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水割り

2013-01-30 21:47:58 | 日記
昭和35年。トリスウィスキー1本(720CC)は360円だった。これをトリスバーで呑むと1杯30円だった。私は酒場でも家でもストレートで呑んでいた。多角形の小さなカットグラスの横に氷を浮かべたタンブラーがあるという図だったが、何かそれがウィスキーの正しい呑み方えあるような気がしていて、その頃流行していたハイボールは敬遠していた。ハイボールは同じく1杯30円で、細かいことを言えば、炭酸水分の料金は加算されていなかったから、酒場の狙いは女性客の獲得にあったような気もする。キャバレーへ行く目的は、酒を呑むことが主ではなかったし、たいていの客はすでに1杯入っているから、座席料としてのビールが主役だったが、昭和40年頃からは、ウィスキーを頼む客も増え、同時に水割りが流行し始めた。私が水割りを常とするのは、まだまだ先のことであるけれど。  家人がまとめ買いしたのか、この1カ月以上『れんこん湧水』という2リットル入りのボトルがあって、毎晩の水割りに用いている。「れんこん」は蓮根であり、ハスの花は池に咲くから、そういうところに湧く水を飲料用にしたのだろうと思っていた。 ウィスキーを水で割って呑むようになってから、何十年も経つが、味覚の老化が進むこともあって、「今夜の水は旨い。水割りにはピッタリだ」と感じることは少ない。 今度の「れんこん湧水」も、ごく普通の味と思いながら、数日前、そのボトルに貼られたレッテルを読み直していて、「れんこん(蓮根)」は「こんこん」であることに気付いた。そうだろうなぁ、ハスの池の水であるわけはないよなぁ。なるほど、こんこんと湧く富士山の水かと、我が視力の衰えを再確認。それでも、れんこんでも、こんこんでも、水割りは旨い。

朝のテレビ

2013-01-30 21:19:02 | 日記
それまでに目が覚めていれば、7時から日経CNBCでニューヨーク株や為替相場をチェックし、下半身をマッサージすべく、電動器具のスイッチを入れる。CNBCは15分も観ればOKだから、テレビ朝日に切り替える。すべてが蒲団に横になったままでできるから、腰痛は影響しない。 TBSの『みのもんたの朝ズバッ!』を観ていた時期があったが、いつのまにか飽きてしまった。みのもんた氏の司会進行に飽きたのかと思うし、どこか古いというか、鮮度が失われたような気もする。時々スポーツ紙で見る視聴率調査などでも、私と似たことを思っている人も少なくないようだ。 テレビ朝日の7時のニュースには若々しさがある。みんなで作っている番組という印象がある。8時からの『モーニングバード』は、赤江珠緒さんが、もうベテランといっていい落ち着きで、安全運転主義の羽鳥アナの不足分を補完している。さらに2人の名プレーヤーがいる大西君というマロンカットの髪型のアナウンサー兼リポーター、そしてやはり同じような役の久保田直子さんだ。大西君は顔を見て、話を聞いただけで、性格のよい青年だとわかるし、直子さんは、元ミス立教大だそうだが、昔、吉永小百合さんが唄った『いつでも夢を』の歌詞を思い出させるような明るさに満ちている。円安・株高の朝も楽しいが、大西君&直子さんに会える朝は、自然に頬が緩む。

1月27日

2013-01-30 12:02:17 | 日記
きのう、センバツ高校野球のことを書いたが、今朝出場校の表を見直して、済美(愛媛)も選ばれているのに気付いた。 このチームは、上甲監督の笑顔と校歌(歌詞に「やれば出来るは、魔法の合言葉」とある)が好きで、応援するチームが1ツ増えた。昼食は、肉まん、トマトジュース、バタークッキーの、いわばお子様ランチだが、この肉まんが一流中華店の品ではないのに、なかなかに旨い。 前にも書いたが、最近の、出来合い食品を軽く見てはいけない。 競馬は根岸ステークスで、どう考えても軸はガンジスで不動であり、配当が安いから、バラ買いはできず、4点に絞って、馬連でねらったが、ガンジスは2着に来たものの、ヒモの7番には買えなかった(そこまで手を広げると面白くなくなってしまう)。 大相撲は、日馬富士が全勝優勝。前場所が9勝6敗だったから、相撲というのもわからないものだ。年6回の場所のときになると、日本一の大相撲グッズのコレクレーだった弟のことを思い出す。つい先日亡くなった大鵬さんとも、天国で会っているのではないか。 先週末のニューヨーク(ダウ)も上げているし、ドル円も90円台の中半にある。民主党政権時代は、何かオモロイことないかと呟くしかなかったが、毎日の株価速報(CNBC)を観るのも、やっと面白くなってきた。 まだまだ為替の風向き次第ではあるけれど、政権交代以前を考えれば、景色(視界)は悪くない。今朝の血圧は126-87.

難しい

2013-01-26 21:17:19 | 日記
今朝の新聞を見てガッカリした。センバツ高校野球の出場校決定の欄に、桐光学園の名が無いのだ。昨夏の選手権で奪三振の新記録を作った松井投手(当時2年生)が、半年を経て、どんな凄いピッチャーに成長しているかに、おおいなる期待を持っていた。 センバツは、前年の秋の地方大会の成績を参考にして選考委員が出場校を決めるわけだが、我が家にスポーツ紙が配達されるのは(競馬のある)土曜と日曜だけだから、細かいことはわからぬが、松井君はどこかで打ち込まれたのだろう。似たような例で、今年のプロ野球の新人の中では最も注目されている日本ハムの大谷投手も、昨年夏の甲子園では岩手の決勝で敗れている。難しいものだなぁと呟くとともに、ファンの期待通りに、とりこぼすことなく甲子園に出てくるチームや選手の凄さを改めて思う。 桐光もそうだが、今年は神奈川県からは1校も選ばれなかった。 また最近の常連である青森勢(光星、青森山田)の名も見当たらず、高知からも明徳義塾ではなく、久々に高知高校が出てくる。高校野球は、どこが勝っても負けても観るだけで愉しいのだが、それでもどこかを応援したい気持ちはあって、今春は、早実と常総学院に勝ち進んでもらいたいと思っている。センバツはいつからなのかと家人に訊かれ、3月末だと応えると、「じゃあ、引っ越しの後ね」と笑った。 そうか、早実や常総を観るのは新居のテレビなのか。我が家に、転居のムードが色濃く漂ってきた。

呼び名

2013-01-26 09:48:07 | 日記
千原せいじ君という関西弁のお笑いタレントが、「自分は小さい頃から今まで、みんなからセイジ、セイジと呼ばれていて、それがとても気分が好いので、我が子にも、ずっとファーストネームで呼ばれるように、夕(ゆう)と名付けた。これにはYOUの意味もある。ところが、父兄参観日に学校へ行ってみると、「ゆう」は仲間から(姓の方を略した)チッハと呼ばれていて、がっかりした」とテレビで話していたが、この世には、生涯を通してファーストネームだけで呼ばれる男性も、10人に1人ほど割合でいるのではないか。 私の孫の名前は「りょうま」である。文字は坂本龍馬とは違うが、この4文字は語音が好いので、姓より名で呼ばれることがはるかに多いはずだ。 小学校5年のときに茨城の町に引っ越した。 その頃私は、家族から坊やと呼ばれていたが、その集落にはすでに「坊や」が通称になっているのがいて、2人同名は面倒だから(あとから来たお前は)反対の「やぁ坊」でいいだろうと、ガキ大将が決めて、やがてそれが縮まって私の呼び名は「ヤボ」になり、これは60年余を経た今でも、仲間内には残っている。このことを考えてみると、もしあのとき「先輩の坊や」がいなくて、私が「坊や」と呼ばれていたら、それは(俗語だから)数年で消えてしまっただろう。 つまり、「ヤボ」を60余年間、おぼえてもらっているのは、簡単でありちょっとおもしろい語であるからだと思っている。 女性は男と違って、たいていは、生涯ファーストネームで呼ばれると思うから、私も、2人の娘には、そのことを充分に配慮して命名したが、2人とも、自分の名前に満足しているようで、なによりだ。 仕事関係以外では、姓で呼ばれることは、まずないだろうと思っている。