ぶらり東京~23区巡り~

東京23区をぶらりと歩いた記録です。
が他にもいろいろ出歩いてますけど

東京→夢の下町(Ⅳ)

2008年05月12日 | 都バス
長きに渡って連載してきた「東京→夢の下町」シリーズもこれで最終回
2回にまとめるつもりが予想以上のボリュームとなってしまいました
このバス路線はそれだけ見所満載だと言えるのではなかろうか

では「浅草雷門」から再開
かつては東京一の繁華街のポジションに君臨していた
(その証拠に初の地下鉄が浅草⇔上野で開通した事に関係している??)
新宿、銀座、お台場などに押され気味の印象ですが大勢の観光客で賑わっている。



大多数の人はこの雷門をくぐり仲見世を抜け浅草寺へお参りにいくと思います。
浅草のシンボルとも言える雷門とは「風雷神門」の省略形
裏側にはちゃんと正式名称が書かれています
まず正式名称で呼ぶ人はまずいないと思いますがね
 
そして提灯の左に「雷神」右に「風神」が安置されている。
 

今回は浅草寺をスルーして裏手にある浅草神社へ
どうしても浅草寺に目が向かいがちですがここだって忘れるわけにはいきません
特にこの時期は・・・

江戸末までは仏と神の区分は曖昧であったが
明治政府の神仏分離により浅草寺とは別々となりました。
尚、国の重要文化財に指定されています。

浅草神社は別名、三社様とも呼ばれている。
ピンと来た方は今から祭りの血が騒いだりしてるんだろうな
三社とは創建に携わった土師真中知、檜前浜成・武成の三方を指しています。

今年の三社祭は5/16、17、18に開催されるそうです
これらの神輿が大活躍するのも今週末ってことになりますね
縁起の良さそうな代物なので賽銭箱に小銭を入れました。


唯一、車中から撮った写真
午後になり熱心なバス好きの方もいなくなり空いてきたので
この緑の橋は隅田川に架かる厩橋(うまやばし)
由来は馬に関係している
(詳しくは又の機会に・・・最近このパターンが多い??)



「両国駅前」停留所に到着
両国=相撲ってくらいそのイメージが強いですね
5月場所も昨日、初日を迎えました。
あのヒール横綱が負けてアンチはさぞ喜んでいることでしょう
国技館通りには小さな力士像がいくつか設置され街が相撲を盛り立てている。
 

国技館とは逆方面にある回向院へ(えこういん)


ここは相撲と切っても切れない縁があります。
詳しくは↓
相撲~国技館の変遷~

ここには「ねずみ小僧」の墓があります
最近じゃ受験生に人気のスポットと化している。
その理由は大名屋敷にスルリと盗みに入った事からスルリと志望校に入れますように
こじつけにしか聞こえませんが・・・自分も受験生ならきっと同じことすると思う。
白い石を削って持っていくのが流行っているようです。




最後の区間(両国駅前⇒都営両国駅前)だけは徒歩にした。



停留所の目の前には江戸東京博物館があります。
東京→夢の下町の紹介はこれにて終わりです。
東京都交通局の局運を掛けた(?)路線だけあって中々良かったです
欲を言えば下町らしい場所がもっと入っていればいいんですが
例えば、谷根千、門仲、月島など

こうしたバスの一路線を巡るのは前々からしてみようと思っていて
「東京→夢の下町」が開通したことで初めて本格的に試みたわけなんですが
けっこうはまりました
年2回程度の恒例企画としたいものです。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
観光気分 (下町ウォーカー)
2008-05-15 23:25:38
お久しぶりです、ぶらり東京さん。
このバスに乗っているだけで
どこか観光気分になれるような気がしてきますよね。
しかもお洒落なところもいい~。
もちろんぶらり東京さんの名ガイドぶりも良かったですよ。

そうそう、わたしも宝くじや馬券を買う前に
このねずみ小僧の墓にお参りしてから白い石を削ってきます。
両国界隈では、ギャンブラーたちからも支持されているスポットでね。
「あの石のご利益(効き目)がありましたよ!」
って、いつか言ってみたいなぁ~(笑)
返信する
運の向上 (ぶらり東京)
2008-05-17 15:26:15
下町ウォーカーさん、こんにちは

バスのデザインは今までのと比べると斬新でお洒落ですね
路上から多くの人が目がテンになるのを目撃したので
それだけ注目の的だった気がします。

ねずみ小僧はギャンブラー運も向上させるんでしたね
最近はまっているtotoBIG
次行ったら白石を削ったその足で買おうかと思います。
どちらが先にご利益の報告ができる楽しみですね。
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