ぶらり東京~23区巡り~

東京23区をぶらりと歩いた記録です。
が他にもいろいろ出歩いてますけど

社会科見学~いざ防衛省へ潜入~

2008年06月04日 | 新宿区
特別企画として土曜日に防衛省の見学ツアーが開催されました。
その情報をキャッチして速効申し込みをしました。
普段決して入れないところを見てみたいと思いますもんね!!
(月~金の平日であればいつでも実施しているようです)


午後の部(13:30~15:45)に参加
(100名の公募でしたが参加人数は81名)
【コース】
正門→儀仗広場→市ヶ谷記念館→厚生棟→屋外ヘリ展示場→メモリアルゾーン→正門



敷地内の地図、ちょっと小さいですがイメージは掴めるかなと
約23ヘクタールに約1万人の職員が働いているそうだ。
塔もあり広い敷地内に多くの建物がある地図を見ると寺社の伽藍配置を想像してしまう。


尚、庁舎内以外の写真撮影は自由であるのでありがたいですね。

まずは儀仗広場にてA、B、C棟の説明を受けました。
ここでは割愛します。

そして市ヶ谷記念館へ向かう途中に今日ここに行きます。で載せた塔があります。
遠くからは頻繁に見てきましたが見上げるような至近距離で見れてちょっと感動です。
高さは220mもある、役割は通信鉄塔です。


このツアー最大の見所である市ヶ谷記念館に到着。
館内では防衛省の歴史に関するビデオ鑑賞もあります。

敷地内の別のところにあったのを歴史的建築物として移築・保存をしたそうです。
戦後は歴史の表舞台となり生き証人となっています。
(詳細は後述)

この建物は1945年8月に米軍に接収されました。
そして極東国際軍事裁判所(東京裁判)の法廷として使用され
いわゆるA級戦犯などの被告人に対して判決が言い渡された。

外観ばかりでなく内部も忠実に復元をしている
教科書に載るほどの戦後史を自らの足でそして眼で更に言えば五感から感じ取れるものがある
ここに来れば戦争を知らない世代でも今の平和のありがたみみたいのを感じれることだと思う。

ガイドさんの説明の記憶を必死に思い出していますが
床も当時のまま移築されているそうです。
照明は中身の白熱灯以外も当時のまま。
 

またここは三島由紀夫が割腹した事件の舞台でもある。
立てこもりをした旧陸軍大臣室もそのままある。
将校がもみあって三島由紀夫が振り回して付けた刀のキズがコレ
全部で三箇所ありました。


厚生棟は職員食堂などがあり自販機の飲料が80円であったことに驚きました。
なんとスタバもテナントして入居
ここでしか買えないタンブラーがあるみたい、コレクターはこのツアーに参加するしかないですね


次は屋外ヘリ展示場へ
ある意味ここが一番盛り上がったようでした。
いったいどんな人がこのツアーに参加するのかと思っていたら
けっこう軍事マニアの方達がいました
ガイドさんも困るような質問が飛び交っていたし(笑)


いよいよツアーも最後のメモリアルゾーンとなりました。
自衛隊殉職者慰霊碑(↓)を中心に様々な碑が設置されています。
時間の都合ですべてを見るのはほぼ不可能なほどです。


国民の信頼を失ってきた防衛省でありますが
少なくてもこのツアーの参加者からの信頼は回復させる効果はあろうかと思います。
コストをかけて広報活動するのだから省側からしても見返りがないとね

天候は最悪、体調も思わしくない中でのツアーでしたので
空も体も順調な時にもう一度参加したいと思います。



↑楽しめたら↓クリックお願いしますね
にほんブログ村 地域生活ブログ 東京情報へ