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胴馬(どんま)

2011-03-31 23:24:07 | 日記
まず参加希望者を7チームに分け、守備側のチームは最軽量の一人が壁を背にして立ち、残るメンバーは前にいる仲間の脚の間に肩車をするような形で首をさしこんでいき、つまり四つん這いの人間のつながり(胴)を作る。攻撃側は、その胴の上に跳び箱の要領で乗っていく。 胴がつぶれるかどうかの勝負(引き分けならジャンケン)なのだが、重要なのは男女混成であることで、前述のように、前者の股間に後ろから首を~だから、当然に男子の前が女子ということもある。現代語でいえば、ヤバイじゃんだ。 この遊びは茨城の小中学校時代に、いわば冬の寒さしのぎとして価値があった。現在とは違って、子供の発育が遅かったが、それでも、去年は参加していたのに今年は観客にまわった女の子がいると、みんながその子を見ることになる。この胴馬という遊びをご存知の方はいらっしゃるだろうか。 高校生になってメンコやビー玉はやめたということを前に書いたが、オトナになる(なったつもりになる)ことの1ツに、遊びの変化があると思う。  娘達、孫達はもちろん胴馬は知らないだろうし、それ以前に暖房完備の世の中だから、そんな遊戯は必要もないだろう。しかし、ひとり自分の部屋でテレビゲームで遊ぶよりは、胴馬の方が思い出としての価値は上であるような気がする。 

言葉の寿命

2011-03-30 22:12:51 | 日記
石原裕次郎さんの時代に「イカす」という言葉があった。現在の「カッコいい」と似たような意味だが、使用範囲はもっと狭かった。つまり、本当に誰が見てもカッコいいのが、イカすだった。 イケメンはイケる面(顔)の略かと思うが、昔は女性を指して、「あの子、イケるじゃん」などと言ったりした。 「うっそー!ヤダー!」やガングロなどは、すでに死語なのか。 言葉には寿命があると私は思っている。 彼氏・彼女は、今は恋人の意味だが、昔は彼女のことをスケと言った(スケバンデカは、その名残りだろう)。しかし「A子は、B男のスケなんだろう?」なんてのは、いかにも汚い言葉だったから、まもなく消えた。悪語が良語を駆逐することもあるが、その反対もあるのだ。  「政権交代のときの衆院選と、昨年の参院選では、マギャクの結果が出ましたから」と、かなり格上のニュースキャスターが言ったときは驚いた。「マギャク」とは「真逆」らしいのだが、広辞苑に載っているだろうか。これは女子中学生を真似たのか、それとも「正反対」という日本語を忘れたのか。ま、この語も寿命は短いと思うが。  早く消えて欲しいのが「癒し」である。ハタチになるかならないかの小娘タレントが、美しい自然の風景を見ながら「本当に、日頃の疲れが癒されます」なんて言うのを聴くと、テレビを消したくなる。「癒す」なんて老人用語。若者なら「リフレッシュ」あたりでいいではないか。 若い娘の腰が曲がってしまう気がする。  今年の新語として、私は「伊達直人」が流行し、この言葉は「足ながおじさん」的に暫くの間続く(寿命が長い)のではないかと想像していたが、それどころではない。 今朝のテレビは「クラスメイトの多くが津波にさらわれ、その子達の教科書などが入ったランドセルが教室に積み重なっている図」を映していた。嗚呼~。

3月29日

2011-03-29 20:11:53 | 日記
「ママが料理上手でよかったね」「そう、無形財産だ」、娘と私の会話であるが、そこで娘が「でも、結婚前にわかったの?」とフシギ顔になった。 「うん、弁当でわかった」。 何度目かのデートのとき、家人が神宮球場へ弁当を持ってきた。重箱に詰められたメニューをみて、「これは(母親の作品ではなく)自分で作ったもの」とわかった。特に煮物が丁寧だった。 今と違って、レンジでチンのものはないから、すべてが自分の味であり、それも文句ナシだった。娘は「もし、それが不味かったら?」という顔をしたが、言葉にはしなかった。 今日(29日)は家人の誕生日で、せめて外食ぐらいしたいのだが、私の腰痛がジャマをする。それに加えて、震災以後は「自分達だけいい思いをするのは」という気持ちがつきまとう。今朝も、原発で働く人達の1日2食、すべて既製品食というニュースを観たばかり。 停電は回避されたが、その何割かは主婦の努力によると思う。我が家では、家人が(リモコンのある場所を)通るだけでエアコンが2℃下がるし、娘は大変な暑がりであり、私だけがトックリシャツを1枚増やすことになる。 甲子園では3ツともが好ゲームだった。センバツをやってよかったと、つくづく思う。 テレビのACの広告に、多くのスポーツ人が登場して「がんばろう!ニッポン!」と叫んでいるが、被災地に電気が通じて、センバツを観てもらえるといいのだが・・・。 家人が3月、次女が2月、孫娘が6月と、29日生まれが3人いる。干支や星座のほかに、誕生日占いというのがあるのだろうか。我が家の3人の共通点は「負けてたまるか」だとみているが、これには当人達の反論がおおいに予想される。

クリーンアップトリオ

2011-03-28 21:49:51 | 日記
別当薫、藤村富美男、土井垣武(阪神)。 小鶴誠、岩本義行、大岡虎雄(松竹)。 中西太、大下弘、関口誠治(西鉄)。長嶋茂雄、王貞治、E・宮本(巨人)。 戦後のプロ野球のクリーンアップトリオ(3・4・5番打者)で強く印象に残るのは、私の場合、この4組である。 中でも松竹の3人男は、いかにも巨砲3門の感じがあった。それぞれに時代の差があるので、どれが最強というのは、それぞれのチームのファンに決めていただくほかはない。 中学・高校の草野球時代の私は5番を打つことが多かった。 私には俊敏さ・器用さといったものがない(これは監督が見れば、すぐにわかる)。しかし、体格を見ると長距離打者だ。「4番を打たせてみるか?」となりかけるが、「ちょっと待て。この男は責任感というものが希薄のようだ」が結論となって、私は5番打者向きだったのだと思う。 それでも社会人になってからは不動の4番だったし、成績も文句無しだった。 ホームランを打つのも気分がいいが、もっと気持ちいいのは、打席に入ると相手の外野手が守備位置から後方にさがることだった。 麻雀で言えば、配牌前からアガれるようなきがした。 中学2年の孫が4番を任されるようになったという。すでに179センチあるから体格は充分で、あとは眼とパワーだ。眼のことは私のように2.0に近い視力もいいが、集中力は目から生まれる。 パワーは各自の練習法で、基本は走りこみしかない。4月から主将になるらしいが、それにはあまり賛成しない。前述のように無責任に見える方がラクであり、気楽な方が打率はアップするのである。孫の視力と無責任風が私に似てくれるといいと思っている。4番打者がホームランを打って、2アウト・ランナー無しの場面。これほど自由で責任のなるケースはない。狙うのは本塁打のみ。 クリーンアップの3番手を打つ醍醐味である。

3月27日

2011-03-27 22:25:43 | 日記
センバツの第一試合で、「春夏を通じて初めて甲子園の土を踏む徳島城南高校」とテレビのアナウンサーが繰り返すのでフシギに思った。 徳島城南はジャンボ尾崎の出身校であり、初出場どころかジャンボ尾崎はセンバツの優勝応手である・・・と、試合が6回まで進んだ頃に、尾崎の出身校が同じ徳島でも城南ではなく海南だったことを思い出した。ま、考えてみればNHKが間違えるはずもない。 NHK杯将棋・決勝戦は、羽生名人 対 糸谷五段で、昨年と同じ顔合わせ。 段位が下の糸谷君は、よくここまで勝ち上がったと思うが、やはり名人相手では善戦まで。 競馬「高松宮記念」は、スポニチ小田記者の本命サンカルロが2着に入ったので、電話投票が可能だったら的中sていた。 しかし、電話OKだったら、昨日は乾杯だった・・・。 ま、そんな勘定をしてみても意味は無い。 明後日が家人の誕生日で、今夜は私以外は外食。こういう場合、支払いは家人がするのか、独身貴族の長女がするのか、ちょっと興味がある。 東京などの水道水が安全になって来たようで、少しほっとする。神奈川の水は大丈夫そうだが、家人の姪が8月に出産予定の身だから~。 大地震以後、いろいろなことを心配方向に考えるようになるものだ。  家人が週に1回、10数人の仲間と愉しんでいるフラダンスの場所(市民会館のようなもの)が、東北からの被災者のみなさんの避難所になるそうで、いいことであり、当然のことだと思う。 この辺(三浦半島)は温暖であり、食べ物も豊富であり、空気もいい。避難されるみなさんにも、しばらくは安心して過ごしていただけるのではないか。