霧島ホテルへチェックインするまでに霧島神宮へ。
旅の安全祈願の他にも目的があった。
二の鳥居・・・かな?
両側に並ぶ石灯篭には、歴史上の人物の名前が彫られている。
寄進者だろうか?
一つづづ読みながら石段を上る。
本殿に到着。
手水舎の石を覆う見事な苔。
行列!
参拝するのに行列に並ぶんか。
お正月なら行列もありかもしれないけど。
一組が参拝し終わるまで、次の人は待たなければいけないの?
賽銭箱は横に長い。
一組だけでなく、何組も同時に参拝してはいけないのだろうか?
そうすれば、こんな行列は出来ないだろうに。
はぁ、これが今時の作法なの?
理解できない。
参拝を終え、もう一つの目的に向かう。
門前にある霧島民芸館。
ここに温泉施設があり、誰でも無料で入れたが、今もあるのだろうか?
それを確かめるのが、もう一つの目的だった。
あやふやな記憶で、ここだったかな?
ちょっとウロウロしたが、この喫茶室に見覚えがあり、
建物の裏手に行ってみた。
あった~。
しかし、だいぶ傷んでいる。
湯船は・・・?
廃墟と化していた。
私は一度、相方は二度も入浴した懐かしい風呂だった。
湯が枯れた訳ではないだろう。
現に足湯が出来ているぐらいだから。
その足湯。
20年程前の温泉ブームに沸いた時、きっと私のような
温泉ファンは多く入っているだろう。
残念だけど、もう、ないよ~。
時の流れを感じ、寂しい想いで霧島神宮を後にした。