串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

貴船 真々庵にて

2011年08月26日 | 京都

貴船の鳥居茶屋「真々庵」で、床料理の昼席を予約しておきました。

平日の昼なら貴船口までの送迎があります。

この日は平日だというのに、えらく賑わっていて、貴船川沿いに床を眺めながら歩く人もいっぱい。

夏の終わりを涼しい貴船で・・・と、思って来ている人達でしょうか。

私も同じですが・・・。

まずは先附。

トルコブルーのお皿が美しい。

カゴをとると、鶏で巻いた八幡巻、甘く煮た川エビ、緑はぎんなん、そしてあんこにくるまれたものは・・・?

タコの柔らか煮でした。

意外な取り合わせに驚くが、あんこも甘くはなくおいしい。

刺身は京都や大阪の夏の定番ハモの湯びき、マグロ、鯛も湯びきで・・・。

えびしんじょのお吸い物。

関東の人なら薄いと感じる味付けだが、私にはぴったり。

小さな鮎の塩焼き。

ふた口ほどで終了。

豚の角煮は、前回も出たなぁ・・・。

二段重ねの紙フタを取ると・・・。

グラスの中は素麺瓜を軽く泡立てたとろろが包み、じゅんさい添え。

小鉢の中はゴチが盛りたくさん。
甘く煮たタコの卵がおいしい。

タラだろうか?白身の魚のゼリー寄せ。

上にかかるのは、蕪をすりおろして甘く味付けしてあるもので、少し酸味が効いて、これが、又、おいしい。

そしてお口直しのメロン。

今回のメロンは、熟し方が足りなくて、前の方がおいしかった。

冷やし素麺につゆをかけていただく。

素麺の上の山椒も、きつ過ぎないぴりり加減で口の中がさっぱり。

温泉卵を溶いて素麺にからめて食べてもおいしいだろうが、私としては、それはしたくない。

湯葉の佃煮でお茶漬け。

お茶漬け嫌いな私は、そのままいただく。
海苔がじゃまだなぁ。

相変わらずおいしかった。

前回来た時から1ヶ月ほどしか経っていないが、料理は変わっているのが多かった。
それに、いろんな食材がおいしい味付けで食べられ、多いに満足。

床はまもなく終わるだろうが、季節を変えて、又食べに行きたいものです。


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