串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
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吹屋-笹畝坑道

2010年03月28日 | 旅-中国・四国

吹屋の鉱山は、807年に発見されたと伝えられ、戦国時代には
尼子氏と毛利氏が争奪合戦を繰り広げたとか。

江戸末期に開発された笹畝坑道は、大正末期まで創業されてた。

ここは、内部の開けた場所ですが、閉所恐怖症の人にとっては辛いかも・・・。

坑道の入り口からしばらくは、腰をかがめて通らなければいけない。
ヘルメットをかぶる意味がよく理解できました。

通路脇の溝に、青白い水が流れています。

乳青色という感じのきれいな色合い。

水の発生源はここのようです。

ベンガラの原料であるローハは、この磁硫鉄鉱を30日間焼いて作ります。

人形が置かれていますが、驚きました。
女性の人形です。

劣悪な環境下、女性も男性に混じって坑道で働いていたのでしょうか?

それとも、色を添える意味?

でも、昭和の時代に、炭鉱で女性が働いていたというから、おかしくないか。

このハシゴを手で支えながら掘削したの?

坑内は年間通じて15度ほどの気温という。

見学不可の横穴もいっぱいあり、そういう箇所の有効利用ですねぇ。

坑内の見学を終わり外に出ると、露頭の見える所があるらしい。



ここなんですが、いったい、どれが鉱床か分かりません。

いやぁ、「笹畝坑道」おもしろかったです。

石見銀山の龍源寺間歩より見ごたえがあったように思います。

 


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