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ああ、そうだよ

2012-11-05 23:34:18 | 日記
10日ほど前、日経新聞の夕刊に、大動脈瘤破裂について、かなり詳しく説明した記事が載った。それを読みながら、私は、古い唱歌の『この道』を思い出した。 この道はいつか来た道、ああそうだよ~であり、この病気こそ、私を一昨年の夏に、死の1センチ前まで導いたものだった。説明文には、死亡率の高さがあって、これもうなずける。 私の場合は、激痛(前にも書いたが、カミソリの刃を細かく砕いたようなものが、稲妻型の帯になって、胸から背中に向かって走る)の最中に、110番(119番と間違えた)に電話する力が残っていたが、それはたまたま、目の前に電話の子機があったからであり、たとえば、そのとき庭にいたとすれば、電話機のある場所へは戻れなかったであろう。 破裂は大きな出血につながるのは、私の場合、脳梗塞再発ケアのための血液サラサラ剤の服用を続けているから、普通の人とは異なり、血の流れが速い(止めにくい)ということがあり、そのことが後になって、血の海の中のオペというドクターの言葉につながる。 これ以上のことは、奇跡物語になるのはやめておくが、とにかく、なぜ死ななかったのかは、どんな名医でも「不思議としか言いようがありません」とお答えになると思う。  退院後、術後のチェックのために通院していた或る日、少し雑談的な数分間があって、私が「だも、最期(死の迎え方)としては苦しむ時間も少なくて(激痛は5分もなく、血圧が急激に下がるので、失神状態になる)悪くない気もします」と言うと、ドクターも「ええ(そうだよ)」と頷いた。 つまりは、あっという間がこの世の別れは理想形とも言えるのだ。しかし、そのことは、あの日あのとき助けてくださった救急隊員のみなさん、ドクターやナース、そして家族の前で口にすることは、決してできぬ。

11月4日

2012-11-05 23:26:50 | 日記
中田翔君の3ランホームランで日ハムが同点に追いついた時点で眠くなり、日ハム勝利を予想し、何か、人形の展覧会のような夢を見て~今朝になったら巨人優勝のニュースがテレビに流れていた。  週間ニュースは、石原新党・第三極のことばかりで飽きる。しかし、野田民主ならずとも、敗戦のわかっている選挙を(年内などに)やるだろうか。 常識で考えれば、やんめぇなぁという茨城弁が答えになる。 競馬はアルゼンチン共和国杯。先週同様、3連複の10点買いしたが、3着に入って3番の馬は買えなかった。 パナソニックの大赤字が先週の話題になったが、泉下の松下幸之助氏は何を想っておられるか。 週末の米国の雇用統計はよかったが、ニューヨーク株は下落。 明日の東京マーケットも難しい。それにしても、この続円高・続々円高は、これもまた飽きてきた。  午後から次女が散髪に来てくれる。家人と長女の3人のカシマシ会話の中心は、孫娘の大学受験で、話を聞いていると、何もかもが私達の時代とは大きく異なるということだ。 最大の差は、昔の方がラクだった(合否のことより、社会人になることの身構えのようなものが)という点だ。 今週はアメリカの大統領選挙がある。 オバマ続投であれ、ロムニー新任であれ、とにかく景気問題で、世界中が暗い顔をしている。 明後日の6日は私の父の命日で、あの世では103歳になっている計算だ。 遺影を見ると、私より10倍以上マジメ男に写っている。

日本シリーズ

2012-11-05 07:52:46 | 日記
「みんな、プロ野球はどこのファンだ?やっぱり巨人か?」、茨城の中学校1年のときのホームルームの時間、クラス担任の教師が訊き、25人の男生徒のうち20人ほどが手を挙げた(この当時、女生徒のプロ野球ファンはいなかった)。あとは2,3人が南海ホークス(巨人に次いで強かった)で、阪神タイガースは私一人だった。翌年、プロ野球は2リーグに分裂し、それまでの8チームから、セ・パ各6チームになるが、当然のことに選手不足となり、特に大きかったのが毎日オリオンズが阪神から別当薫以下多くの主力選手を引き抜いたことだ。 そうなると、私としてはますます阪神を応援したくなり、毎日増しの思いが強くなった。そして、両リーグの戦いは終わり、我が国初めての日本シリーズで、松竹ロビンス(セ)と毎日オリオンズ(パ)が対戦する。むろん、私は松竹を勝たせたいし、勝てる気がした。なんといっても、小鶴真、岩本義行、大岡虎雄のクリーンアップトリオは日本一である。阪神のカタキをロビンスが~と願うのも当然のことだ。結果は、4勝2敗でオリオンズが日本一になるのだが、おもしろいシリーズだった。テレビのない時代、学校から走って帰宅して、ラジオにかじりつくというふうだった。 昭和33年は、巨人3連勝のあと、西鉄が4連勝しての大逆転で、神様・仏様・稲尾様という言葉が生まれ、勝利監督 三原修が「雨と稲尾と本塁打」という名言を残したことは前にも書いた気がするが、あれほどおもしろい日本シリーズはなかった。  今年は、日ハム対巨人で、8時半ごろ蒲団に入って、テレビの音だけを聴いている。もう選手の名も数人しか知らないし、プロ野球そのものに興味を失って久しいので、15分も経つと眠くなる。