三十三間堂を堪能し、歩いて向かうは「渉成園(しょうせいえん)」。
渉成園は、東本願寺の別邸で、代々退隠した上人の隠居所となり、
生け垣に枳殻(からたち)が植わっている事から枳殻(きこく)邸とも呼ばれる。
庭園の維持・保全のため、入園料というのではなく、寄付金という形で志納。
500円以上志納するとA4サイズの立派なガイドブックがいただける。
西門から入り、受付でどこから来たのか?宗派は?など聞かれる。
幸い、実家が真宗大谷派だったので良かったが、所属のお寺の名前まで
聞かれ、「え~っと・・・?」、とっさに出てこなかった。
別に他の宗派でも問題ないのだろうが、いちおう東本願寺の別邸なので・・・。
大きな枝垂桜の木が植わっている。
背後の石垣は、長い切り石や石臼、瓦などで築かれた「高石垣」で、えらくモダンな感じ。
JR京都駅にも近いんです。
よく手入れが行き届いているという訳ではないが、大きなモミジや桜の木が多く
桜や紅葉時期にはさぞ美しいだろう。
「塩釜」と呼ばれるかつての井戸だが、今、水は枯れている。
広い池だが見かけたのは、一つがいのカモ。
なかなかいいです、この敷石。
「傍花閣」の前の桜が開花。
「オオヤマザクラ」でしょうか?
わずか3輪ほどでしたが、今年初の桜に心わくわく。
蕾もいっぱい。
渉成園を後にし、JR京都駅へ向かいますが、このあたり、場所柄「法衣店」や
数珠の店など、お寺さんに関係した店舗が軒を並べています。
↑そんな1軒の家の玄関です。
かなり年代モノのように見えましたが・・・。
鳥もデザイン・・・?
違いました。
東本願寺はJR京都駅に一番近い神社仏閣でしょうか。