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琵琶湖周航の歌

2017-10-29 11:35:51 | 日記
今日(28日)の日経新聞の朝刊小説(『愉楽にて』林真理子)に『琵琶湖周航の歌』のことが書かれていた。物語の中の登場人物の一人がこの歌を愛唱しているという話である。私はこの小説を毎日読んでいるのではなく、ストーリーもわかっていないが、歌詞が目に入った。私も大好きな歌だからである。この歌は旧制三高(京大)のボート部のもので、昭和40年前後に加藤登紀子さんが唄ってヒットした。

カラオオケでいちばん楽しいことは何か。自分が唄っているときに、誰かが途中から合わせてくれることである。私はカラオケでは、学校唱歌から入る。『みかんの花咲く丘』であり『花』であり、『夏は来ぬ』である。それらを唄い始めると、必ず合唱者がいる。たいていが女性だ。女性の方が、10代の頃を懐かしむような気がする。それでも歌詞の出る画面を見るのが多い。私は記憶で唄う。途中で間違ってもいいから記憶で唄う。『花』なんかは、ちょっとシンドい。錦織りなす朝堤に 暮るればのぼるおぼろ月…で、次は何だっけ?となるが、それでもいい。

琵琶湖周航の歌は、ウィスキーを3,4杯呑んでからになる。これを知っている女性がいると嬉しくなる。軍歌や校歌と違って、女性にも広まっているんだなと思う。本当は何章かの続きがあるのかもしれないが、私は4章までしか知らない。私は三高や京大に学んだ先輩も同級生も後輩も知らない。ま、そんなことはどうでもいい。ことばの好い歌である。メロディーもウィスキーに合う。特に好きなのが第3章だ。瑠璃の花園 珊瑚の宮 古い伝えの竹生島  仏の御手に抱かれて 眠れ乙女子 安らけく…もう1杯呑みたくなる。ウィスキーのストレートを呑みたくなる。

遺伝

2017-10-29 11:27:17 | 日記
胸部大動脈瘤破裂のときも、脊柱管狭窄症のときも、20日間ほど入院して、多くのドクター達に会い、あれこれの検査をうけたが、複数の医師から、「よく糖尿病にならなかった」と言われた。20歳からの40年間、私はよく呑み、よく食べ、よく肥っていた。身長180センチで体重は85キロを超えることもあった。この身長と体重は我が家計では抜群である。他がすべて小柄だというわけでもないが、体格のよかった叔父(ミッドウェーで戦死している)でも、175センチあるかないかである。私は身長も体重も遺伝を受けていないことになるが、糖尿病もしかりである。これは家系に一人もいない。糖尿病は遺伝するという話を聞いたことがあるが、ご先祖様には感謝している。

祖父も叔父たちも酒は呑んだが、毎日の習慣はなかった。夜ごとの晩酌は私だけである。いわゆる呑み盛りの年齢における酒量も、私が№1であったろう。酒が遺伝するのかどうか知らないが、私は家系的な呑ん平を何人か知っている。ただし、父親と長男は酒飲みだが、次男と三男は下戸なんてのもいる。

私は生まれて3年間東京・目黒で育った。近くに競馬場があった。現在の目黒記念は、その競馬場のメモリアルレースである。祖父はそこへ何度か行って、馬の競走を観たそうだ。観るだけであって、馬券は買わない。そういう人間だった。父は大学を出て大蔵省に入った。その最初の給料袋を持って競馬に行った。2人の悪友に誘われた。1人は愛知揆一さん(のちに、外相、蔵相などを務める)、もう1人が伊原隆さん8後に横浜銀行頭取など)である。1日でスッカラカンになった父は、以後、全く賭け事をしなくなったとは、母の証言である。その祖父や父のギャンブル方面の血は私に遺伝しなかった。私は小博奕を打つ。麻雀も競馬も好きだ。このことは、遺伝しなくてよかったと思っている。81歳の今だって、競馬がないと困る。退屈してしまう。次の日曜日(29日)は天皇賞がある。キタサンブラックの取捨を3日前の今から考えている。

がっかり

2017-10-29 11:20:42 | 日記
日曜日(22日)の寄るから、落胆者が増えた。がっかりの声が全国から鳴り響いた。衆議院選挙の落選者とその応援団の人々の声である。残念の次に、怒りが噴き出した人もいて、それが月曜日のテレビで紹介された。希望の党の落選者の中からは、小池さんに騙されたとまで言う人もいたようだ。希望の党に関しては、昨日書いたとおりである。2年前の都知事選の小池勝利は、彼女の勝負カンの的中である、その次の都議選での都民ファーストの勝利は、自民の連続エラーによるところが大きかった。その勢いで希望の党が国会で3ケタの当選者が出るとは、私のような半ボケ老人でも思えなかった。

プロ野球セントラル・リーグではリーグ戦で3位だった横浜DeNAベイスターズがクライマックスシリーズを勝ち抜いて、日本シリーズに進出した。リーグ戦で2位に10ゲームもの差をつけてダントツだった広島カープのチームのみなさん、そして、あの真紅の応援団の方々のがっかりは、想像に余る。そもそもクライマックスシリーズは何のためにあるのだろうか。なぜリーグ戦の1位同士が日本シリーズを戦わないのか。このことが私にはよくわからない。クライマックスシリーズを行えば、たしかに、興行収入はその分だけ増えるが、半年以上の時間をかけてリーグ戦を戦い、そこでトップだったチームが日本シリーズに出られないとなると、あの苦労は何だったのかとなるはずである。広島ファンはヤケ酒は1杯、2杯では済まないだろう。私はプロ野球に関しては無知である。詳しいファンなら、クライマックスシリーズの値打ちについても理解しているのだろう。私にわかるのは、カープ女子をはじめとする、広島の人たちのがっかりである。それだけだ。

フラリーマン

2017-10-29 11:13:12 | 日記
仕事が早く終わる。たとえば午後3時に終わって退社する。家にまっすぐには帰らない。どこかに寄る。こういうサラリーマンをフラリーマンと呼ぶのだそうだ。今朝のNHKテレビで知った。なぜ家には帰らないのか。夫側は「帰ってもやることがない」と言い、妻の方は「早く帰って来てゴロゴロされていると邪魔になる。面倒だわ」と言う。ナルホドと思う。私たちの頃と比べることは意味がない。時代が違うのだ。昔は、フレックスタイムなんて言葉はなかったし、早帰りフライデーもなかった。

フラリーマンたちは家に帰らずにどこへ行くのか。テレビの紹介では健康づくりのためにジムへ行ったり、バッティングセンターへ行くのがいた。なんと妻と連弾したいがためにピアノ教室へ通う男もいた。テレビ局がそういうマジメ型だけを取り上げたのかとは思うが、それにしても日本のサラリーマンは変わった。

土曜の夜に遅くまで麻雀を打って、日曜日に朝寝坊をする。たしかに、ゴロゴロである。娘たちがまだ小さかったから、私の布団にもぐり込んで来る。身体をくすぐると声をあげて転げまわる。布団がメチャクチャになる。家人が「ダメ、ダメ」と叱る。これが昔の我が家の風景だった。日曜の夕方は私が子供の入浴を手伝う。まず髪を洗おうとする。また叫び声が出る。子供にとって入浴は遊びである。家人が台所から飛んで来る。「シャンプーが目に入ったら大変よ!」とこれも大声である。私はイクメンからは遠かった。

私のサラリーマン時代の、ほんのわずかなフリータイムは、酒か麻雀と決まっていた。それが仕事の一部であることも多かった。健康は二の次、三の次だった。ピアノどころの話ではない。しかし、現在のフラリーマン達を羨ましいとは思わない。麻雀もおもしろかったし、酒も旨かった。家人にストップをかけられながらの子供達との時間も愉しかった。

10月22日

2017-10-29 11:06:46 | 日記
台風が上陸する。明朝あたり、関東南部を通るようだ。衆院選挙がある。予想は自民有利、希望苦戦。市長選もある。競馬は菊花賞だ。京都競馬場は強風豪雨で中止にならないか。

台風でも地震でも我が家で困るのは停電である。これがいちばん困る。かつて東北地震のときに計画停電というのがあって、その時間をさけて真昼間に入浴した。電気が停まるとトイレの水洗がダメになるのも困った。

小池百合子氏が、2年前、後出しジャンケンが有利と言われていた東京都知事選で真っ先に手を挙げたときに、私は、この(小池氏の)勝負カンは当たると書いた。先手必勝だと思った。今年の都議選では、小池氏はつま先立っていると書いた。つま先で立つのは大変である。支えが無ければ立っていられない。小池氏の支えは人気だった。自分自身の人気が頼りだった。だが、都議選の場合は敵矢があった。自民にエラーが重なった。クリーンヒットを打たなくても点が入った。今日の選挙は小池氏の方にエラーが出た。「民進党からの希望への入党者すべてを受け入れる気持ちはさらさらない」と言い放った。品のない言い方だった。

菊花賞の行われる京都競馬場の芝生はビショ濡れだった。これはアナになるとみて、10番・ベストアプローチの岩田騎手に期待して馬連で8点流したが、見せ場は4コーナー入口までで結果は13着。ビリから4番目だった。今朝の血圧は133-78。