串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

函館 料理旅館 池の端

2017年10月19日 | 宿-北海道

池の端は廃業してしまいました。

その跡地は宅地として売りに出てました。


 函館の料理旅館池の端

今までに何度か泊まっている。

施設は古いが料理はおいしく、温泉が凄い!

上は翌朝の写真で、チェックインは19:00前になって
しまったので
温泉は後回しにして、早々に夕食。

 いつもこの部屋。

他に宿泊客はいない。

すでに布団が敷かれていた。

広縁の隅に洗面所。

冷水も用意されていた。 

部屋に置かれた煎茶はおいしいが、ポットは旧式のもの。

 

部屋に入ってすぐの所にトイレがあるが、ウォシュレットではない。

トイレはこの写真の左側で、突き当りは部屋風呂。

かつては使われていたらしいが、私が泊まるようになった
時には、既に使われてなくて、今は施錠されていた。

濃い源泉なのでスケール除去に手を焼かれたのだろうか?

 夕食後さっそく風呂へ。

他に客はいないので、この男用の風呂を貸切で使った。

もちろん女風呂も自由に・・・。

足の踏み場もないボコボコの床。

慎重に歩かなければいけない。

見事な千枚田状態。 

 こちらは女風呂。

 男風呂の1/3ぐらいの大きさ。

 湯船が小さいから、浴槽の湯も高温になっていて
朝ぶろにはぴったり。 

湯面にはうっすらと油膜のようなものも見えた。 

昭和29年の分析表がかかっている。

谷地頭温泉 第五号井

今、この源泉を利用しているのは、ここ池の端旅館ともう1軒だけ。

そのもう1軒は商業施設ではないので、一般人は入れない。

分析当時は1100L/Mも出ていた源泉だが、今この湯に浸かれるのは、
ここ池の端旅館だけという貴重な温泉だ。

函館市営の谷地頭温泉もこの源泉ではない。

成分総計:26.291g/Kg 凄く濃い!

残念ながら立ち寄り入浴は不可。

食事をすれば入浴可能かもしれないが、未確認。

食事はこちらで。


北海道へ

2017年10月19日 | 旅-東北

2017.09.29 

ふる里をチェックアウトし、青森フェリーターミナルを目指す。

津軽SAで望む岩木山

厚い雲に覆われ頂上までは見えない。 

 手前に広がるリンゴ畑。

もう収穫時期を迎えているのだろう、いい色づき。

 青森フェリーターミナルに到着。

津軽海峡フェリーの海割ドライブというプラン利用。

乗用車定員まで何人乗っても航送料金込みで@14800。

Web限定で制限数もあるので、要注意。 

14:20青森港を出港。

 八甲田山も厚い雲に覆われていた。

船内はよく空いていて、揺れも少なく快適。

しかし、所要3:40は長い。 

唐の女官のモコシのように陽が海に降り注ぐ。 

 函館山も見えて来て、18:00函館港に入港。

これから北海道旅行が始まるのだが、なんだか疲れてしまって
気力も失せてきたように感じた。

本州内で2泊、走行1250キロ。

これで旅行は完結したような気分になってしまった。

やはり、北海道へはフェリーで入るべきだと思った。

 


四季彩の宿 ふる里の食事

2017年10月19日 | 宿-東北

食事は朝・夕共に食事処で。

さざなみという部屋に4組(3組だったかな?)。 

夕食は18:00と19:30から選べ、私達は18:00~。 

テーブル席なので楽だが、席に着くなりお鍋に点火された。

これは、もう少し後の方がいいんだが。 

野菜中心の前菜。

左手前のほおずきは、クリームチーズをサーモンで巻いたもの。 

お鍋は2種の中から予約時に選んでおく。

選んだのは鶏の塩鍋

もう1種は海の幸の豆乳味噌鍋

こっちも食べてみたい。 

 塩鍋との事だが、味は薄く私には丁度良い。

つみれもほとんど味がついてないように感じたが、素材が良いのかとてもおいしい。

 造りは岩手牛のあぶり、三陸産のマンボウ、殻を剝いた甘エビ。

 これで一人前。

岩手牛の炙り、あまりおいしくない。

初めて食べるマンボウはアワビのような食感。

甘エビ、食べやすいが、豪華さはない。

マイタケの土瓶蒸し。 

 焼き物は焼きナスの豚肉巻き。

タマネギの上にはきんぴらゴボウ入りの擬製豆腐。

甘めソースを絡めて一口でパクリ。

タマネギの辛さがソースとよくマッチしておいしい。

生ハムとリンゴをライスペーパーで巻いたもの。 

これも一口大で食べられるが、パクっと食べてはもったいないような深い味わいがあった。

洋皿はなかなか凝っていておいしい。 

天ぷらは柿、マイタケ、モロッコ豆。 

 ご飯のお友にわさびの茎と豚ひき肉炒め。

 椀の中身はなら茸とカイワレ。

お漬物は長芋の三五八漬けと芽キャベツの浅漬け。

彩りはきれいだが芽キャベツはちょっといただけない。 

デザートはマロンスティックと南瓜のケーキ。

煮リンゴでお口をさっぱり。 

皿数が多いので料理は多いように感じるが、全体量としては丁度良い量だと感じた。

しかし、鍋で結構お腹がいっぱいになった。

朝食は7:30~、8:30~どちらか。

昨夜と同じテーブルだが、窓の外はこんな庭だったんだ。 

ご飯のおかずが色とりどり。 

 

 

 半熟卵の下はマッシュポテトで、量も多くちょっと持て余し気味。

 お鍋が2種類。

相方は厚揚げの鍋、私は豚肉の鍋と二人の好みにぴったり。

 

 デザートもしっかり2種。

飲み物はセルフで。

いい宿だった。

いつでも入れる部屋風呂、部屋の備品類もよく揃っているし、食事も工夫されおいしい。

露天風呂付きおまかせ客室というプランで@15000とコスパも良い。

通常なら@19000だが、これだと我が家ではちょっと考えてしまう。

雪景色の中、春の山菜シーズン、季節を変えて又泊まってみたい。