串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
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初紅葉の北海道旅-7

2008年10月05日 | 旅-北海道

幌加駅から5分程走ると、タウシュベツ川橋梁への林道入り口です。

上の写真のような看板がありますが、三股方面からでは
通り越してからでないと見えないようです。

去年は、ロストしてしまいましたが、今年は、林道入り口を
見逃さないように、助手席から、大きな目を開いて・・・。

砂利道の林道を走り、車10台程停められる駐車場に着きました。

ここにも、きちんとした看板があり、迷う事はありません。

林の中、いちおう、熊よけの鈴をちゃりんちゃりんと
鳴らしながら糠平湖を目指します。

見えました!これがタウシュベツ川橋梁です。

1937年建設、11連アーチ、長さ130m。

水量が増える6月末頃から湖面に沈み始め、
10月末には、湖底に沈み見えなくなるといわれて
いるので、9月末現在まだ見えるかどうか不安でした。

しかし、冬の積雪量が少なかった為、今年は
まだ、よく見えました。

橋の上を歩く事は出来ません。

士幌線は、建設当初の旧線の他に、もう1本、新線があります。

1955年に、発電用人造ダム湖である糠平湖が建設され
る事になり、このタウシュベツ橋梁付近が水没するため
湖を避けるように新線が敷かれたのです。

タウシュベツ川橋梁は、旧線上の橋でした。

レールは撤去され橋台だけが残っていますが、
水没、凍結、融解の繰り返しで、橋台の損傷は激しく
橋の上は、立ち入り禁止になっています。

まるで、古代ローマの遺跡のような感じ。
ローマ、行った事ないけど・・・。 

補修して保存するか自然に任せて崩壊を待つか?
意見が分かれているようです。

見れてよかった、間に合ってよかった・・・。
これが、見たかったのです。

旧糠平駅にやってきました。

ここには、上士幌町鉄道資料館があり、
士幌線の資料が展示され、「ひがし大雪アーチ橋」
の散策地図なども手に入ります。

 

線路は続くが、列車は、走って来ません。

例によって、感慨にふけっていました。

ふと見上げた空に虹が・・・。

 

糠平を後にして、然別湖に向かいます。

今日は、変な天候でした。
大雪高原では、雨・あられ。
下に降りて来て、晴れたかと思うと、ぽつぽつ降られました。

糠平湖の全容が見えてきました。

士幌線の旧線は、湖の上部を走っていました。
新線は、湖の下部、湖岸を縫うように走っていたようです。

 

 

 

 

 


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