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目をつぶって

2012-11-17 10:29:23 | 日記
14日の党首討論で、いきなりという感じで、野田首相が「16日解散」を口にして、みんなを驚かせた。解散には名前が付くことが多い(黒い霧解散、死んだふり解散、なんていうのもあった)が、今回は「いきなり解散」と呼ばれるようになるかというと、それではちょっと味が薄い。政治評論家の伊藤淳雄氏は、「柳川鍋解散(どじょうが煮え上がったという意味か)」と言い、デーブ・スペクターさんは、「これでいいのだ解散」と評している。 また昔話になるが、ある雑誌が「最後の一球」というテーマで歴代の名投手からアンケートを集めたことがある。これは、同点で9回の裏、2死満塁の場面で、あなたの投げる最後の一球は?といった問いなのだが、答えるのは、金田正一、村山 実、小山正明、堀内恒夫、山田久志、杉下 茂…といった大変なみなさんがたで、いちばん多かった答えが、開き直りだったと記憶する。中で面白かったのが、平松政次さん(だったと思う)の「目をつぶって、自分のいちばん得意な球を真ん中に投げるしかない」だった。  平松投手の得意球はカミソリと称されたシュートボールである。目をつぶってというのは、もちろんそういう気持ちでという意味で、視線はキャッチャーミットの中央に当てられているはずだ。  私はこのたびの野田発言に、目をつぶって最後の一球を~と同じものを感じる。今回のことは、「目をつぶって解散」が合うのではないかと思うのだが、どうだろう?

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