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12月31日

2014-12-31 18:10:30 | 日記
部長邸での徹夜麻雀を終えて帰宅したのが午前9時だった。部長邸と我が家である公団住宅は車で15分の距離にあった。冷酒を1杯呑んでから床に入り、深い眠りに入った。 「Sさんがいらっしゃったわよ」と家人に起こされたのが、3時だった。S氏はわが社の協力会社(下請け)では従業員60人ほどの中堅どころの社長で、私より5ツぐらい年超だった。年末のあいさつもそこそこに、まず1杯。というところで、今度はM氏が玄関のチャイムを鳴らした。彼もまた協力会社の若社長で、私より3ツ若かった。S氏持参の江戸前鮨、M氏持参のスコッチウィスキー(ジョニ黒)と、豪華な大晦日の宴になった。家人の作る味噌田楽も旨かった。家人のおなかがふくらんでいて、そこには私達夫婦の第一子となる赤ちゃんが入っていた。当時、生まれて来る子の性別は、そのときまでわからなかったが、私は、自分の希望通りに、家人からのプレゼントは女児であることを確信していた。 ジョニ黒は、その頃、デパートで買うとすれば1本1万円だった。私のサラリーは諸手当を含めて8万円ぐらいだったから、30歳の人間が1カ月働いても、そのスコッチウィスキーの8本分でしかなかった。思い出に残る大晦日はいくつかあるが、このときの酒と鮨の記憶が鮮明なのは、日本の高度経済成長期を表わしていたからかと思う。 S氏とは最近年賀状の往復もなく、M氏の賀状には、ガンとの闘いが書かれていた。 いまや、ジョニ黒は安売り店なら3,500円で買えるようになった。 綾小路きみまろ氏のセリフを借りれば、あれから40年になる。

12月30日

2014-12-31 18:03:41 | 日記
おせち料理は、毎年、娘あてに(仕事関係の社長さんから)三段重が送られてくる。それに家人が作る八つ頭などの野菜の煮物、大根とにんじんと酢だこのなます等が加わるが、今回は少しメンバーを変えようということになった。例年のローストビーフの薄切りんひ代えて、鎌倉・小町通りにある『東洋軒』の焼豚、ついでにその近くにある『おざわ』の玉子焼きを仕入れて伊達巻はやめる。また、刺身は買わずに、その分『ちよだ鮨』を元日に買いに行くことにした。宣伝になるが、『ちよだ鮨』は、なかなかに旨い。3人前4,000円の皿に個別の小皿(えんがわ、アナゴなど)を並べると、お客さんを接待しても大丈夫の賑やかさになる。 おとといは将棋の日で、テレビでゆっくり観ようと、数日前から決めていたのに、つい忘れてしまった。うっかりは、「ボクちゃん」が来たからで、幼子のかわいい顔と動作を見ていれば忘れるのは当然か。 話が前後するが、東洋軒の焼豚はあったが、おざわの玉子焼きはなかったそうだ。売り切れであなく、店じまいのような雰囲気だったと家人が言う。玉子焼きは私でも上等なものができる。ヤマキだしの素と中量の砂糖と少々の醤油でOKだ。しかし、これも腰痛が邪魔をする。

12月28日

2014-12-29 17:28:40 | 日記
今日は2ツのイベント(面白いこと)があって、1ツ目は家人と娘のアイドルである「ボクちゃん」が我が家にやって来る。「ボクちゃん」は家人の姪の3歳の女の子で、自分を「ボク」と言う。彼女の家が年末の大掃除なので、半日間、我が家で預かるのだが、家人と娘は月に2回は「ボク」に会っているのに、私は半年ぶりで、半年前は禿げ頭を警戒(敬遠)されっ放しだったが、今回はどうか・・・。 再会した「ボク」は、赤ちゃんからオンナノコになっていた。澄んだ瞳、ふっくらしたホッペタ、少々めくれ上がった上唇が、抱き上げたくなる愛らしさで、これは家人達が夢中になるのもムリはないと思った。 2ツ目は、競馬の有馬記念。 スポーツ紙の出馬表を見て、すぐに買い方は3連複が中心だと思った。ただし、有力馬4・13・14・15の1頭は切らねばならぬ(配当が低い)ので、考えに考えて、15を外した。レースは予想どおりの展開で、ゴール前の勝負となったが、最後に6番トゥザワールドが2着に突っ込んで主力馬券はアウト。しかし、毎年、このレースで買っている、おまじない馬券、馬連の1-2と2-3(私の誕生日は12月23日)が的中して、配当は26.1倍。わずかに儲かった。そういえば、「ボクちゃん」も23日の生まれだから、その分(あと5枚)買っておけばと思ったが、競馬に限らず、ギャンブルには必ずレバ・タラがつきまとう。