串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

宿3題

2007年01月06日 | 宿-九州・沖縄

お正月2日から宿を3泊してきた。
四国愛媛県の小藪温泉、熊本湯の児温泉の「山海館」、
大分筋湯温泉の「喜安屋旅館」の3泊である。
いずれも、私の好みで選び、泊まるのを楽しみにしていた宿だ。

簡単に評価すれば、小藪温泉は二度と行かないだろう。
山海館は、近くへ行く事があれば又泊まってみたい。
喜安屋旅館も、もう泊まる事はないだろう。

何故そういう評価になったのか?
小藪温泉は、サービスまでは手が回らない、食事と寝床を
提供するのでせいいっぱい。
喜安屋旅館は、箱は立派だがソフト面ではまだまだ。
修学旅行客も入るという、どちらかといえば団体向きである
山海館がきめ細やかなもてなしで満足させてくれた。
詳しくは、各宿をアップした時に書きたいと思う。

この写真は、山海館の磯館
玄関の彫り物。


出水の鶴

2007年01月06日 | 旅-九州・沖縄

鹿児島県出水平野で越冬する鶴を見に行きました。
えさやりが始まる午前7時前、夜はまだ明けていません。

遠くのこんもりした森のあたりからは、ぎゃぁぎゃぁと鳥の鳴く声が聞こえますが姿は全然見えません。
昨日も来たという見物人は、「おかしいなぁ?昨日は、この前にたくさんいたのに・・・?」と、言いながらカメラを構えていると、その森からいっせいに飛び立つ姿が・・・。


       

 

見えました。凄い数の鶴が目を覚まし、これから朝のお散歩です。
今、越冬しに来ている鶴は15,000羽あまりとか。
群れをなして飛んで行く姿を見てヒチコックの映画「鳥」を思い出しました。









そのうち、いくつかのグループに別れ、きれいな隊列を組み、思い思いの方向に飛んで行きます。

整列して飛ぶのは、風の抵抗を少なくするためらしい。又、先頭のリーダーが疲れてくると2番手を飛んでいる鶴が先頭に来る・・・らしいです。これは、長旅での話しでしょうが。そうしているうちに雨が降り出してきたので、鶴見物はこれぐらいにして宿へ戻ることに。
 

 


出水に来る鶴は灰色をしていて、夜が明けないうちは鶴とは認識し難いと聞いていました。
確かに色までは確認できず帰途につきましたが、たんぼに降りて、エサを探している鶴を発見。
ちゃちなデジカメでは、この大きさで撮るのがせいいっぱい。
やはり丹頂鶴のような真っ白ではないようです。
これは、つがいのようですが、近くにいた少し小さい鶴は、子供なのか、ほとんど灰色一色でした。