串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
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入船 風呂

2014年12月16日 | 宿-九州・沖縄

入船では3種類の源泉が楽しめる。

日帰り施設としても人気があり、地元民の銭湯のような賑わいぶりで、チェックイン後の風呂はゆっくり入ってられない。

宿泊客にとってはあまり有難くない・・・かも。

宿泊棟から別棟になっている風呂場へは上の戸を開けて・・・。

この写真は風呂場から宿泊棟を撮ったもの。

日帰り客の入り口で、右奥に宿泊棟への出入口。

この2階にも客室が何部屋かある。

手前に男女別の露天を備えた内湯、奥には5つの家族風呂が並んでいる。

内湯は珍しい六方石を使用した湯船。

中国とネパールの国境、標高2000mの山で産出された玄武岩の六方石。

地下深い所の高温のマグマが地表に流出し急激に冷やされ六角に割れた石で、岩盤浴によく使われているらしい。

遠赤外線も多く出るので、温泉と遠赤外線の相乗効果が望める。

Na・Mg・Ca-硫酸塩泉の源泉が注がれる手前の湯船は少々熱いめ。

この立ち寄り客の居ない時の静かな内湯は大のお気に入り。

しかし、朝、女性用になる奥の内湯で香るアンモニア臭には少々まいった。

特にカランの前の排水溝から匂う。

源泉にアンモニアが含まれているかどうか?成分分析表がないので分からないが、あの内湯だけで強い匂いを感じたのは何故だろう?

 犯人は誰かなぁ・・・?

デザイナーズ露天が併設されているが、まるで足湯のようで、これはいただけない。

2度泊まったが、この露天に入ってる人はほとんど見かけなかった。

朝、男性用になる手前の風呂の露天には一人用の湯船が2つあり、ぬるい目の源泉が注がれていて気持ちいぃ。 

笹濁りの湯から上品な硫黄臭が感じられ、いつまでも浸かっていたい。

残念ながら奥の浴室の露天風呂には、この源泉風呂はない。

夜中に男女が入れ替わる内湯なので、手前の湯船の時には楽しまなくちゃ。

家族風呂の料金は人気のバロメーターかな?

内湯は23時まで、朝は6時から10時までだが、家族風呂は一晩中入浴可能。

もちろん宿泊者は無料で、受付でフダをもらって中から施錠。

受付に人が居ない夜間、早朝は勝手に入る。

多分一番人気だろう「阿蘇火山の湯」へは何度か入った。

ここの湯だけが芒硝泉。

ぷ~んと薬品臭い香りを楽しむ。

「王者の湯」の湯口はライオン。

「たまちゃんの湯」はネコかな?と、思っていたら、一時人気者だった多摩川のアザラシたまちゃんだった。

他の「白鳥の湯」の湯口は、ちょっと気持ちの悪い白鳥。

シャンプー類は全て「馬油」製品。

立ち寄り客の多い風呂でこの「馬油」を置いているなんて珍しい。

そして、全てのカランから出てくるのは温泉。

多分、あのぬるい露天風呂と同じ湯だと思う硫黄臭のする湯。

入船の温泉は3種類の源泉が楽しめ、家族風呂めぐりもおもしろく、風呂には大いに満足。

 


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