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串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

妙見石原荘の風呂

2020年08月31日 | 宿-九州・沖縄

妙見石原荘にはかつて素晴らしい露天風呂があった。

以下は2002年の写真で、現在とは全く違います。

今は足湯になっているが、以前は貸し切り露天でした。

川辺に向かって下ると、かかり湯&洗い場があり。

その下に見える2つの露天風呂。

 

私が浸かっている湯舟はぬるめの湯。

右側の湯舟からあふれた湯が入っているようでした。

嬉しそうです。

ここまでは2002年の写真です。

次に訪れたのは2003年12月だったかな?ちょっとあやふや。

左手の湯舟は無くなっていた。

左手の湯舟は、天降川の上に張り出して作られていたらしい。

お役所から苦情が来るかもしれないという事で壊したとか。

そして、こちらの湯舟だけになってしまった。

ぬるめのあの湯舟、最高でした。

2002年8月妙見石原荘でお弁当を作ってもらい登った新燃岳

2011年の噴火でこの火口湖は消えてしまいました。

現在噴火警戒レベル2の新燃岳。

2020.07 今は足湯になってしまってた。

悲しくて見に行く気にならず、上からパチリ。

 

内湯は建物の中にはない。

玄関から外へ出て通路を歩いて行く。

18年前まで感じなかったが、今は遠く感じる。

途中に飲泉場があるが、飲む柄杓が年季の入ったもので
これで飲む気にはならない。

 

 

内湯や露天風呂がある天降殿に到着。

冷水、コーヒー、紅茶などのフリードリンク。

ちょっと暑くて、湯上り後ゆっくり座る気にはならなかった。

脱衣所にタオル、バスタオル完備。

お風呂には手ぶらで。

ここは大好きな風呂。

硫黄や石膏臭だろうか?湯の香りがいい。

手前の湯舟はサウナ用の水風呂。

そう冷たくないので、温泉でほてった体をこの水風呂で冷ます。

そして、又、温泉の湯舟へ・・・と、交互入浴を楽しんだ。

湯舟から湯が風呂場の入り口辺りに流れ出る。

黄色く見えるのは析出物。

熱交換機で適温にされた源泉がどんどこ注がれ、約60分で湯舟がいっぱいになるとか。

壁一面のレリーフは ↑ の方の作品。

男湯にも同じようなレリーフ有り。

湯舟に浸かり洗い場方面を見る。

大好きな内湯は以前と同じ、変わっていない。

 

天降殿の外へ出てしばらく行くと椋の木野天風呂。

浴衣が置かれていた。

女性用の湯浴み着として使うのだろう。

ワイルド過ぎて私は好きじゃない。

それに、少し上流の橋の上からはよく見える。

2002年の写真です。

現在、貸し切りの露天風呂は2ケ所。

こちらは無料の七実(ななみ)の湯。

 

 

こちらは有料(1000円)の睦実の湯。

入り口方面を見る。

掛け湯もドンドコ。

ゆるいスロープで湯舟へ

天降川へ張り出すような丸い湯舟。

木々の間から天降川が見え隠れ。

川を眺めようと湯舟の端へ。

うっ、底に葉っぱが沈んでいて、足に絡みついた。

気持ち悪い~。

これだけ木々に囲まれた露天風呂なら葉っぱが落ちて来るのは当然だけど、
底に沈むのは昨日今日落ちた葉っぱではないでしょう。

掃除、お願いしますね。

なんだか分からないような大きな虫の死骸も浮いていた。

川側と反対側に座るようなスペースが有り。

その中央から湯が注がれている。

脱衣場から円形の湯舟まで楽しい趣向の風呂でいいデザインだと思う。

湯量も豊富なんだから、毎日のように湯を抜いて掃除してもらえたら・・・。


妙見石原荘の食事

2020年08月25日 | 宿-九州・沖縄

妙見石原荘の食事です。

食事処は石蔵の地下1階。

石蔵の内部に入るのは初めてでちょっと楽しみ。

天降川に面したテーブル。

対岸の茶色いのは ↓ の垂れ流し源泉。

以前は石原荘の源泉ではなかったような・・・。

今は石原荘の8本ある源泉の一つらしい。

そばにアオサギの姿も。

捨てる程有り余る源泉、羨ましい温泉地もあるでしょうね。

さて、夕食です。

蓮の葉に盛られた八寸。

焼きナス、オクラにジュレ掛け。

炙ったハモが固いです。

ふんわり、柔らかいハモなのに、どうしてこんなに固いのだろう?

鹿児島といえば芋焼酎でしょうが、芋焼酎は苦手。

で、選んだのは米焼酎の球磨焼酎 吟香 鳥飼。

カラカラという酒器に2合。

ロックで頂きました。

雑味なく、す~っと呑みやすい。

うま~い。

家に帰ってから通販で購入した。

 

山芋を地鶏で巻いたもの、バイ貝、沢カニ姿揚げなどの前菜。

何故か沢カニの姿揚げが出てくるとガッカリする。

この歳になるとこれは珍しくもなく、安直で能が無いと思いつつガブリ。

刺身は天然カンパチと赤エビの昆布締め。

赤エビ、よく身がしまりおいしい。

太刀魚のおすまし。

柔らかい分厚い身でとてもおいしい。

キンメダイの青山椒焼き。

苦いゴーヤは好きじゃない。

すっぽんの煮こごり。

う~ん、味どうだったかなぁ?

そろそろお腹いっぱいで、もう味わって食べてなかったのかな?

もったいないやら、申し訳ないやら。

あん黒牛の炭火焼き。

あん黒牛って何?

味・・・?もう分からない。

〆はウナギ山椒ご飯。

 

抹茶のアイス最中。

この食事処の間仕切りがおもしろい。

 

 

 

こんな醤油差しあったなぁ。

よく集めたものだと感心。

ビー玉にカメラ。

 

朝食も同じ石蔵で。

手作りの豆腐

う~ん、地味なメニューだわ。

苦手なうるめイワシ。

手を付けない。

鹿児島のブランド米伊佐米

グループ毎に釜で炊いているが、そうおいしいとは思わない。

フルーツと飲むヨーグルト。

残念ながら食事は満足したとは言えない。

いい材料が使われているが、なんだか華がない。


妙見石原荘-1

2020年08月12日 | 宿-九州・沖縄

Peachの格安航空券で宮崎入り。

レンタカーを借りて、妙見石原荘神の郷温泉でのお泊り旅。

何度も来てるし、梅雨明けで暑い。

観光は無し。

でも、嘉例川駅は見た事がなかったので行ってみる事に。

もう30分程すれば列車がやって来るが、その30分が待てない。

ニャン子駅長は今年の7月に亡くなっていた。

まだ1ケ月も経ってない。

駅の周囲はきれいに整備されていて、東屋で老夫婦がお弁当を広げている。

のどかだなぁ。

車で60キロ程走ると水害で大きな被害が出ている人吉。

暑い中、後片付けにあたっておられるだろう。

のんきに大阪から遊びに来て・・・申し訳ないです。

実に17年ぶりだろうか?妙見石原荘。

確か、この石蔵が建った頃から来ていない。

今回のレンタカーはパジェットで借りたフイット。

格安料金なのに、走行3万キロ程で、まだきれい。

宿は直で予約したが、このレンタカーの予約はじゃらんで。

レンタカー会社直で予約するよりも安い上、
クーポンもあるので、随分安くなる。

左手フロント、右手は土産物コーナー、突き当りのロビーでチェックイン。

 

手造り羊羹がお着き菓子。

うっ、これは苦手な深蒸し茶

懐かしい廊下を通って客室へ案内される。

廊下の左側に客室が3~4室。

うん?一番安い道路側の部屋で予約したハズなんだけど、
この辺りは川側の部屋・・・???

空いているからと川側の部屋にランクアップして頂いたもよう。

部屋は浅葱(あさぎ)。

ガラガラ、部屋の戸を開けると広い玄関が目に入る。

以前もこの部屋に泊まっているので驚きはない。

部屋は2間続き。

主室の8畳間。

横の4畳半の部屋、元々は茶室として設計されたんだろう。

畳には炉が切られているようだ。

2人なら8畳の主室だけで十分。

こちらの部屋に座る事はなかった。

窓の外は天降川を挟んで雅叙苑

夜、かやぶき屋根の建物に明かりが灯ると、お客が入っているのが分かる。

逆に雅叙苑からも明かりの灯り具合で客の入りがわかるだろう。

もしかして、川側にランクアップしてくれたのは
そういう意図があるのかもしれないと邪推した。

以前、ここは雅叙苑の露天風呂だった。

今は使われてないのかな?

 

 

クレンジングと化粧水は、ドイツの温泉地バーデンバーデンにある
ビオドラガ社の製品。

クレンジング、良かったけどミキプルーンの扱いで、簡単に買えないわ。

浴衣は2枚共中サイズ。

相方には短い。

男女各1名とわかっているのに、どうして1枚は大を用意しないのだろうか?

湯上り後汗が引かず、浴衣は汗まみれ。

もう1枚欲しかったが、夜、ガーゼ生地のパジャマが用意されるので、
浴衣で寝る必要はない。

廊下にさりげなく置いてあればいいのになぁ。

帯はしっかりしたもので、足袋も付いていた。

置かれた煎茶はおいしい。

深蒸し茶ではなかったと思う。

大きな湯呑みは、私の好きな粉引。

 

有料飲料の他に冷茶が用意されていたようだが、
部屋に案内された時に説明はなく、気が付かなかった。

大浴場の他に露天風呂が3ケ所。

うち1ケ所が有料。

いずれも館内にはなく、天降殿という別棟にある。

翌朝、ロビーに看板ネコロブーが座っていた。

滞在中朝の早い時間しかお目にかからなかった。

もう日中は暑い。

涼しい早朝、ひんやりとしたこの床がお気に入りなんだろう。

客もまだ動かない時間だし。

朝、部屋の入り口に、青海波の古布に入った朝刊。

この宿、青海波の布がよく使われている。

 


2019.12宮崎旅(サンチェリー北郷の食事)

2019年12月18日 | 宿-九州・沖縄

食事は朝・夕共に食事処おび杉で。 

 

 この日、宿泊客は私達の他、男性が一人と計3名の食事。

広い食事処、静か過ぎてちょっと寂しい。

そんな中、給仕してくれる女性が明るく心和む。

 お品書きはない。

前菜にキッシュとは珍しい。

エビのから揚げ、パリパリ。

 

 刺身に大きなエビ。

宮崎牛、少々筋があったが、噛むと実に味わい深くおいしい。 

千切りにしたキャベツなどの野菜だが、細くてしゃきしゃき。

切り方、盛り付け方一つで、こんなにおいしく見えるなんて。 

 茶碗蒸し

 魚そうめんのお吸い物もいい出しがでている。

鶏南蛮には、柚子胡椒が添えられ、たくさんのタルタルソース。

鶏には甘辛い味が付いていてこれだけでもおいしいので、
タルタルソースは要らないような気がした
が、これが本場宮崎流なんだろうか? 

刺身も出たのに、カツオのたたきが・・・。 

                  

 お凌ぎだろうか?温かいオリーブ素麺が出た。

三輪素麺のように細くて、天かすを浮かべた汁とよくマッチしておいしい。

もうお腹がいっぱい。

この後、魚のアラ煮とご飯は断った。

 デザートは別腹で・・・。

食事は味付けもよく、私達には量も多過ぎるぐらい。

@13,500のスタンダードプラン、充分満足できる食事でした。

部屋に水は用意されてなかった。

お姉さん、ポットに氷と水を入れて持たせてくれました。

 朝の食事処

 

 手前のきんぴらゴボー、甘過ぎずいい味。

米は特においしいとは思わない。

鍋の湯豆腐はゴマたれで。

このゴマたれおいしくて、もう少し豆腐が欲しかった。

宿泊料金は一人¥13,500(税込み)とリーズナブル。

部屋に源泉風呂。

食事もおいしい、湯も良い。

そして人も優しい。

相方が帽子を宿に忘れた。

使い古し、色褪せた帽子だったので、宿からの電話に
「捨てて下さい」と頼んでおいた。

しかし、数日後、宿から送られてきた。

ありゃりゃ。

愛着ある帽子だったからと、相方は喜んでいた。

観光地ではないが、飫肥日南海岸などに近い。

宮崎へ行かれる方、是非、宿泊を検討してみてはいかが。

お勧めです!


2019.12宮崎旅(サンチェリー北郷の風呂)

2019年12月15日 | 宿-九州・沖縄

サンチェリー北郷の風呂です。

まずは部屋付きの露天風呂。 

 部屋の広縁から出、広いベランダのような場所に風呂がある。

長いポリバス。

私が湯舟に腰を下ろしても足が端に届かず、ズルズル。

ちょっと落ち着かない。

左手にある脱衣場に、緊急用の電話が備え付けてある。

 湯がいい!

つるつる感があり、好きな香りがする。

この匂いは・・・?

多分、臭素臭でしょう。

少し色が付いている湯だが、時間が経つと薄茶色になり、湯の華も沈殿。

 



 

                     

                     洗い場に屋根はない。

       雨降りの日は・・・?

       リンスインシャンプー、使えない。

                    フロントで借りるべきだった。

       ここで体や髪を洗うのは、今の季節寒い。

                    それは大浴場で。

 

 

 

ノズルで自由に湯量調節。

地下水を出す事はなかった。

使用後は開栓するらしいが、チェックアウトまで好きな時に
何度も入りたかったので、 湯を張ったままにしておいた。

ノズルは開けて湯はずっと掛け流しにしていたが、
少ない湯量だと浴槽内はぬるくなっていた。

ある程度の量を掛け流しにしないと湯温は保てない。

大浴場は21:00までと早く閉まるので、その後は部屋の露天風呂で。

こちらは大浴場。 

 ノーリターン10円のロッカー有り。

冷水が用意されている。

 湯気が凄くて鮮明には撮れない。

奥に扉が見え露天風呂があるような感じだが、露天風呂はない。

サウナ有り。

 一画に電気風呂有り。

小さい頃から銭湯で入り慣れてるせいか、電気風呂、案外好きです。

 夜は21:00まで、朝は7:00~と入浴できる時間は短い。

 こちらは3階のフロアーにある部屋毎の露天風呂。

 各部屋番号の戸を開けると・・・。

 こんな露天風呂が。

私の部屋付きの風呂と同じような感じ。

2階の部屋に泊まった人はエレベーターで3階に上がらないといけない。

ちょっと面倒かな。

何度も温泉に浸かりたいのなら、ベッド付和室岩風呂付の部屋がいい。

 駐車場の向こうには足湯もあり。

源泉名:北郷町R1号井、R6号井の混合泉 温度:48.5度 PH=7.2
Na=2017  K=47.4  Ca=39.7
Cl=1854  Br=6.3  HCO=2555
メタホウ酸=406.9  成分総計:7,005mg/Kg
ナトリウム-塩化物・炭酸水素泉

循環無しだが塩素消毒はされている。


2019.12宮崎旅(サンチェリー北郷のハード)

2019年12月13日 | 宿-九州・沖縄

リーズナブルな料金で源泉掛け流しの風呂が付いた部屋に泊まれる。

と、いう事で楽しみにしていたサンチェリー北郷

フロント横に風呂だけの券売機。

大浴場は地元民の銭湯のように賑わってます。 

 売店には近郷でとれた野菜や果物が並ぶ。

エレベーターで3階に上がり、専用露天付(和室)ベッド付という部屋。

部屋の露天風呂は洗面所を左へ行った所にある。 

8畳間にベッドが2つ。

掛け布団は巻き込んでない普通の布団。 

 片隅に小さなテーブルとイス。

テーブルの上に飫肥杉の薄板に書かれた歓迎の文字。

 広縁と思われる場所に洗面所とウォシュレットのトイレ(右手のドア)。

窓ガラスにはめ込まれたような鏡。

朝、結露で何も見えなかった。

窓からは、もう1軒の宿丸新荘が見える。

洗面台は広くて使い勝手が良い。

アメニティ、何もない!

って、思ったら下の写真で浴衣の前に。 

 

 

 左手、屋上風呂の箇所に各部屋の露天風呂がある。

私の部屋307号室は、部屋に露天風呂があるが、
それ以外は部屋を出て露天風呂へ行く事になる。

寒い時には辛いかも。

 1階にある101号、102号室には部屋に岩露天風呂があるらしい。

次回泊まるような事があるなら、この1階の部屋に泊まりたい。

フロントでレンタルできるが借りなかった。

でも借りておけば良かった。

部屋風呂のはリンスインシャンプー。

仕上がり、ごわごわ。 

 キーホルダー、ティッシュ箱、ランプシェード、全て飫肥杉で作られた物。

                  

 館内のアチコチに飫肥杉の製品が置かれていた。

 


2019.05長崎への旅-10(Alega軍艦島の食事)

2019年06月14日 | 宿-九州・沖縄

 Alega軍艦島の食事は朝夕共に1階のレストランで。

夕食は18:00~、朝食は7:30~。

 上は朝食時の写真で、もちろん窓の外には芝生越しに海が広がる。

 陽の岬会席という中間クラスの食事。

前菜4種盛りをこんな小さな皿にまとめないで
美しく盛れば豪華に見えるんだけどなぁ。

地魚の姿造りでこれは2人前。

有名な野母アジ、悪くはないけど、以前伊東温泉いな葉
朝食に出たアジほどおいしくない。

あれはよく活きていた。

あのアジを超えるアジは、未だ食べた事がない。

残念ながらいな葉は既に廃業。

 

洋皿はカモのサラダ仕立て。 

 豚肉と春野菜の蒸籠蒸し。

出来上がり。 

グラタンが出た。

このグラタン、実においしい。

嫌いだという相方の分までペロリ。 

                    

 茶わん蒸しや天ぷらも出て、もう満腹。

 

内容的には典型的な旅館料理だと思う。

味付けも悪くはなく、野母アジの姿造りという目玉もある。

あのグラタン、もっとアピール出来るのになぁ。


 

朝食のアジのみりん干しは肉厚でおいしい。

出し巻き卵、優しい味でもう一切れ欲しい。

ただ、ご飯がどうも炊きたてではない様子。

これだけのおかずなので、ふっくら炊きたてご飯が食べたい。


廃墟フェチではないし、世界遺産もそう興味がない私、
快適なホテル(快適でない部分もあったが)から遠く
眺める軍艦島で充分だった。

なんと言っても温泉が素晴らしい。

料金もリーズナブル。

長崎の南の端と結構遠いが、泊まるだけの価値はある宿だと思う。


2019.05長崎への旅-9(Alega軍艦島の風呂)

2019年06月13日 | 宿-九州・沖縄

Alega軍艦島の風呂は隣接する温泉棟。

ホテル内に宿泊者専用の風呂はない。 

宿泊者棟から温泉棟へ。 

こちらは立ち寄り施設の温泉館。 

右横に宿泊施設の建物がある。

立ち寄り入浴は10:00~21:00まで。

宿泊者は23:00までと朝は6:00~9:00まで。

敷地内に源泉が湧いているようで、排水が流れる床は
析出物で黄茶にコーティングされていた。 

排水口にいたってはこの通り。

カルシウム分が多い源泉のようだ。

さて、その温泉ですが・・・。

カメラ持ち込み禁止です。

しかし、撮らずにはいられない凄い源泉風呂。

お叱り覚悟に、この風呂を温泉ファンに贈ります。

上の写真、手前は源泉風呂

横に長い浴槽は加温・循環、塩素消毒。

源泉風呂に注がれる湯は30~32度の源泉。

ややぬるめだが冷たいという感じはなく、大浴槽で体を温めてから
入ると実に気持ち良く、温冷交互入浴が楽しめる。

チェックインした夕方、常連さんのグループが、まるで
井戸端会議をするかのように楽しんでおられた。

立ち寄り施設というよりは地域の銭湯になっている。

こんな湯に毎日入れる地元民は幸せだなぁ。 

 源泉の湯口。

湯船の縁はびっしりと析出物に覆われている。

炭酸泉という事だが、体に泡が付着するという感じはなかった。

 翌朝、湯船にはうっすらと膜が一面に。

源泉槽は毎日換水されている。

排水口のこの模様、気持ち悪いと思う人もいるだろうが、
濃い源泉である事の証拠だわ。

源泉名:野母崎海の健康村 新規源泉 温度32度 PH=6.5
地下1600mに源泉があり、400m地点から90~100L/M汲上げ

Na=157.8 Mg=290.1 Ca=406 Fe2=7.8
Cl=14.3 HCO3=3745 メタケイ酸=145 CO2=1078
成分総計は失念 含二酸化炭素-Mg・Ca-炭酸水素塩泉

全国的にみても珍しい源泉という事。

それに加えて、結構広い源泉槽を設けてあり
とても良い温泉施設だと思った。

長崎県でも南の端だが、温泉ファン、是非この風呂へ。

一度閉館になり、事業者が変わって再開されているようです。

しかし、このサイトで見る限り、温泉はすっかり変わってしまったような感じです。

この透明度から見ると、濾過されているのかな?


2019.05長崎への旅-8(Alega軍艦島)

2019年06月08日 | 宿-九州・沖縄

諫早眼鏡橋を見た後、長崎市内を通り野母崎を目指す。

 

ノロノロとしか進まない長崎市内の道路にウンザリするが、
そのお蔭で、数年前に図面を描いた信号柱が見れた。

Alega軍艦島 、おもしろいネーミングだこと。 

Alega軍艦島、残念ながら2019.12で一時閉鎖になります。

売却先が決まらず、いつ再開できるのかなどは不明。

 ホテル入り口の横に日帰り温泉館。

 建物は全てオーシャンビュー。

わずかに円弧を描いている。

 今宵の部屋は3階の洋室。

 エレベーターがすぐ近くにあり、その前のホールには
マッサージ機も置いてあった。

無料だったかな?

 エキストラベッドにもなるソファーが置かれた広い部屋。

照明がやや暗く、これが嫌いな私、和室も空いているので
部屋の交換も出来たが、この部屋でよい・・・と。

 いやに高いクローゼット。

片一方にはエキストラベッド用の布団一式が入っていた。

クーラーはよく効いたが、風が体にあたり不快で眠れない。

広縁、ベランダ付。

 ベランダからは遠くに軍艦島が望める。

しかし、ヤシの木がじゃまだなぁ。

 壁には軍艦島の紹介パネル。

きっとどの部屋にも掲げられているんだろう。

 電気ポットに冷水も用意されていた。

 バスとトイレ・洗面は同じスペース。

これ、嫌だなぁ。

 テレビの下に空の冷蔵庫。

テレビはBSも視聴可能、WiFiも部屋でOK。

なるほど、軍艦島は目の前。

季節によっては沈む夕日がきれいらしいが、
この日は曇り空で夕焼けさえ見れなかった。 

 

 明日から青森へ行きます。

目的はベンセ湿原に咲くニッコウキスゲ

しばらく更新はありませんが、Alega軍艦島の温泉は凄いです。

そのうちアップしますので、お楽しみに。

 


2019.05長崎への旅-6(青雲荘の風呂)

2019年06月05日 | 宿-九州・沖縄

 カメラ持ち込み禁止ではなかった。

風呂の写真は以前にも撮ってアップしているのに
撮らなきゃ・・・と、だれも浴室にいない事を期待して風呂へ。

ゆっくり温泉を楽しめばいいのに、なんて貧乏性なんだろう。

前回の記事はこちら

 

 

この木のベンチがあるカランが好き。

シャンプー類は馬油柿渋と、案外いいモノが置かれている。

洗顔も有り。

そしてカランやシャワーは止めるまで出続け、ストレスフリー。

立ち寄り入浴料金が880円と、少々高いと思ったが、
シャンプー類やカラン、それにタオル付、別の場所の露天もOK。

決して高くはない。

1000円以上とる旅館もたくさんある。 

 少々面倒なのが一度服を着て露天風呂へ行かなくてはいけない事。

しかし、宿泊者なら脱ぎ着簡単な浴衣なので問題無し。

是非、宿泊してこの湯を楽しんで欲しい。

 露天風呂は6:00~21:00まで。

内湯は一晩中入浴可。

ぐるり塀に囲まれ展望は無し。

浸かると足も見えない白濁だが、湯船の底にたまる
湯ノ花が舞い上がる訳ではなく、湯はよく混ざっている。 

 

眺めの良いお休み処もある。

食事の量をあまり食べない人向きの旬の食材を使った旬彩御膳プラン
という一番安いプランで、税込一人8850円とリーズナブル。

コスパ、ホスピタリティ文句無し。

豊富な湯量の温泉を楽しめ、私は大のお気に入り。

季節を変えて又泊まりたい宿です。 


2019.05長崎への旅-5(青雲荘の食事)

2019年06月04日 | 宿-九州・沖縄

前回、食事が豪華なプランで泊まり、多すぎる食事を持て余したので、今回は一番安いプランで宿泊。 

 なんだか寂しいお膳。

洋皿はマグロのカルパッチョ

 う~、刺身はこれだけ?

甘エビなんかどこでも食べられるけど、九州ならではのキビナゴもっと食べたい。

前回は五種盛りと多かった。

             

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      

 一人鍋は、雲仙豚の蒸し鍋。

ゴマたれで頂く。

これがおいしい。

料理の味付けはどれもおいしいと思う。

 茶わん蒸しに青菜の辛子和え。

 島原半島米のご飯はピカピカでおいしい。

少ないかな?と、思ったが、結構満腹になった。

 朝食はバイキング。

おかずも結構品揃いがいい。

残念だったのはパン。

前回は宿の焼きたてパンが何種類も並んでいたが、今回はこれだけ。

パン派の私は朝食のパンを期待していたのに・・・。

やはり、朝食は断然和食派が多いのだろうと思った。


2019.05長崎への旅-4(雲仙 青雲荘のハード)

2019年06月01日 | 宿-九州・沖縄

 青雲荘は二度目の宿泊。

リーズナブルな料金、温泉良し、部屋も快適、食事も悪くはない。

チェックイン時、玄関に男性が並び、誰かを迎える様子。

貴賓客でも泊まるのかな?と、思っていたら青雲荘の大きな観光バスが着いた。

期間限定の長崎~雲仙送迎プランの客だった。

公共交通機関利用の人にとっては、有難いプラン。 

 今回のレンタカーは、カローラアクシオ。

JALダイナミックツアーで2泊3日3000円という格安料金で借りれた。

 玄関前に白い花がいっぱい。

姫ウツギらしい。 

 看板犬デン助がお迎え。

 立ち寄り料金、案外高いなぁ・・・と、思ったけど、タオル・バスタオル付だし、風呂場のシャンプー類も案外いい。

妥当な料金でしょう。

ただ、露天風呂へは一度服を着て行かないといけないので、少々面倒。

 

 フロントの右に風呂場。

 

 西望・・・?

北村西望、長崎県出身、あの長崎平和記念像の作者の作品がロビーに展示されていた。

 

 客室は3~5階。

今回は504号室。

エレベーターに近くて便利。

                    

 部屋は8畳和室。

入口を入ると靴箱、姿見があるドアを開けると、ウォシュレットのトイレ。

その手前にクローゼット。

洗面所は別になっていて使いやすい部屋だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                  

 クローゼットの前を進むと、角に洗面所。

 広縁もある。

ちょっと殺風景な部屋。

布団敷きはセルフで。 

掛け布団、冬用と合い掛けが用意されていて、暑がりの私はもちろん合い掛けで。

早くもクーラーを入れたが、これもよく効いた。

 コンセントの関係か?電気ケトルはこの位置にあって、少々使いずらい。

お茶は煎茶のティバック。

冷水は用意されていない。

1階売店横に製氷機があったが、有料(100円)。

冷水さえ用意されていたら、ホスピタリティ最高なんだけど。 

東芝の冷蔵庫は空で、使うには左横のスィッチを押さないといけない。

気付かず、しばらく忘れていた。 

上下色の違う作務衣。

普段Mサイズの私でもSで良かった。

相方はフリーサイズ。

                    

宿のサイトを見てランドリーコーナーはないと思っていたが、2階にあった。

乾燥機60分100円と他より安い。

ただ、1台しか使えないようなので、サイトには記してないないのかな?


何度目だろうか?神の郷温泉

2019年04月01日 | 宿-九州・沖縄

 何度目の宿泊か?分からなくなった神の郷温泉

 今回も源泉掛け流し露天風呂が付いた離れD号室

正面右の戸を開ければ洗面所、シャワー室、露天風呂と続く。

 1年ぶりの宿泊だったが、以前と変わっているモノがあった。

宿泊者専用のヒノキ風呂の回りに塀が出来ていた。

敷地の一番端っこにある女性用浴室は、安全のため
女性宿泊者に鍵が渡され、入浴時は施錠するようになっている。

以前はこんな塀はなかったが、塀が出来たお蔭で安心感は増した。

こちらは共用開始前だが、足湯が作られている。 

宿泊者専用のヒノキ風呂の湯は、以前と同じ湯に感じた。

昨年訪れた時、こんな濁り湯ではなく、ちょっとがっかりした。

この湯でなくちゃ。  

食事はバイキング。

刺身が別に運ばれた。

これも、以前はなかったサービス。 

新鮮な野菜中心の夕食バイキング。

飫肥の厚焼きもお皿に乗った。

朝食も全てバイキングに変わっていた。

やっぱり何度泊まってもいい宿だ。

もっと近ければいいのに、大阪から宮崎は遠過ぎる。

昨年4月宿泊はこちら

夕食を会席プランした記事はこちら

離れB室での宿泊はこちら


霧島ホテルの食事

2019年03月27日 | 宿-九州・沖縄

霧島ホテルの食事は5階にある杉パレスで18:00~。 

 奥のホールアゼリアに案内され、入り口に近いテーブルで、
なんだか落ち着かない。

前菜にはタケノコの木の芽和え。

タケノコは我が家では初物。

手ナガ海老の唐揚げ、そら豆で挟んだ黄身・・・味は良い。

お凌ぎは酒寿司。

キビナゴ、もう少し食べたい。 

先附は桜エビ真薯蒸し。

結構手の込んだ、そして味付けも薄味でおいしい。 

大型ホテルなので食事は期待してなかったが嬉しい誤算。

桜島小みかんのチューハイを飲む。

甘口で呑みやすく、量もたっぷり。 

お刺身少量。

4切れはちょっとおかしいかもしれないが、
マグロ一切れ、カンパチ一切れで単価が変わってくるのでしょう。

まぁ、刺身苦手な私には適量でした。

カンパチ、活きが良かった。 

こちらは豚しゃぶ、二人分の大鍋。

だいぶ食べ進んだ画像ですが、野菜も肉もたっぷりで
これで満腹になってしまった。

回りのテーブルを見渡すが、大鍋があるテーブルは私達だけで、
見渡した全てのテーブルは一人鍋が用意されていた。

そういえば、JALで予約したプラン、大鍋となってたわ。 

宮崎や鹿児島の名物あくまき

こちらではあくまきにアラレを付けて揚げたものが
煮物風になっていて、珍しい食べ方で結構おいしかった。 

 真鯛の焼き物。

名荷の大きさから、鯛がどれぐらい小さいか分かります。

一口サイズだけど、老人にはこれぐらいで丁度よい。

牛肉もあったが、もうお腹いっぱい。

食事の終わりがけに食べる牛肉は重い。 

 普通ならご飯はパスするけど、山菜炊き込みご飯らしいので
ほんの軽く頂く。

しかし、これがいい味付けでおいしくて、もう少し食べたかった。

吸物にはハマグリと白魚。

イチゴティラミスのデザート。 

 はぁ、おいしかった~と部屋に戻ると、
布団が敷かれテーブルには折り鶴が。

朝食はホールアゼリアで7:30~。

7:00~だったかな?

まぁまぁの品揃えのバイキング。

黒豚シュウマイ、ころころの肉がたっぷり。

期待してなかった食事がよい味付けでおいしく頂いた。 


霧島ホテル

2019年03月24日 | 宿-九州・沖縄

2019.03.17 南九州への2泊3日旅。

目的は、1年ぶりの神の郷温泉

2泊3日の九州となれば、車では無理で飛行機利用。

いいのをみつけた。

JALダイナミックパッケージという往復の飛行機に
宿泊をセットするプラン。

いくつかある宿泊施設の中から1ケ所選び、後の宿泊は勝手に予約。

おまけにこの時はレンタカーも2泊3日¥3,000で借りれた。

フライトの時間も選べるが、いい時間帯を予約しようとなると
ツアー料金も高くなる。

最安値のフライト往復と霧島ホテルの泊まりで一人¥25,000程と安いぃ。

もう1泊は神の郷温泉を予約して、2泊3日の旅となった。

伊丹空港ではお気に入りの空弁を。 

今回借りたレンタカーはミラージュ

ETCカードが認識されないで困った。

貸し出し店へ電話し、カードを裏向けて挿入すると認識された。

借りる時に言ってよ~。  

霧島神宮に旅の無事を願ってお参りし、霧島ホテルにチェックイン。

広い駐車場に数名のスタッフが車の誘導をしておられる。 

部屋数も95室と多い宿だが、風呂が又大きい。

以前、立ち寄りで入浴しているが、今日は泊まりでゆっくり入ろう。

 部屋は東館の7階、8畳間。

 

 エレベーターからは一番遠い部屋で、嫌だなぁ・・・と、思いながら
部屋に入ると、なんと二方向に窓がある角部屋だった。

広縁のある窓からは駐車場がある庭園が見え・・・。 

もう一方の窓を開けると、そこに広がる百年杉の森。 

バス・トイレ・洗面が一室に。 

 

 アメニティは一般的。

 浴衣はS~Lサイズまで用意されていた。

足袋も付いている。

                     

 冷水が用意され、お茶は煎茶とほうじ茶のティバック。

部屋や備品には満足。

 これが有名な混浴の風呂だが、カメラの持ち込み禁止

宿に置かれた案内の写真です。

湯はこんなきれいなブルーではなく、やや白濁という感じ。

バスタオル巻きで入浴可能。

風呂の入口で、バスタオルを借りられる。

この大きな湯船以外に男女合わせれば20以上の湯船があり、
いずれの浴槽も掛け流し

5種類の泉質、豊富な湯量、多彩な風呂・・・温泉好きにはたまらない。

 しかし、長湯の苦手な私、いくつかの湯船に入るうち湯あたりしてしまった。

翌朝、百年杉庭園へ。

硫黄谷温泉の創始者堀切武右衛門が、今から百四十年前の頃
より治山の為に植林を始め、3代目館主が斧を入れないと決め
代々大切に育成されて来たもの。

樹齢100年以上という約3万本もの霧島メアサ杉が林立。

このメアサ杉は杉花粉が少ない品種らしい。

ミツマタが多く植えられ、今、まさに開花中。