・カポネを頼るしかない存在」だ。 今夜の酒肴は茄子のフライとイカのやわらか煮。

綻び

2011-05-28 21:39:09 | 日記
大震災の翌日の福島原発での注水のことが、途中で官邸から中断の指示があったのにもかかわらず、現場ではそのまま作業を続けたことが今になって問題になっているが、報道を観たり読んだりすると、結果として現場の判断が正しかった(というよりファインプレーだった)と思えてくる。 数日前、菅総理が、太陽光エネルギー利用のサンライズ計画を発表し、ソーラーパネルを設置可能な場所すべてに敷設するというような話をすると、孫正義社長が、休耕田を利用できないかと言い出した。ところが、海江田経産相は、自分はまだそのことを聞いていないと言い出し。。。ま、連絡不足とでも言うだけのことかもしれぬが、注水のこともソーラーパネルのことも、つまりは綻びである。 思い出すのが、安倍内閣時代の松岡農相辞任→遠藤農相辞任→赤城バンソウコウ農相辞任の連鎖だ。 学生時代、叔父の妻だったA子さんが、「これ、寸法を間違えちゃったから」と言って、叔父のために編んだセーターをくれた。 普段着用のものだったので、2度目の冬には袖に綻びができ、それが伝染するかのようにアチコチがダメになっていった。 それをみて、A子さんは、「バカねぇ。最初の綻びのときに言ってくれたら、なんとかなったのに」と笑った。 これが菅内閣の失策にも言えると思う。つまりは、あちらでポロリ、こちらでポロリと、あたかもモグラ叩きのように毛糸の糸が綻びているのであり、修繕が間に合わなくなっているのだ。もう、民主党という名の編み物も、セーターの形でないような気がしてきた。

酒とサラリーマン

2011-05-28 21:28:42 | 日記
土曜日・日曜日が休日になるどころか、土曜日だって8時までの残業がアタリマエという時代があった。たまに土曜が定時(5時)退社ということがあると、酒好き仲間の視線が交叉した。「さて、どこで呑むか。ツケのきく食堂→ツケのきくキャバレーの、いつものコースか」「部長を誘ってご馳走になるか」…、あれこれの思惑が飛び交った。 下請会社にも、徹夜などのムリをしてもらっている。そろそろ酒を酌み交わすタイミングだ。とにかく、仕事と酒はペアだた。酒が仲間同士の(あるいは協力会社との)潤滑油だった。だから、下戸人間にとってはシンドい季節だったかもしれぬが、幸いにして私は酒好きの体質だった。
私は種として購買のポストにいたから、下請(いわゆる町工場の)オッチャン(経営者)相手の仕事であり、自己弁護的に言えば、酒席での交流がなければ、昼間の仕事はうまくいかなかったと、今でも思っている。 娘達に訊いても、証券会社の担当者(すべて20,30歳代)と話しても、あるいはテレビドラマを観ていても、最近のサラリーマンはあまり酒を呑まない感じがするし、特に仕事と酒はセットではないようだ。 もちろん私達の時代と今を較べてどちらが上とか下とかの比較は不可能であり、また較べる意味も無い。  私達の時代、焼肉の専門店はなく、代わりに焼き鳥屋が賑わっていた。焼肉はちょっと値段の高い韓国料理店の1メニューであり、上司にご馳走になる以外は足が向かなかった。 今の焼肉店の客は家族連れが多く、私も家族で何度か行った事があるが、日曜日でもないのに、サラリーマン達が上役の悪口を言いながら呑んでいるのを見かけたことはなかった。 サラリーマンがみんなマイホームパパになったのか、それともアルコールに弱くなって、健康志向になったのか、これまたどうでもいい話だけれど、とにかく時代は変わった。

電気

2011-05-26 23:39:49 | 日記
震災後に行われた計画停電を5,6度経験した。 エアコンが使えないので、家人が古い石油ストーブを物置から探し出してきた。 ガスはプロパンだから、食事はなんとかなるし、風呂は時間を待って沸かせばよく、その辺はたいして困らないのだが、退屈だった。 送電線と電話線は別だと思うのだが、電話も通じない。テレビがつかないから頭の体操(麻雀ゲーム)もできないし、『相棒』や『刑事コロンボ』のDVDも観られない。停電は3時間弱でしかないのだが、それでも退屈だった。そういう時に限って、眼を閉じても眠気がやってこない。 人間の最大発明は何かという問いに、世界の科学者の9割が電気と答えるという話を思い出した。 中学3年のときの理科の課目は電気であり、それは学級担任であるA師の担当だった。孫子の兵法に、敵を知り己を知れば百戦危うからずとあるが、中学のテストも同じことで、敵A師のココロが読めれば~であり、私は、このテストの主題は乾電池のつなぎ方にあると観た(不正確な記憶だけど、乾電池のつなぎ方によって明るさが違うといったような)。むろん私にそんな理屈は全くわかるはずもなく、とにかく教科書にある図を暗号文字に直してシークレットペーパーをつくりテストに臨み、学級ナンバー1の高点を得たが、通信簿には4が印された。そのときの私の心境は、赤塚不二夫氏の言を借りれば、コレデイイノダだった。 カミソリの刃を線状に刻み、それに磁気をつけて人間の心臓部に置き、ある瞬間に外部からそれにアプローチすると、カミソリの刃が稲妻形に暴れ出し、胸から背中にかけて、恐怖の激痛が走った。。。というのが、昨夏の大動脈瘤破裂のときの記憶である。よくいわれる、焼き火箸を突き刺されたようなというのとは違って、あれはまさに電気が造ったような痛みだった。