大阪の桜は満開だけど、町内の桜で花見を済ます。
新しいネタも無し。
途中でほったらかしにしていた八丈島でも。
ツアー客は必ず立ち寄るかもしれない服部屋敷跡。
初代は下田の出身。
二代目から代々島の官船のうち小舟方のお船預かりを
務め、莫大な資産を築いた服部家。
時は移り、今はその豪勢な家屋敷も観光客の郷土芸能を
披露する名所となっている。
古ぼけた案内板 ↡ には、そんな内容が。
ソテツの実?
極楽鳥花というんだ、ストレチア。
ストレチアという名前も知らなかったが、豪華な生け花
にはよく使われている。
空港でお土産に売られていた。
さて、服部屋敷での芸能の始まり。
いいなぁ、みんな黄八丈。
まずは樫立踊り。
江戸時代に流人や漂着者、江戸と八丈を往復した
御用船の乗組員達により伝えられた各地の唄や踊りを
島人達が八丈ならではの盆踊りにアレンジしたもの
と、パンフにあった。
感心したのは、この歌い手さん。
12種類の手踊りが演じられたが、全てこの方が歌われた。
かなりのご高齢だと思うが、赤ペラで次から次へと歌われる。
この八丈太鼓が聞きたかった。
二人一組で演じられ、片方はベースリズムを刻み、
もう片方は、リズムに合わせて即興で太鼓を叩く。
盆踊りや結婚式、宴会ではかかせないものらしい。
公演は朝の10時からで入場料350円。